
なぜ、2学期になると急に成績が下がってしまうのか?
「真面目に授業を受けているのに、急についていけなくなった」
「夏休み明けてから、一気にテストの点数が落ち込んだ…」
毎年秋口になると、私たちえーるには、こうした親御さんからの深刻なご相談が急増します。2学期の授業が1学期と決定的に違うのは、学習内容が「基礎の習得」から、それを「応用・発展させる学習」へと切り替わる点です。1学期で身につけた知識の上に、新しくどんどん重ねていくのが2学期の学習なんです。
もし、1学期の基礎が曖昧だったり、苦手な部分を放置したままだと、その上に重ねる新しい学習内容が安定せず、グラついてしまいます。一度「分からない」が積み重なると、授業への集中力もなくなり、成績の低下に直結してしまうのです。
【学年別】2学期に成績が下降してしまう理由と特徴
2学期は学年が上がるごとに直面する壁の内容も変わります。ここでは、学年ごとの「つまずきポイント」を解説します。
中学1年生:基礎という土台に「応用」が乗ってくる時期
1学期は新しい環境に慣れるだけで精一杯だったというお子さんは多いですが、2学期からは学習内容の質がガラリと変わり難易度が高くなります。
数学を例に挙げると、1学期は計算練習が中心でしたが、2学期からは「比例・反比例」という関数分野に入ります。ここでは公式を丸暗記するだけでなく、「どうしてそうなるのか」という論理的な考え方が必要になります。そのため、計算力に加えて、文章やグラフから情報を読み取る応用力が求められるようになります。
1学期に習った「正の数・負の数」や「文字式」は、中1以降のすべての学習の土台です。もし、ここでつまずいたまま放置してしまうと、方程式や関数といった2学期の単元が全く理解できなくなってしまいます。「数学は積み重ね」と言われる通り、少しの基礎の穴が、そのまま成績の下落につながってしまいます。
中学2年生:学習の「質と量」が激変する時期
中2の2学期は、多くのお子さんにとって学習環境が過酷になります。
授業のスピードが一段と速くなり、内容も複雑になります。特に数学の「一次関数」は中1までの知識が深く関わるため、そこでの理解不足は「苦手意識」を生み出す原因になっています。
3年生が引退し、いよいよ部活動の主役になる時期です。練習がハードになり、帰宅後はヘトヘトになって机に向かえないというお子さんが急増します。部活の楽しさや充実感がある一方、勉強が後回しになりがちになり、家庭学習が習慣化しなくなるケースが多いです。
中学3年生:積み上げた知識が試され、競争が激化する時期
受験を控える中3の2学期は、学習環境が極限まで高まる時期です。
数学では「二次方程式」などを学びますが、これらは中1・中2で習った方程式の知識が身についていなければ理解できなくなってしまいます。過去のどこかに理解が曖昧な部分があると、そこが致命的になり解けなくなってしまいます。
通常の授業だけでも学習量は多い中、本格的な受験勉強を並行させる時期です。そのため、精神的・体力的に大きな負担がかかってしまい、一杯いっぱいになってしまうお子さんも少なくありません。
受験生になり周りの同級生も、この時期から本気で勉強に打ち込み出します。そのため、自分自身の成績が現状維持であっても、周りが伸びて「相対的に順位が下がる」という状況になると、精神的に追い込まれてしまいます。

2学期に成績をアップさせるための「正しい勉強法」
私たちえーるは、これまで10,000人以上の生徒さんをサポートしてきました。その経験から断言できるのは、成績が伸びるかどうかは「勉強の量」ではなく「正しいやり方」をつかむかどうかにかかっているということです。2学期は多くの生徒がつまずきやすい時期ですが、正しい対策を立てて、周囲に大きく差をつけていきましょう。
①授業を集中して「得点源」にする
定期テストの問題は、基本的にすべて学校の授業内容から出題されます。つまり、テストの点数を上げる近道は、特別なことをすることではなく、授業で習うことを自分のものにすることにあります。先生の解説に耳を傾け、その場で分からないことを解決していくことこそが確実に得点アップする秘訣です。
②「1日10分」の積み重ねが自信を作る
成績が伸び悩んでいる子の多くは、「テスト前の詰め込み学習」になっています。しかし、それでは脳に知識が定着せず、点数も上がりません。まずは1日10分からでいいので、毎日机に向かうという小さな習慣を続けることで、学習内容が長期記憶として定着し、無理なく成績UPできるようになります。
➂テスト対策のスタートを前倒しする
2学期の学習内容は難易度が一段と高くなります。そのため、1学期と同じ感覚で勉強していると点数を上げるどころか、維持することも困難でしょう。
もしこれまでテスト3日前から勉強を始めていたというのであれば、最低でも1週間前から始めましょう。直前になって「もっと早く始めておけば…」と後悔するパターンから抜け出し、余裕を持ってテストを受けるクセをつけましょう。
④教科書とワークを極める「徹底復習」
ほとんどのテスト問題は、教科書やワークから出題されるので、まずはこの2つを完璧に仕上げることを優先させましょう。ワークを繰り返し解くことは、テスト対策になるだけでなく、提出物の評価を上げて内申点もアップさせることができます。一石二鳥のこの対策を、ぜひ徹底してみてください。
⑤「マンツーマンのサポート」で効率的に苦手を克服する
もし、「塾に通っているけれど、なかなか成果がみられない」とお悩みなら、一度、家庭教師という選択肢を検討してみてください。 家庭教師は、指導時間の全てを「その子のためだけ」に使うことができるため、人前で質問するのが苦手な子や、どこでつまずいているか自分でも分からない子にとって最適な手段です。
ただし、家庭教師の指導で「分かる」感覚を掴んだ後は、自分一人で学習できるようになることが今後の成功の鍵です。まずは、相性の良い先生と一緒に「家庭学習の習慣」を確立していきましょう。
ご家庭の声
中学3年生になった娘は、受験勉強のプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。特に苦手な数学は、『何をどうすればいいか分からへん』といつもパニック状態になっていました。このまま受験を乗り越えるのが不安になったので、えーるさんに家庭教師をお願いすることにしました。来てくれた女性の先生は、娘が焦って解こうとする問題を一旦止め、あえて中2の範囲まで戻って基礎を徹底的におさらいしてくれました。
先生は、単に解き方を教えるだけでなく、娘が納得できるまで根気強く何度も付き合って解説してくれていました。また、受験という大きな目標に対しても、まずは小さな目標から一緒に立ててくれたおかげで、娘の心の余裕が少しずつ戻っていきました。娘の苦しい気持ちを汲み取り、伴走してくれる先生に本当に救われています。
中学3年生 Sさんのお母さん
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