「『1日30分勉強する』って約束したのに全くしていない」
「『スマホ使用時間は1時間まで』って約束したのに守らない」
「『絶対やる』って始める習い事が続いたためしがない」
「約束を破る子供に、どう叱ったらいいかが分からない」
私たちえーるには、このようなご相談が多く寄せられます。
ここでは、子供が約束を守れない(守らない)原因について、また、約束を破った時の叱り方(伝え方)、さらには、子供が自然に約束を守れるようになる為の方法についてお話しします。
子供が約束を守れない原因と叱り方
「『宿題が終わった後にゲームをする』という約束を守ってくれない」
「『絶対するから』と申し込んた通信教育も三日坊主になっている」
「『自分が世話をする』と飼い始めたペットの世話も、今では親の仕事」
このように、約束を守ってくれない子供のことを「だんだん、子供を信用できなくなってきた…」このように言われることがよくあります。ここでは、子供が約束を守らない(守れない)原因を3つ、さらに上手な叱り方(伝えかた)についても、3つご紹介したいと思います。
親の意図が、ちゃんと子供に伝わっていない
例えば、お子さんが遊びに行く時に、お母さんが「18時には帰ってきなさいよ!」と言ったとします。それなのに子供は、18時になっても帰ってこない。そんな場合、もしかするとお子さんは「なぜ18時に帰ってこないといけないのか?」ということを、深くは理解できていないかもしれません。
お子さんは「もうちょっとだけ友達と遊んでたい」 ただ、それだけの理由かもしれません。
ですが、小学生くらいのお子さんをもつお母さんが、最も心配しておられることは、「暗くなると交通事故にあうかもしれない。子供が犯罪や事件に巻き込まれるリスクもある」ということだと思います。
約束の時間を破って遅く帰ってきた子に対して「何で約束守らんの!18時までに帰りなさいって言ったでしょ‼」と叱ったとします。しかし、そんなお母さんの思いも、お子さんにはそこまで伝わっていないかもしれないんです。
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叱り方(子供が素直に聞きやすい言い方)
「暗くなると車が(車から)見えにくくなるし、もし交通事故にでもあったらお母さん悲しいから明るいうちに帰ってきてね」「最近夕方暗くなってから子供が巻き込まれる事件が増えているから、最低でも〇時までには帰っておいでね」というように、どうして約束の時間に戻らないといけなか? という理由を明確に伝えるようにしましょう。親が安心したいから怒っていませんか?子供のために言っているという言い方をすれば、子供もちゃんとわかってくれるのではないでしょうか。
約束内容が子にとって厳しい、または一方的になってる
例えば、「2時間勉強したら、ゲームしてもいいよ」と言ったら子供は「わかった」と返事しました。お母さんは、約束したので、ちゃんとするだろうと思っていても、子供は一向に勉強を始めません。
もしかすると、お子さんは「2時間も勉強なんて無理だし…ゲームするなってことやん」このように思っているかもしれません。特に、勉強が苦手な子(嫌いな子)にとって、長時間の勉強するのは、かなりしんどいことなんです。
その子の学力や集中力を見極めて、少ない時間の勉強からさせるほうがいい場合があります。
もし、その子にとっては無理な注文だったり、一方的な押し付けになってしまうと、その場では約束したとしても、だんだん守れなくなる可能性が高くなってきます。
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叱り方(子供が約束を守りやすくなる言い方)
「30分勉強したら、ゲームを30分だけしてもいいよ」と言ってみるのはどうでしょう? 最初はこのくらいからスタートさせると、意外と始めやすいという子もいるようです。さらに、「2時間勉強したら、ゲームも1時間OK」という具合いにします。
実際、この方法で、「子どもがゲームを2時間したい一心で、勉強を2時間するようになった」そんなお母さんからの報告も、私たちには届いています。
ただ注意点としては、平日は特に寝る時間が遅くなると寝不足になってしまい、次の日の授業中に眠くなって本末転倒なので、寝る時間だけは気を付けましょう。
発達障害があって約束を守ることが難しい
私たちえーるには、ここ数年『発達障害の症状でお困りのご家庭』から寄せられるご相談が多くなっています。
そんな方から
「せっかく学校の課題をしても、提出ができない」
「うちの子、時間を守るのが苦手で遅刻してばかり」
このように、発達障害ならではのお悩みを沢山聞いています。(※親御さん自身が、お子さんが発達障害ということに気づかれていないケースもよくあるようです。)
特にADHDのお子さんに多く、
「時間が逆算できないため、遅刻してしまう」
「集中してしまうと、他のことに気がいかなくなる」
このようなことから、『約束を守れない』というレッテルと貼られてしまうことがあるようです。
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叱り方(発達障害のお子さんへのサポート)
発達障害のお子さんには、叱るのは逆効果になるのでとにかく親御さんは、お子さんの症状(発達障害の特徴など)をよく認識して、理解して一緒に対策を立ててあげましょう。
例えば、遅刻ばかりしてしまう子には、アラームを早い時間に設定したり。スヌーズ機能を使って何回もアラームが鳴るようにするなど、アドバイスをしてあげましょう。
とにかく、周りの人が発達障害について理解を深め、広い心で接してあげると、お子さんは安心してくれるはずです。
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「自然に約束を守れる子」になるための3つのこと
では、約束を守れる子になってもらうた為にできることはなんでしょうか? ここでは、お子さんが自然に約束を守れるようになる為の3のつの方法をお伝えします。良かったら参考にしてみてくださいね。
子供も納得できる約束を、一緒に決めること
例えば「こうしなさいね!いい?」のように、半分押しつけ状態の約束をすると、子供は自分で決めたことではないので、納得していないかもしれません。特に、小学生以上は自我が強くなるので、「イヤイヤやらされている」と、ちょっとでも不満があると、最初は守っていても長続きせずに、しなくなってしまうかもしれません。
約束が一方的にならないように、子供がきちんと納得し、しっかり飲み込める決めごとにすることが大切です。そのためには、最初は特に高望みせずに、「これならできる」「守れそう」と思えるような約束ごとを決めていきましょう。
子供が約束を守った時は、評価してあげましょう
小学生や中学生くらいの年齢の子は、お母さんに認められたい、褒められたいと思っているものです。約束を破った時はめっちゃ怒るのに、約束を守ってもお母さんの反応が薄いと、お子さんはどう思うでしょうか?
「ちゃんと守っても何も言ってくれないんや」と不安になっていく子もいるようです。
「えらいやん」「ちゃんとできてるね」という一言だけでもいいんです。大好きなお母さんに、認めてくれたということさえ伝われば、お子さんはまた約束を守ろうと思うものなんです。特に幼い頃や小学生の頃に「約束を守ることの大切さ」をハッキリ認識することができてば、お子さんは中学、高校、大人になってもその教訓を守っていくはずです。
ちゃんと守っていたら、見逃さず声をかけてあげ、約束を守ることへのモチベーションを上げてあげましょう。
親御さんも必ず約束を守るようにしましょう
お子さんは親御さんの言動、行動を見て育っています。そんな親御さんが、もし、お子さんとの約束を破るとどうなるでしょう?
これは、あるご家庭から聞いたお話しですが、
「次のテストで〇点以上とれたら任天堂switchを買ってやる」とお父さんが言いました。本人はそれをよく覚えており、頑張ってテストでその条件をみごとクリアします。それなのに、お父さんは「そんなこと言ったっけ?」と買ってあげませんでした。お子さんは「せっかく頑張って〇点とったのに」「お父さんは嘘つき…」このようにショックを受けるだけでなく、お父さんへの信用は下がってしまったのです。
お父さんお母さんは、お子さんにとって一番身近なお手本となる存在です。お子さんに最低限の約束を守ってもらおうと思えば、親御さんもご自身の行動には最低限の注意が必要ではないでしょうか。
家庭教師のえーるがお役に立てること
「本人が『絶対する』って始めた習い事も続いたことがない」
「『塾に行きたい』って言うから行かせたのに宿題もしない」
このように、「次こそは」と期待して色々習わせてきてけど、いつも子どもに裏切られてしまい「もう、この子にいくらお金使ってきたか…」そんなお母さんからのご相談も多くいただきます。
親が言っても子どもがナメてるし、甘えもあるから。
うちの子、年齢が近い家庭教師の先生から言われたことは、ちゃんと守ると思う。
このような理由から家庭教師を検討される方も多いんです。
実際、えーるで教えているほとんどの児童、生徒は、家庭教師の先生との約束をきちんと守ってくれています。えーるの先生は、大学生でお子さんと年齢が近くて親しみやすい、それでいて程よい緊張感もあるからなのかもしれません。
親御さんと家庭教師の先生でコミュニケーションをとって、お子さんを「約束を守れる子」になるように後押ししています。家庭教師の指導を通じて、お子さんが勉だけではなく、約束を守ることの大切さも学んでもらえればと考えています。
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