「”宿題が終わった”とゲームしてるけど、全然終わってなかった」
「”出した”と言った提出物が”出てません”と学校から連絡あった」
「”今回70点”と言っていたテストの点数が、その半分以下だった」
私達えーるには、”嘘をついてしまう”お子さんにお困りのお母さんから、このようなご相談が寄せられます。
お子さんが嘘をつく行動は、親として心配や不安を感じる瞬間かもしれません。 しかし、その背後にはお子さんなりの理由があるのです。お子さんへの理解や適切な接し方を知ることが、親子関係をより良くする第一歩です。
まずは、お子さんの目線になって「どうして嘘をついてしまったのか?」という理由を知ることが大切です。
ここでは、お子さんが嘘をつく理由や、そんなお子さんへの接し方についてご紹介します。
子供が嘘をつく(ごまかす)のは怒られたくないから?
子供が嘘をつく原因と接し方
お子さんが嘘をついてしまうのには、必ず理由があります。まずはその原因を知り、的確な接し方を見つけていきましょう。
親の躾が厳しすぎる
「怒られたくないから、嘘をついてその場をしのぐ」
子供への躾は、今後お子さんが大人へと成長する上でとても重要なことです。ですが、もし躾があまりにも厳しすぎたり、子供に細かすぎる要求をしてしまうと、逆効果になる恐れがあります。小さな失敗や過ちでもそれを隠したり、嘘をついてしまう様になるかもしれないんです。子供は親に怒られたくない一心でとっさに嘘をついてしまうのです。
また、親が立てる達成目標やゴールが高すぎるのもよくありません。あまりにも過度な期待は子供がプレッシャーになり、親にガッカリさせまいと、例え未達成であっても「できた」と嘘をついてしまうこともあります。
例えば、
- 親が子供の学力に見合ってない超難関校に行かせようと必死
- できそうにない宿題を大量に出して、やらせようとする
といった感じです。
子供は、親の期待に応えようと背伸びをしたり、「良い子」と思われたい思いから、ついつい「宿題した」と嘘をついてしまうケースもあるようです。
【接し方】
躾は、子供が正しい方向に進んでいくためには必要なことです。ですが、期待するあまり度が過ぎたり、あまりにも高すぎる目標設定をしてしまうと、内心は「こんなの絶対無理」と思っているかもしれません。でも、お子さんは弱音を吐き出せずに、嘘をついてしまうことがあります。
「子供にとって厳しすぎないか?」
「この子に求めすぎてはいないか?」
と、大人が常にお子さんの表情を見ながら、子供の意見も取り入れながら、今のお子さんのレベルに見合う目標を一緒につくってあげましょう。
大人に嘘をつかれたことがある
”学校の先生に呼び出されて「先生は怒らないから、本当のことを言いなさい」と言われたので正直に話したら、めっちゃ怒られた。
以前、あるお子さんからこのようなエピソードを聞いたことがあります。ですが、子供にとっては「大人は嘘つき」「騙された」という印象だけが残ってしまい「大人が嘘をつくなら、子供だってついてもいいでしょ?」と、悪いお手本になってしまうことになります。
【接し方】
上記のような例は反面教師とし、親御さんだけはどんな些細なことでも嘘をつかないように心がけましょう。大人が何気なく発した言葉も子供はハッキリ覚えています。子供は親を鏡として影響を受け行動を学んでいきます。もし、大人が嘘をつく姿を見て育った子はやはり同じことをしてしまうでしょう。親子の信頼関係を築くためにも親自身が正直であることが大切です。
構ってほしいから
「子供が熱があると言うけど、何回測っても平熱しかない」
「嫌な行事がある日の朝は、具合いが悪いと騒ぎ出す」
このように、わかりやすい嘘をついてくる子もいますが、これはお子さんが「お母さんに構ってほしい」というサインの場合もあります。
『普段仕事で忙しく、お子さんと接触する時間が少なくコミュニケーション不足になっている。』というご家庭に多いようです。お子さんも「仕事だから仕方ない」と我慢しているものの、本当は「さみしい」「もっとお母さんと話したい」と思っているかもしれません。でも「さみしい」とは言えず、体調不良を訴えてお母さんの気を引こうとしているかもしれません。
【接し方】
休みの日や時間がある時は、できるだけお子さんと話すようにして、コミュニケーションをとってあげましょう。
忙しくて、親子の時間がとりづらいという場合は、一緒に料理を作ったりするのもいいかもしれません。料理を作りながら「今日学校であったこと」や「何して遊んだの?」と聞いてあげてください。
何でもない些細な会話でも、お子さんにとっては嬉しいものです。お子さんはお母さんに話しを聞いてもらうことで安心し、心が満たされれば仮病を使って気を引こうとする必要がなくなるのです。
親に心配させたくないから
親に心配させたくないから嘘をついてしまう。という子供も多いようです。
高学年~中学生になってくると思春期になり、友達関係や先輩後輩の関係など、何かと親に言いづらいこともでてきます。特に、親想いの子や優しい性格の子ほど、親に心配をかけまいと、問題があっても「大丈夫」「別に困ってない」と嘘をついてしまうんです。
【接し方】
先ほど「構ってほしい」のところでもお伝えしましたが、まずはお子さんのために時間をつくってあげ、できるだけコミュニケーションをとるようにしましょう。
もし、子供の嘘に気がついた時は、「どうしたの?」とまず聞いてあげるようにします。お子さんに何でも話せる空気をつくってあげることで、これまでおさえてきた感情を出しやすくなり、悩みを打ち明けやすくなるでしょう。お子さんの話しを聞いてあげることで、だんだん考えてることや今悩んでいることがハッキリしてきて、的確なアドバイスもしやすくなるでしょう。
嘘をつく子供に親がしてはいけないこと
言い分も聞かずに一方的に決めつける
子供が嘘をつく時は必ず理由があります。自分を守るためという場合や、友達をかばうために嘘をついているかもしれません。そんな事情も一切聞かず、「あんたが悪い!」といったように決めつけるのはよくありません。
お母さんは僕の話しを聞いてくれない
どうせわかってくれない
このように、ろくに言い分も聞かず一方的に決めつけられたら「自分の事を理解してくれない」と心を閉ざしてしまいます。そうなるとますます本音を言わなくなり、親子の信頼関係は作りづらくなるでしょう。
さらにもっとダメなことは、「あんたは本当に嘘つきね」と、子供を”嘘つき”呼ばわりすることです。”嘘つき”という一言で子供は深く傷つき、自尊心を失わせてしまします。
感情的になって子供を問い詰める
「何で○○したの‼」「どうして嘘ついたの!」
このように、お母さんが感情的になって問い詰めていくと、子供は反発心が生まれやすくなります。
子供はとっさに自分を守ろうと、防衛本能が働き、ますます嘘をつくようになるでしょう。子供に嘘をつかれたら感情的になる気持ちもわかりますが、あくまでも冷静に対応し、冷静に話すようにしましょう。お子さんだって言い分をきちんと聞いてもらえたら、きっと素直になってくれるはずです。
その上でお母さんが冷静にアドバイスしてあげると、意外とスッと受け入れてくれるかもしれませんよ。
まとめ
まずは、親御さんが「子供の嘘」について正しく認識し、もしお子さんが嘘をついていると分かった場合も、感情的に怒らないで、お子さんの言い分も聞いてあげましょう。お母さんが味方になってあげ、一緒に解決策を考えてあげながら、お子さんの素直さを育ててあげましょう。
家庭教師のえーるがお役に立てること
「どうしても子供の嘘を許せないし、冷静に対処できない」
「わかっているけど、嘘をつかれると感情になってしまう」
このような方は、家庭教師がお役に立てるかもしれません。
誰でも経験あるかと思いますが、親には素直になれない時期があったり、なかなか本音を言えないものです。
えーるの家庭教師はほとんどが大学生です。親には言えないことでも、他人である大学生のお兄さんやお姉さんには言えるという子って多いんです。
もし、勉強のお悩みはもちろん、それ以外のお悩みも何でも相談できる人が横にいてくれたら、お子さんも安心ですよね。お母さんもお子さんと直接ぶつかることも少なくなり、冷静に接してあげられるようになるでしょう。
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