中学生のゲーム障害・ネット依存による影響について

「ゲームが始まると、止まらなくて困っています…」
「毎日TikTokに夢中で、勉強はまったく手つかず…」
「スマホを持たせ途端に、急に成績が下がってビックリ!」

私たち家庭教師のえーるには、こうした悩みを抱えるご家庭から多くのご相談が寄せられています。

スマホやゲームは今や、子どもたちの暮らしに欠かせない“日常の一部”になっています。 しかし、その使い方や関わり方を間違えると、学校の成績、生活リズム、人間関係にまで深刻な影響を与えることも。

私たちえーるでは、「ゲームやネットに夢中で、勉強に手がつかない」「やる気が全くない」 そんなお子さんに寄り添いながら、前向きに学習に向かえるきっかけづくりをサポートしています。

目次

ゲーム障害・ネット依存に関する調査結果とは?

スマホとネットは“子どもにとっての当たり前”に

総務省の「令和5年 通信利用動向調査」によると、日本のインターネット利用率は86.2%。とくに13歳〜59歳までは90%超と、非常に高い数値となっています。

このような背景のもと、子どもたちにとってスマホやネットのある生活は“当たり前”のものになっています。
もはやスマホは娯楽の枠を超え、情報源・連絡手段・友人との交流など、日常のあらゆる場面に溶け込んでおり、完全に生活の一部と化しています。

実際に起きている“ネット依存の影響”

「スマホを手放さず、夜眠れない」
「ゲームに没頭して勉強が手につかない」
「成績が下がって、親子関係もギクシャク」

こうした声は、私たち、家庭教師のえーるにも数多く寄せられています。 この数年、オンライン授業や動画サービスの普及により、子どもたちが日中でも端末に触れる時間が大幅に増えました。その結果、知らず知らずのうちに依存傾向が強まり、生活や学習への影響が顕著になっています。

中高生のネット依存は年々増加傾向に

独立行政法人・久里浜医療センターのデータでは、2012年から2017年にかけてネット依存が疑われる中高生の数が約52万人から約93万人に増加したと報告されています。

現在ではさらに増えているとみられ、これは学校現場や家庭でも深刻な課題になりつつあり社会問題にもなっています。

私たちの現場でも、スマホを片時も手放せず、集中力が散漫になっている中学生の相談が年々増加しています。

ゲームしている子

学業・生活リズムへの具体的な影響

久里浜医療センターが実施した全国調査(10歳~29歳・約9,000人対象)では、ネット依存による以下のような影響が明らかになりました。

  • 学業・仕事のパフォーマンス低下
  • 昼夜逆転・睡眠不足などによる生活リズムの乱れ
  • 登校拒否や不登校の発生

特に中学生の場合、集中力の低下や課題の遅れに直結し、学力の低下や自己肯定感の喪失につながるケースが多く見られます。

成長期における“睡眠不足”のリスク

中学生は心身の発達にとって大切な時期。睡眠は、脳や体を健やかに育てるために不可欠です。しかし、夜遅くまでのスマホ使用やゲームは、以下のような悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 朝起きられず、遅刻や欠席が増える
  • 授業中の集中力が続かず、理解が浅くなる
  • 学力の低下や意欲の低下につながる

こうした状態が続くと、学校生活そのものがストレス源となり、不登校へとつながってしまうこともあります。

大切なのは「使い方とルール」

スマホやゲームそのものが“悪い”のではありません。問題は、その使い方や家庭内でのルール設定です。
ご家庭では、以下のようなルールづくりが効果的です。

  • 使用する時間帯・1日の上限を明確にする
  • 勉強・食事・睡眠など「優先すべきこと」を整理してから使わせる
  • お子さんと一緒にルールを話し合い、自分で守る力を育てる

たとえば、「平日は1時間まで」「夜9時以降は使用しない」「勉強が終わってから使う」など、シンプルでも継続できるルールがあることで生活が安定します。

参考資料
・総務省「令和5年 通信利用動向調査」
・国立病院機構 久里浜医療センター「ゲーム障害」公式サイト

スマホを見ている子

ゲーム障害・ネット依存と 【不登校】【うつ】【発達障害】との関連性

不登校とネット依存の関係

「朝まったく起きられず、学校を休みがちになった」
「話しかけても反応が薄く、何時間もスマホを見続けている」

こうしたお悩みは、近年私たち家庭教師のえーるにも急増しています。

なかには、それまで元気に学校に通っていたお子さんが、ある時期を境にゲームやSNSにのめり込み、徐々に登校できなくなってしまったケースも。スマホの中の世界は、現実のストレスや不安から逃れられる“安心できる場所”として、お子さんにとって非常に居心地のいい空間になってしまうのです。

しかしその反面、家庭内での会話は減り、昼夜逆転、生活リズムの乱れ、さらには孤立感の増大など、さまざまな問題が連鎖的に起こります。不登校の背景には、こうした“ネット依存”が影響しているケースも少なくありません。

アブレットで遊ぶ子

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長期休み明けに起こりやすい変化

ゴールデンウィークや夏休み・冬休みなどの長期休暇は、生活習慣が崩れやすく、ゲームやスマホへの依存が進むきっかけにもなります。夜更かし、朝寝坊、動画視聴やオンラインゲームの時間が増えることで、次第に昼夜逆転の生活になる子も少なくありません。

そして休み明けになると、

「体がだるい」「学校に行くのがしんどい」

という気持ちが強くなり、登校を拒否するようになってしまうケースが多いのです。

私たちえーるにも、長期休み明けを境に「急に学校に行けなくなった」「勉強の遅れが心配」といったご相談が数多く寄せられます。生活リズムの乱れと心のバランスの崩れが重なりやすいこのタイミングは、特に注意が必要です。

発達特性のあるお子さんと依存リスク

発達障害、特にADHD傾向のあるお子さんは、ゲームやネットに過剰に集中してしまう傾向があると報告されています。

愛知県医療療育総合センター中央病院の吉川徹医師も、「刺激に敏感で、興味のあるものに集中しやすい一方、興味のないことには注意を向けづらい」という特徴を挙げています。

その結果、学習よりもゲームの世界の方が圧倒的に“楽しくて安心できる場所”となってしまい、依存へとつながるケースが多いのです。

発達特性のあるお子さんの場合は、ネットとの付き合い方に加え、安心できる生活の仕組みや、自己肯定感を高める工夫が欠かせません。

「どうせやっても無駄…」という思いが、依存の入り口に

「どうせやっても無駄」
「勉強したって無理だから」


そんな思いを抱いたお子さんが、次第に現実から離れ、ゲームやネットの世界に逃げていく。これは決して珍しいことではありません。

ゲームは「努力しなくても報酬が得られる世界」です。現実で自信を失ってしまった子どもにとって、それはとても魅力的な逃げ場になります。けれど、それが続けば続くほど、現実に戻るハードルはどんどん高くなってしまいます。

私たち家庭教師のえーるでは「ゲーム依存そのもの」ではなく、その背景にある「自己肯定感の低下」や「勉強のつまずき」に丁寧に寄り添うことを大切にしています。

スマホやゲームを頭ごなしに否定するのではなく、「なぜ、そこに逃げたくなってしまったのか?」を一緒に見つめ、少しずつ「わかった!」「できた!」という小さな成功体験を積み重ねていくスタイルです。

この積み重ねこそが、やる気や自信を取り戻す一歩につながると、私たちは考えています。

叱るのでも甘やかすのでもなく、“ちょうどいい距離感”で寄り添いながら、勉強の再スタートをお手伝いしていきます。

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親御さんから寄せられるリアルな声

京都市 中学2年生 Rくんの場合

以前は元気に学校へ通っていたのに、スマホを持たせてから少しずつ様子が変わりました。成績が下がり始め、朝も起きられず学校を休みがちに…。原因は、YouTubeを毎晩遅くまで見ていることでした。このままでは高校進学が心配です。

寝屋川市 中学3年生 Mくんの場合

うちの子は、毎晩友達とオンラインゲームをするのが習慣になり、どんどん夜更かしがエスカレートして、今では昼夜逆転の生活です。不登校にもなり、声をかけても『だるい』『めんどくさい』と返ってくるばかりで…。どう接してあげればいいのか、本当に悩んでいます。

大津市 中学1年生 Iさんの場合

娘はSNSやゲームに夢中になってしまい、家族との会話もどんどん減ってきました。将来のことを考えると不安で、何をどうしてあげたらいいのか分かりません。少しでも勉強に前向きになってくれたらと、ただそれだけを願っています。

勉強のやり方がわかれば、やる気は生まれる!

“やる気がない”のではなく“やり方がわからない”

「うちの子、全然やる気がないんです…」
そんな風に感じてしまう親御さんも多いと思います。

でも実際には、「やる気がない」のではなく、「やり方がわからない」だけということが、とても多いのです。

たとえば、勉強のやり方がわからない → 問題が解けない → 楽しくない → やる気が低下するこんな負のループに入ってしまっているお子さんは、少なくありません。

特にスマホやゲームに夢中になっている子は、現実の「わからない勉強」よりも、「簡単に報酬が得られる世界」に安心感を求めてしまいがち。それを「やる気の問題」と決めつけてしまうのは、実はとてももったいないことなのです。

「できた!」「わかった!」の成功体験がカギ

逆に、「あっ、わかった!」「できた!」という成功体験が得られると、子どもたちは驚くほど明るい表情に変わります。その一つひとつの小さな成功が、「自分にもできるかも」「やってみたい」という前向きな気持ちにつながっていきます。

成功体験は、“やる気のスイッチ”そのもの。特に勉強に苦手意識がある子ほど、「わかるって楽しい!」という感覚が、やる気の芽を大きく育ててくれます。

「なんか楽しい」
「これなら自分にもできそう」

そう感じられたとき、子どもは自ら机に向かい始めるようになります。

やり方を変えたことで起きた変化とは?

実際に私たちがサポートしたお子さんの中にも、

「勉強のやり方を変えただけで、ゲームの時間が自然と減った」
「わからないところが解けるようになって、自信がついた」
「親が言わなくても机に向かうようになった」

といった変化が見られるケースがたくさんあります。

「やる気がない」のではなく、「やり方がわからない」だけ。 この事実に気づいて、正しいやり方に出会えた子どもたちが、自分の力で変わっていったのです。

私たち家庭教師のえーるでは、その一歩を踏み出すお手伝いを、日々の指導の中で大切にしています

えーるでは勉強のやり方から丁寧に教えます!

相性ピッタリの先生がマンツーマンで指導

私たち家庭教師のえーるでは、お子さんの性格や学習状況、生活のリズムをじっくりヒアリングしたうえで、「相性の合う先生」を選んでご紹介します。人と人との相性が合うだけで、子どもは驚くほど安心して話ができ、勉強にも前向きになっていくものです。

そして私たちは、一人ひとりに合った“やり方”で丁寧に指導することを大切にしています。勉強が苦手な子にも「わかる!」「できる!」と実感してもらえるよう、無理のないペースで寄り添いながらサポートしています。

勉強が苦手な子ほど、“できる”が自信になる

えーるの指導で最も大切にしているのは、「できた!」「わかった!」という小さな成功体験です。
特に勉強に苦手意識を持っている子どもにとって、この“できた”という感覚は、何よりの自信になります。

「勉強が苦手」だった子が、「自分にもできるかもしれない」と思えたとき、その瞬間に、子どもの目がキラッと輝きます。

こうした成功体験が積み重なることで、「やってみよう」→「できた」→「もっと頑張りたい」
というプラスの循環が生まれていくのです。

「先生がいない日」でも勉強できるように

「家庭教師が来ている日は集中できるけど、それ以外はサボってしまいそう…」そんな保護者の方の不安も、私たちはよく理解しています。

えーるでは、“その日だけ頑張る”ではなく、“自分で勉強する力”を育てることを目指しています。指導中に“やり方”をしっかり教えるだけでなく、「次回までにどう進めるか」「どうやって取り組めばいいか」までを一緒に考え、サポートします。家庭教師がいない日も、お子さんが自分の力で学習を続けられるように。それが、えーるの目指す「自立した学び」の第一歩です。

勉強している子

一人でも進められる“学習計画ノート”サポート

何からやればいいかわからない」子への道しるべ

ゲームやスマホに夢中になっていたお子さんが、いざ「勉強しよう」と思っても、「何から始めたらいいのか、わからない…」と戸惑うことはよくあります。

そんなとき、えーるではまず、“学習の道しるべ”を一緒に作るところからスタートします。そのサポートに使っているのが、えーるオリジナルの「らくらく予習・復習計画ノート」です。

このノートでは、1週間ごとに「何を・どのくらい」やるかを家庭教師と一緒に相談しながら決めていきます。
視覚的に整理されているので、勉強が苦手なお子さんでも、「何をすればいいか」がすぐにわかり、自分で行動に移しやすくなるのです。

「今日やるべきことが明確になっている」──それだけで、子どもにとって大きな安心感になります。

“家庭教師+ノート”でペースメーカーに

この計画ノートは、単なる予定表ではありません。次回の指導日には、担当の先生が前回の記録をしっかりとチェックし、できたところは思いっきり褒める、進まなかったところは一緒に原因を探して修正する、といった“寄り添いながらの振り返り”を行います。

こうして、毎週「よかったこと・つまずいたこと・次に意識すること」を見える化しながら進めていくことで、お子さんが“自分で学習のペースをつくる力”を少しずつ身につけていけるのです。このノートと家庭教師が“習慣づくりのサポーター”となり、お子さんのやる気を無理なく育てていきます。

無料体験授業で、えーるの勉強法をお試しできます!

無料体験でこんなに学べる!

  • 1日15分!勉強嫌いな子でも毎日つづく予習復習法
  • テストの点数がバッチリとれるテスト勉強のやり方
  • 弱点や基礎へもどれるのカンタン戻り法

無料の体験授業は、なんとじっくり120分!受けられた方からは、嬉しい喜びの声を沢山いただいています。

この勉強法ならうちの子にもできそう!♪

一番もったいないと思うのは、「やればできるのに勉強しない」「自分には無理とあきらめている」お子さん。そんなお子さんこそ、私たちは応援したいと思っています。

えーる坪井

ちょっとした“きっかけ”が大きな成長につながります!

えーるの体験授業でピッタリの”勉強のやり方”をお伝えしています。「成績アップのきっかけ作り」を、ぜひ私たちにお手伝いさせてください!

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※体験授業を受けてみて少しでも「思っていたのと違った…」そう思われた方は遠慮なくお断りください。

お子さんがやる気になり、勉強のやり方もピッタリだと思われたときだけ、私たちはお力になりたいと思っています。無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。

えーる坪井

それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!

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