「分かったつもり」が引き起こす問題とは?

授業では理解できたはずなのに、家で一人でやってみるとわからない…

問題集も解けたから大丈夫だと思ったのに、テストでは解けない…
私たち家庭教師のえーるには、このようなお悩み相談がよく寄せられます。授業や解説を聞いた瞬間は「わかった!」と思っても、いざテストなど、自分で問題を解こうとしたら手が止まってしまう。これを私たちは「分かったつもり」と呼んでいます。
「分かったつもり」は、お子さんが一生懸命勉強しているにもかかわらず、努力が結果に結びつかないもったいない状態です。例えば、数学の公式を暗記したつもりでも、応用問題でどの公式を使えばいいか判断できなかったり、英語の文法を理解したつもりでも、長文の問題がでた時にさっぱりわからないなど。この状態が続くと、お子さんの自信を失わせ、勉強への意欲を低下させる大きな原因となります。では、なぜ「分かったつもり」に陥ってしまうのか? 次に、3つの原因についてご紹介します。
【危険信号】「分かったつもり」に陥る3つの原因
理由① 早く終わらせたいという心理
「勉強は早く終わらせてしまって、ゲームしたい」
「ちゃちゃっと宿題を済ませて、YouTubeの続きみたい」
そんな気持ちから、プリントや問題集の答えをざっと見て「こんな感じかな」と納得してしまう。これは、特に勉強が苦手なお子さんによく見られる傾向です。
本当は理解していないのに、表面上だけをなぞって次に進んでしまうため、テスト本番で応用問題や、ひねった問題が出てくると、対応できなくなってしまいます。特に、テストの解き直しをせずに次の単元に進んでしまうお子さんは要注意です。
理由② インプット中心の勉強法
授業を聞いたり、教科書を読んだりする「インプット」ばかりに頼っていると、「分かったつもり」に陥りやすくなります。
脳は、一方的に情報を受け取るだけでは、それを深く記憶したり、使いこなせるように整理するのが苦手です。本当に知識を定着させるには、学んだことを自分の力で「アウトプット」する作業が不可欠です。インプットした知識が「使える」知識として定着しないと、一人でする時に、力を発揮することはできません。インプットとアウトプットはセットでしないと力はつかないのです。
理由③ 自分の言葉で説明できない
本当に理解しているかどうかは、「自分の言葉で説明できるか」で判断できます。 例えば、数学の問題を解く手順や、理科の実験結果の理由などを、誰かに説明しようとしてみてください。もし言葉に詰まったり、とんちんかんな事を言ってしまうなら、それはまだ「分かったつもり」の状態かもしれません。
これは、脳が知識を体系的に整理できていない証拠です。知識を「なぜ?」という疑問と結びつけ、自分の中で納得できるまで掘り下げることが、真の理解につながります。次に、「分かった」を「できる」に変える3の対策を具体的にお伝えします。

もう失敗しない!「分かった」を「できる」に変える3つの対策
対策① 誰かに説明してみる
学んだ内容を親や兄弟、友達などに「教えてあげる」ことで、自分の理解度が明確になります。説明する過程で「あれ?ここは、なんでこうなるんだろう?」と疑問が生まれ、それが本当の理解へとつながります。「教える」というアウトプットは、最も効果的な学習方法の一つなんです。
対策② 時間を置いて解き直す
問題集を解いたら、すぐに答え合わせをするだけでなく、1日、または1週間ほど時間を置いてからもう一度解いてみましょう。時間を置くことで、短期的な記憶ではなく、長期的な記憶として定着しているかどうか、確認できます。もし解けない問題があれば、その部分を重点的に復習する機会になります。
対策③ 先生を「使い倒す」
学校の先生や塾の先生、そして家庭教師は、お子さんの「なぜ?」を解決するためのプロです。「分かったつもり」を乗り越えるには、些細な疑問でも積極的に質問し、納得がいくまで解説してもらう習慣が非常に重要です。先生との対話を通じて、知識を自分の言葉に置き換え、アウトプットするトレーニングを重ねることで、本当の学力が身についていきます。

【ご家庭の声】「分かったつもり」から脱却!点数アップに成功
Kさん(中2女子)のお母さんより
娘は勉強熱心で、授業中もノートをしっかり取っていました。でも、テストの点数が思うように伸びず、『どうしてだろう…』と親子で悩んでいました。えーるの先生にお願いしたところ、先生は『娘さんは「分かったつもり」になっている部分が多いかもしれませんね』と指摘してくれたんです。
先生は、ただ問題を教えるだけでなく、『今、先生にこの問題の解き方を説明してみて』と、娘に問いかけてくれました。最初はしどろもどろでしたが、そんなやりとりを毎回繰り返すうちに、娘は自分の言葉で論理的に説明できるようになってきました。その結果、テストの時も、しっかりと応用問題まで解けるようになり、自信を取り戻すことができました。娘の勉強が「分かったつもり」になっていたことに、早いうちに気づかせてもらえた先生には本当に感謝です。
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