オンライン授業のメリット・デメリットと失敗しない方法

「オンラインでも成績は上がるの?」
「子どもには合わないみたい…」
「画面越しじゃ分かりにくい」 

私たちえーるには、このような、オンライン授業についての不安や疑問は多くの親子さんから届きます。オンライン授業は、とても便利で効率的な学習方法ですが、すべての子に合うわけではありません。

この記事では、オンライン授業の種類ごとの特徴や、どんなお子さんに向いていて、逆にどんなお子さんには合わないのかをわかりやすく解説します。 さらに、塾と家庭教師それぞれのオンライン授業の比較、対面指導との違い、効果的な活用法まで、実際の事例を交えてご紹介します。

オンライン学習をしている子

「うちの子に合った学び方を見つけたい」 そんなお母さんにとって、オンライン授業の選び方や使い方がわかる記事になっています。 ぜひ、最後までご覧ください。

目次

オンライン授業ってどんなもの?

オンライン授業とは、パソコンやタブレットを使って、インターネット上で先生とつながりながら行う授業のことをいいます。ZoomやLINE、Skypeなどのビデオ通話アプリを使い、先生の説明を聞いたり、問題を解いたりするのが一般的です。

近年では、学校や塾、家庭教師など、さまざまな教育機関がオンライン授業を取り入れるようになり、通塾が難しいご家庭や、時間を効率的に使いたい方にとっても身近な学習スタイルとなりました。

「オンラインでもしっかり勉強できる」というイメージを持つ方も多くなってきましたが、一方で「画面越しだと集中できない」「質問がしづらい」といった声もあります。

つまり、オンライン授業はとても便利な反面、効果的に活用するにはお子さんの性格や学習スタイルに合っているかどうかを見極めることが大切なのです。

この記事では、オンライン授業の種類ごとの特徴や、それぞれに向いている子・向いていない子の傾向をしっかりお伝えしていきます。お子さんにとって「続けられる・成果につながる」オンライン学習の選び方を、一緒に考えていきましょう。

お子さんに合う「授業スタイル」の見極め方

オンライン授業とひと口に言っても、そのスタイルはさまざまです。 お子さんの性格や学力状況によって、向いているスタイルとそうでないスタイルがはっきり分かれることも少なくありません。

ここでは代表的な3つの授業スタイルを取り上げ、それぞれ「向いている子」「向いていない子」の特徴を具体的に解説します。

「続けられるかどうか」「学習効果が出やすいかどうか」を判断する目安として、ぜひ参考にしてください。

映像授業が向いてる子・向いてない子

映像授業とは、あらかじめ録画された授業を自分の好きなタイミングで視聴できるスタイルです。通信教育や大手予備校の配信授業、YouTubeなどの無料学習動画もこのタイプに含まれます。

このスタイルは時間や場所に縛られず、自分のペースで学べる点が大きな魅力です。しかし、「ただ流して見て終わり」になってしまう子も少なくなく、合う・合わないがはっきり分かれるのも映像授業の特徴です。

  • 映像授業が向いている子の特徴
  • 決められた時間にコツコツ学習を進められる子
  • 一人で黙々と進めるのが好きな子
  • 繰り返し見て理解を深めるのが得意な子
  • ある程度の学習習慣が身についている子

このようなお子さんは、倍速視聴なども活用しながら、効率よく学習を進めることができます。塾に通えない日や予習・復習用のサブ教材としても効果的です。

  • 映像授業が向いていない子の特徴
  • 「後でやる」が習慣になりやすい子
  • わからないことを自分一人で抱え込んでしまう子
  • 親が声かけしないと動かないタイプの子
  • 集中力が続かず、動画を“ながら見”してしまう子

こういったお子さんの場合、映像授業は「見ただけで勉強した気になる」だけになってしまいがちです。質問ができないことや、誰にも見られていないという緊張感のなさが、逆に学習意欲を下げてしまうこともあります。映像授業は「合う子には便利、合わない子には逆効果」という感じです。

集団ライブ授業が合う子・合わない子

集団ライブ授業とは、決まった時間に複数の生徒がオンラインで同時に授業を受けるスタイルです。学校のオンライン授業や、大手塾のライブ配信講座などがこれに該当します。

先生とリアルタイムでつながるため、緊張感や臨場感があり、「その場で質問できる」あるいは「みんなと一緒に学ぶ」という感覚を持てるのが大きな特徴です。

しかし、画面越しでも集団の場にいるというストレスを感じる子もおり、こちらも向き・不向きが分かれる学習スタイルです。

  • 集団ライブ授業が合う子の特徴
  • 他の人と一緒に頑張るのが好きな子
  • 適度な競争があるとモチベーションが上がる子
  • 先生の話を一方的に聞く授業にも集中できる子
  • 授業中にチャットなどで発言するのが得意な子

このような子にとっては、学校と同じような感覚で受けられるため、比較的なじみやすく、集中力も保ちやすい形式です。「授業らしい空気感」がやる気のきっかけになることもあります。


  • 集団ライブ授業が合わない子の特徴
  • 人前で発言するのが恥ずかしいという子
  • 周囲の様子が気になって集中できない子
  • わからないところを質問できず、放置してしまう子
  • 他の子と比べてしまい、自己肯定感が下がりやすい子

こうしたお子さんは、授業のペースについていけなかったり、「わかったふり」をして、やり過ごしてしまう傾向があります。先生も多数の生徒を相手にするため、ひとりひとりの理解度を細かく把握するのが難しいという側面もあります。「理解したつもり」が積み重なっていくと、あとで振り返ったときに「何も残っていない…」という事態にもなりかねません。

個別指導が効果を出しやすい子とは?

個別指導型のオンライン授業は、先生と生徒が1対1でつながり、お子さんの理解度やペースに合わせて授業を進めていくスタイルです。いわゆる「オンライン家庭教師」にあたります。

一人ひとりに合わせた内容や声かけ、スモールステップでの確認ができるため、特に「勉強に自信がない」「集団だと質問できない」そんなお子さんにとっては、安心して学べる環境になります。

  • 個別指導が合う子の特徴
  • 人前で発言するのが苦手な子
  • わからないことをその場で質問したい子
  • 集団のペースについていくのが不安な子
  • 不登校や、発達障害の特性がある子
  • 基礎からゆっくり理解していきたい子

こういったお子さんにとっては、「わからないことをそのままにしない」「やりとりしながら学べる」ということで、非常に大きな安心材料になります。また、先生との距離が近くなるため、学習だけでなく気持ちの面でも信頼関係を築きやすく、前向きな気持ちで勉強に向かえるようになるお子さんも少なくありません。


  • 個別指導が合わない子の特徴
  • 友達の存在や競争が刺激にならないとやる気が出ない子
  • 適度な緊張感がないとダラけてしまう子
  • 自分ひとりに注目が集まると逆に緊張してしまう子

1対1の環境は安心できる一方で、緊張感が薄れすぎてしまうこともあります。また、まわりと切磋琢磨するタイプの子にとっては「物足りなさ」を感じることもあるかもしれません。こうした点は講師との相性や指導スタイルによっても大きく変わることがあります。

次の章では、塾と家庭教師、それぞれのオンライン授業にどんな違いがあるのかを比較していきます。

「塾のオンライン」vs「家庭教師のオンライン」徹底比較

塾のオンライン授業と家庭教師のオンライン授業どっちがいいの?

「オンライン授業を始めてみようかな」と思ったとき、多くのご家庭がまず悩まれるのが、「塾がいいのか?家庭教師がいいのか?」という選択ではないでしょうか?

どちらもオンラインで学べる時代になった今、その違いは見えにくくなっていますが、指導の形やサポート体制には大きな差があります。

ここでは、「塾のオンライン授業」と「家庭教師のオンライン授業」をそれぞれのメリット・デメリットの面からわかりやすく比較していきます。

塾のオンライン授業のメリット

  • 定期的な授業スケジュールで学習リズムが整う
  • 多くの生徒と一緒に取り組むことで刺激を受けられる
  • 学校の授業に合わせたカリキュラムで安心感がある

塾のオンライン授業は、すでに学校や学年に沿ったカリキュラムが組まれていることも多く、「とりあえず勉強させたい」「周囲の子と同じように学んでほしい」というご家庭には適しているかもしれません。

また、集団で受けることで、他の子の頑張りが刺激になり「やる気が出る」という声もよく耳にします。

塾のオンライン授業のデメリット

  • 授業についていけなくてもフォローが受けにくい
  • 質問がしにくく、わからないまま終わってしまうことも
  • 発言が少ない子は存在感が薄くなりがち

特に勉強が苦手な子にとっては、「理解できていないのに授業がどんどん進んでしまう」「質問したいけど恥ずかしい」と感じてしまうケースが多く見られます。

その結果、表面上は参加しているように見えても、実際には内容を理解できていないまま終わってしまう…という残念な結果になることも。

家庭教師のオンライン授業のメリット

  • 1対1で、わからないことをすぐに聞ける
  • ペースや内容をお子さんに合わせて柔軟に調整できる
  • 信頼関係が築きやすく、学習以外の相談もできる雰囲気に

オンライン家庭教師は「この子のためだけ」の授業です。集団指導とは違い、わからないところにしっかり時間をかけたり、「今日はちょっと元気がないな」といった変化にも気づけたりと、きめ細かい対応が可能です。

実際、「今までついていけなかったのに、家庭教師を始めてから前向きになった」「楽しそうに授業を受けている」といった声も数多く寄せられています。

家庭教師のオンライン授業のデメリット

  • 講師との相性が成果を左右する
  • 緊張感が薄れて集中できないこともある

家庭教師の授業は、お子さんのやる気や性格、講師との相性によって雰囲気が大きく変わります。また、家庭での受講となるため、環境づくり(静かな場所の確保や機材の整備)も保護者の協力が必要です。

無理なく始められる方法を選び、「合う先生」を見つけてあげることが重要となります。

やっぱり“対面”がいい?対面授業にしかない4つの強み

オンライン授業の選択肢が広がった今でも、「やっぱり直接会って教えてもらう方が安心」という声は少なくありません。特に勉強が苦手なお子さんや、初めての家庭教師を検討されるご家庭では、対面指導の持つ力強さが大きな支えになることがあります。

ここでは、オンラインでは得にくい「対面ならではの強み」を4つの視点からお伝えします。

細かいところまで目が行き届き、信頼関係を築きやすい


対面指導では、お子さんのノートの文字の大きさ、姿勢、ペンの持ち方、問題を解く際の表情まで、学習意欲といった、すべてをリアルタイムで確認できます。わずかな戸惑いも見逃さずに声をかけられるため、「今つまづいてるな」というサインにすぐ気づいて対応できるのです。

また、目の前で一緒に学ぶことで、自然と先生との信頼関係も深まりやすくなります。

勉強が苦手で消極的なお子さんほど質問しやすい

画面越しのオンライン授業では「聞きづらい」「タイミングが分からない」というお子さんも多いですが、対面なら先生の表情を見ながら安心して質問することができます。また、先生の方からも「ここはどう思う?」「ちょっと難しかったかな?」と柔らかく声をかけることで、自然なやりとりが生まれます。

特に「間違えるのが恥ずかしい」「人前で話すのが苦手」というタイプのお子さんにとって、対面の距離感は安心感にもつながります。

雑談を通してお子さんの様子を把握しやすい

勉強だけでなく、「最近学校どう?」「最近ハマっていることある?」「勉強は進んでる?」といった何気ない会話から、お子さんの心の状態を読み取ることができます。

オンラインだと必要なやりとりに限られがちですが、対面指導なら授業の合間の雑談を通じて、学習面以外の様子もわかりやすく、より深いサポートにつながることもあります。

特に 勉強が嫌いなお子さんほど、先生との信頼関係が大切 です。
授業以外の何気ない会話からお子さんの気持ちを知ることで、適切なサポートができるのは 対面指導ならではの強み です!

指導後に保護者と学習状況を共有できる


対面授業では、終了後にその日の様子や進み具合、気になった点などを、講師から保護者に直接伝えることができます。「今日はよく集中できていましたよ」「この単元に少し不安がありそうです」「次の指導の時に今日できなかったところ補いますね」など、細やかな共有ができることは安心材料にもなります。

お子さんの変化や成長を講師と一緒に見守ることができる、という点も対面指導ならではの魅力です。

オンライン授業を成功させるコツ・注意点

オンライン授業はうまく活用すれば非常に効果的ですが、そのためにはちょっとした工夫や注意が必要です。
「なんとなく受けるだけ」では成果につながらず、逆に「やっぱりうちの子には合わないかも…」と感じてしまうでしょう。

ここでは、オンライン授業を成功させるための具体的なポイントをお伝えします。

静かで集中できる環境づくり

オンライン授業では、まわりの音や視覚的な刺激に注意力がそれやすくなります。リビングでテレビがついていたり、兄弟が近くで騒いでいたりすると、せっかくの授業も台無しになってしまうことも。

できれば、学習専用のスペースを確保し、スマホやゲーム機なども手の届かない場所に置いておくのが理想です。

最初の数回は保護者が見守るのが安心


オンラインに慣れていない子どもの場合、初回の授業で戸惑ったり、緊張してうまく話せなかったりすることがあります。そんなとき、そっと隣に保護者がいてくれるだけで安心して授業に取り組める場合があります。「どんな先生か」「ちゃんと画面操作ができているか」などを見守りながら、お子さんと一緒に徐々に慣れていくのがコツです。慣れてきてお子さん一人でも大丈夫そうなら距離をおいてあげましょう。

うまく活用して成果を出す!ご家庭の工夫事例

オンライン授業って本当に効果があるの?

そんな疑問を持たれる方も多いかもしれませんが、実はちょっとした工夫で大きな成果につながっているご家庭もたくさんあります。

ここでは、えーるのオンライン家庭教師をご利用いただいている中で、実際に成果を出された3つの事例をご紹介します。

– 事例1 –
対面授業とオンライン授業を交互に活用

最初から全部オンラインでは不安だったので、週1回の対面授業と、週1回のオンライン家庭教師を組み合わせて教えてもらいました。

最初は先生との信頼関係をじっくり対面で築き、その後、オンライン授業でも自然と会話ができるように。
結果的に、通塾の負担が減ったのに、授業内容はむしろ濃くなったと思います。うちの子にはこのやり方が合っているみたいです。

大津市 中学2年生 Sくんのお母さん

– 事例2 –
忙しい部活の合間にオンライン授業を1回追加

部活動が忙しく、試合や遠征で帰宅が遅くなる週だけ、家庭教師の授業をオンラインでお願いしました。
柔軟に切り替えてもらったおかげで、勉強と部活の両立がスムーズにできるようになりました。

疲れていても自宅なら安心して受けられるし、授業後にすぐ休めるのがありがたいです。

京都市左京区 中学3年生 Ⅿさんのお母さん

– 事例3 –
学校に行けない期間だけオンラインで学習維持

うちの子は体調やメンタル面の問題で、一時的に学校に行けなかったんです。そんな時にえーるでオンライン家庭教師をお願いし、家にいながら勉強のリズムを整えてもらうことに。

学校の授業に戻ることになって、思ったより遅れていなかったことが本人の自信につながり、お願いして良かったです。

豊中市 中学2年生 Kくんのお母さん

このように、オンライン授業は使い方次第で柔軟に対応できるため、ご家庭の生活スタイルやお子さんの状況にぴったり合った学習法を提供することができます。

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えーる坪井

それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!

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