

うちの子、あんなに一生懸命勉強しているのに、テストの点数が上がらない…
そんなお母さんのモヤモヤの正体は、実はお子さんが陥っている「分かったつもり」という状態にあるかもしれません。 この記事では、真面目に頑張るお子さんが無意識にハマってしまいがちな落とし穴の原因を突き止め、「分かった」を「自力で解ける」に変えるための具体的な対策や、解決事例についてご紹介します。
がんばっているのに結果が出ない本当の理由
「夜遅くまで机に向かっていたのに、返ってきたテストの点数を見てガッカリ」
「学校から帰ってきて『バッチリわかった!』って言っていたのに、家でやらたら全然解けない…」
お子さんが一生懸命に勉強している姿を一番近くで見ているからこそ、それが結果に繋がらないとき、お母さんとしても歯がゆくてやりきれない気持ちになりますよね。
実は、このように努力が空回りしてしまっているとき、お子さんの脳内は「分かったつもり(=表面だけ理解した状態)」になっている可能性が高いのです。
「授業を理解すること」と「自力で解けること」の大きな壁
塾や学校の先生の解説を聞いて「あぁ、なるほど!」と納得すること(インプット)と、いざテストのときに自分一人の力で正解を導き出すこと(アウトプット)の間には、想像以上に大きなズレがあります。
本人は嘘をついているわけではありません。ただ、「やり方を見たから、もうできる!」と勘違いしてしまっていることがよくあるのです。
ここからは、お子さんがハマってしまいがちな「分かったつもり」の正体と、その高い壁を乗り越えるための具体的な解決策を一緒に探っていきましょう。

【要注意】子どもが知らずにハマる「分かったつもり」3つの落とし穴
「授業で理解しているはずなのに、なんでテストになるとできなくなるんやろう?」
このように疑問に思われるお母さんも多いはずです。実は、お子さんが無意識のうちに「分かった気」になり、勉強をストップさせてしまうのには、大きく分けて3つの原因があります。
①「一刻も早く勉強を終わらせたい」という焦り
「早くワークを終わらせてしまって、ゲームしたい!」
「とにかく勉強が苦痛なので、その場を早く切り抜けたい…」
そんな心理が働くと、お子さんは答えを丸写ししたり、解説をチラッと見て「うん、もう分かった!」と自分に言い聞かせて、次の問題へと進んでしまいます。これは表面上の文字をただ追いかけただけにすぎず、テストで少し数字やひねりが入った問題が出ると、たちまち手も足も出なくなってしまいます。
② 手と口を動かさない「見るだけ・聞くだけ」の受け身学習
学校や塾のわかりやすい授業をじっと聴いたり、色ペンを使ってカラフルで綺麗なノートを作ったりすると、それだけで「ものすごく勉強した達成感」が得られます。しかし、これはただの「インプット(情報の受け取り)」に過ぎないのです。
③「どうしてその答えになるのか」を言語化できない
学んだ内容が本当に自分の力になっているかどうかを見極める一番の方法は、「学校の先生やお友達に対して、その問題の解き方をスラスラと解説できるか」です。 もし、やり方を聞かれたときに「ん-、あれ?どうやったかな…」と言葉に詰まってしまうのであれば、それはまだ知識が頭の中でバラバラになっていて、完全に自分のモノにできていない証拠です。
もう空回りしない!「分かった」を「自力で解ける」に変える3つの特効薬
お子さんの脳内にある「分かったつもり」をしっかり引き出して、テストの点数に直結する「本当の実力」に変えるためには、ちょっとしたコツが必要です。今日からお家で実践できる具体的なアプローチを3つご紹介します。
対策①:お母さんが生徒になり「教えて!」と聞いてみる(アウトプット)
もし時間にゆとりがある時は、ぜひお母さんが生徒役になり、お子さんに「この問題、お母さんわからへんから教えて?」と優しく声をかけてみてください。 人に説明しようとすることで、お子さんの頭の中で知識が整理されていきます。「言葉にできて初めて、本当に理解できた」という実感が湧き、脳への定着率が驚くほどUPするでしょう。
対策②:「忘れた頃の1週間後」に、あえてもう一度解かせる
問題を解いた直後に、もう一度やり直したら解けるのは、単に「答えを覚えているから」というケースがほとんどです。これだとテストの日にはさっぱり忘れてしまいます。 本当に実力がついたかを試すために、あえて「1週間ほど間隔をあけてから」同じ問題をノーヒントで解かせてみましょう。そこで手が止まらずスラスラ正解できれば、本物の知識として脳に定着した証拠です。
対策③:あえて少しだけ「ひねった問題」で揺さぶりをかける
お子さんが「もう分かった!」と言ったとき、それをそのまま鵜呑みにせず、あえて少しだけ「ひっかけ問題」を差し出してあげましょう。
例えば、算数なら「じゃあ、もしここが『引き算』に変わったらどうなる?」と聞いてみたり、国語なら「どうしてこの言葉がここに入るの?」と、ちょっとした変化球を投げてみます。
この小さな揺さぶりを自分の頭で考えてしっかりクリアできたときこそ、本当に100%理解できたということです。
「ひっかけ問題に騙されへんかったやん!」と思いっきり褒めてあげることで、ゲーム感覚で楽しみながら「本当の実力」をお子さんの脳に染み込ませていくことができます。

まとめ:正しいやり方を知れば、子どもの努力は必ず形になる!
「どれだけ頑張っても、なかなか点数が良くならない…」
とお子さんが心を折ってしまい、勉強が大嫌いになってしまう前に、ぜひお家でのサポートを少しだけ変えてあげてください。
今回のポイントをもう一度おさらいすると、大切なのは次の3つです。
- 「眺めるだけ」の受け身ではなく、「手を動かす・声に出す」勉強に
- 「なぜこの答えになるのか?」の理由を、自分の頭で整理する癖をつける
- お母さんは一歩引いて、「これどうやるの?」と聞いてあげる
がんばり屋のお子さんだからこそ、ちょっとした「コツ」を掴むだけで、これまでの努力がしっかり点数へ結びつくようになるでしょう。
「あ、本当に解けた!」という小さな感動が自信に繋がり、机に向かうお子さんの表情もきっと明るくなっていくはずです。
ご家庭の声
中学3年生になり、受験への焦りもでてきて、娘はよく塾で遅くまで勉強していました。塾の先生からも『授業中はしっかり理解できていますよ』と言われていたので私も安心していたのですが、模試やテストの結果を見ると、点数が全く伸びていなかったんです。 『あんなに毎日机に向かっているのに、なんで結果が出ないんやろ』と、娘も私もすっかり精神的にまいってしまい、えーるさんにすがる思いで相談し、女性の家庭教師の先生に来てもらうことにしました。来てくださった先生は、娘が『分かった』と言った問題でも、『じゃあ、この問題をどう解くか先生に解説してくれる?』と優しく言ってくれました。
最初は『えっと、…あ、あれ?次どうやるんだっけ…』と言葉に詰まったり、しどろもどろでした。それでも 先生は、娘が言葉に詰まっても決して急かさず、『大丈夫、そこまでは大正解!じゃあヒント出すね』と、温かく寄り添って丁寧に教えてくださいました。
自分の言葉で何度も解き方を説明するうちに、頭の中の知識がみるみる整理されていったようで、娘は『あ!そうなんや。本当に意味分かったかも!』と、スッキリした笑顔が飛び出しました。
それから数ヶ月後のテストでは、いつもなら『分かったはずなのに解かれへんかった…』と悩んでいた応用問題も、しっかり自分の力で正解できるようになりました。ただ時間をかけるだけの苦しい勉強から、本当の意味での『できる楽しさ』を教えてくれたえーるの先生には、感謝しかありません。このまま受験まで、娘をお願いします。
中学3年生 Wさんのお母さんより
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