大学に入って注意すること

「大学って、高校と何が違うの?」
「大学の単位って何?」

私たちえーるには、今教えている高校生の生徒さんから、このような質問をされることがよくあります。ここでは、高校と大学の違いについて【学習面】と【生活面】に分けてご紹介します。

目次

高校と大学の違い【学習面】

ここでは、高校と大学の学習面の違いについてご紹介したいと思います。

学習内容について

高校の授業では、様々な教科を幅広く学び、それぞれの科目については表面的で基礎的な内容にとどまります。大学の授業では、より専門的な知識を学ぶことが多く、学生は特定の分野に関する専門知識や深い知識を掘り下げて、より詳細で複雑な内容を学んでいくことになります。大学のレベルや学部、専攻している学科によっても違いはありますが、大学では難易度が高くなり学習量も多くなります。

高校では、解き方を教えてもらったり、教科書や問題集を解いたりしますが「先生から教わる受け身の勉強」が多いです。

一方、大学の授業では問題や課題を見つけて、調べたり、議論したり、自分自身で答えを導き出すような「自分主体で能動的な学習」といえるでしょう。

その分、自分に甘くなったり、人任せ体質の人は大学の勉強には向いていないかもしれません。自分でスケジュールを立て、それを実行していく行動力や自己管理能力が求められるからです。

勉強する大学生

授業形態について

高校は50分授業で、ひとクラス30人~40人程度で習っていきます。先生が学校指定の教科書を説明しながら、黒板に書いたことをノートに写したり、出される問題や課題をもらって生徒は解いていきます。定期テストや授業態度、提出物などで成績は評価されます。

大学は90分授業になり、100人以上の学生が一斉に講義を受けることが一般的です。講義を学生が聴講する形式が多く、試験やレポート、発表などで成績は評価されることが多いです。

教授によって教材が違い、教科書、プリント、参考書、板書、パワーポイントなどを使うこともあります。大学の講義では、教授によって講義形式や、セミナー形式や、個人的な研究やグル―プワーク、実験などを行います。大学のゼミでは、教員が少人数の学生に対して指導を行います。

外国語の授業について

高校で習う外国語は中学と同じ英語で、英文法や英単語などを習っていきます。大学は、第1外国語である英語を習いますが、それに加えて第2外国語を、7ヶ

学生のレベルに応じて、基礎から、ビジネス、通訳に対応したプログラムなど、目的に合わせた外国語を学習する大学もあるようです。今後、グローバル化が進んで、日本にとどまらず海外で仕事をする人は、ますます増えていくでしょう。世界から日本に働きにやってくる人も、今以上に増えていくと言われています。

そんな、これからの時代に向けて英語はもちろん、それ以外の言語を学生時代に学んでおくのはプラスになるはずです。えーるで活躍中の家庭教師の先生でも、

「大学の途中で留学したことがキッカケで、海外に興味を持つようになって、将来海外で働きたいと思い、英語の勉強を頑張った」

「スペイン旅行に行って、また来たいと思ったので、それ以降スペイン語の勉強に身が入るようになった。」

このように、海外に行くことで視野が広がり、語学に興味を持ったという話しはよく聞いています。大学の語学学習は、今後ますます重要な勉強になるので、将来を見据えて第2外国語を選択し、しっかり学んでいくといいでしょう!

海外旅行を楽しむ大学生

時間割や単位について

単位制や総合学科の高校の授業は、自分で教科を選択して学んでいきますが、一般的な大多数の高校では、時間割は学校側が全て決め、生徒はその時間割通りに授業を受けていきます。

大学の場合、必修科目以外は、自分で選んだ科目を組み立てて時間割を決めることになります。自分が勉強したい科目を選べる大学は高校より自由度が高いと言えるでしょう。

また、大学では学校で定められた単位数をクリアしないと、卒業できなくなるという制度があります。単位とは、学生が新年度が始まって履修登録(単位を取得するために学ぶ科目を決めること)した分のことです。学ぶ科目も学生自身が自分で決め、その授業を受けていくことで単位を獲得し、クリアしていきます。これらも全て自分の行動次第なので、単位をとるもとらないも自己責任ということになります。

3年生、4年生になると、ほとんどの学生が就職活動などで、何かと忙しくなってきます。最初授業をサボっていると「単位が足りない!どうしよう」と3年、4年生になってから慌てることになってしまいます。そうならないように、1、2年生のうちにできるだけ多くの単位を取得しておくと、気持ちにゆとりが生まれるでしょう。

高校と大学の違い【生活面】

ここでは、高校と大学の生活面での違いについてご紹介します。

部活動・サークル活動

大学では、中学・高校とこれまで続けてきた部活動に引き続き入る学生が多いです。もちろん、これまで全くしていなかった新しい部活動に大学から挑戦するという人もいます。

大学の部活動は、高校以上に練習が厳しかったり、時間の高速が長くなることから「大学での部活動と学業の両立は大変」という人も多いようです。特に運動部など体育会系の部活では、上下関係が絶対という風習が今も残っているところも多いようです。

その点、サークルの場合は、学生自らが立ち上げている場合が多く、部活動よりゆるさがあるのが特徴です。部活動が「厳しい活動」とするなら、サークルは「仲良く楽しい活動」というイメージです。

例えば、テニスをやってみたいけど「部活のようなハードでガチな練習はしたくない」「楽しくテニスをしたいだけ」そんな学生には、サークルがもってこいかもしれません。サークル仲間で旅行に行ったり、プライベートでも仲良くなることもあり、サークルは大学生にとって思い出づくりの場でもあるようです。本気で取り組みたい人は部活動に、仲間と楽しくやっていきたい人はサークルに入ってみるといいでしょう。

大学生活では、高校のようにクラス単位での活動や行動が少なくなり、新しい人間関係が作りにくいという方もいるようです。そんな方にはサークルに入って友達を増やすというのもありかもしれませんね。

大学のサッカー部

アルバイト

大学生になると、アルバイトを始める学生も多くなります。高校でアルバイトをしなかったという学生は、人生で初めての仕事を体験することとなります。特に、学校帰りや休日にシフトを組みやすいという理由から、カフェやファーストフードなどの飲食店、コンビニエンスストアやスーパーのレジや品出し、塾の講師や家庭教師などのアルバイトが人気です。

ですが、学生のアルバイトには、ある落とし穴もあるようです。ある調査によると、アルバイト学生の3人に1人が学業に支障がでているという結果が出ているということです。

特に、アルバイトで得る収入が多い学生、つまり、アルバイトに時間や力を注いでいる学生ほど勉強がおろそかになってしまうということなので注意が必要です。

もちろん、学生時代のアルバイトというのは、マイナス面だけではありません。仕事の大変さだったり、お金を稼ぐ難しさを学ぶことができたり、仕事を通して人間関係を学んだりと、学校では味わうことができない経験をすることができて、社会勉強になるからです。

とはいえ、「アルバイトばかりして単位を落とした」「バイト中心の生活になり大学に行ってない」

せっかく入った大学の勉強がおろそかになれば本末転倒になりますよね。いずれにしても大学を卒業すれば好きなだけ仕事をすることができます。学生のうちは学業を優先し、アルバイトは余った時間でできるように職種だったり条件などは見極めて始めましょう。

アルバイトをする大学生

生活環境の変化

高校生のほとんどが、自宅から学校に通って親元で過ごしていたはずです。そのため、食事のことなど心配しなくても良かったと思います。大学生になると、遠くの学校に通うことも多く、下宿したり、大学などの学生寮に住む学生も多いです。

一人暮らしになると、食事面では外食やコンビニ食が増えたり、何かと食生活は乱れやすくなるので、体調管理には気をつけないといけません。一人暮らしをするということは、自由になる分、責任もかかります。自分一人で全てのことをこなしていかないといけない大変さもあり、あらゆる面で責任も多くなるので、社会人になるための訓練にもなります。

また、実家から大学に通っている学生も、高校のような拘束力がなく、自分で授業のスケジュールを立てて学びに行く大学においては、自己管理能力が必要になります。生活リズムも自分で管理して学業優先で将来の仕事へ向けてがんばりましょう。

最後に

ここまで、高校と大学の違いについて書きましたが、新しく大学生になられる方が充実した大学生活を送るための参考にしてもらえると嬉しいです。

そして、新しく大学生になられる方に、えーるから大切なお知らせがあります。

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それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!

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