2023年度 全国学力テストの結果と関西の傾向

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【2023年度】全国学力テストの結果 上位を占めるエリア

文部科学省は、令和5年4月18日(火)に全国の小学6年生と中学3年生対象に「全国学力・学習状況調査」を実施しました。 ※英語「話すこと」調査の実施日:令和5年4月18日(火)~5月26日(金)

まずは、2023年全国学力・学習状況調査の上位地域を学年ごと、科目ごとに見てみましょう。

小学6年生

国語算数
1位秋田県・石川県東京都・石川県
3位福井県福井県

中学3年生

国語数学英語
1位秋田県石川県東京都
2位石川県・福井県福井県神奈川県

このように、今年も石川県、秋田県、東京都が熾烈な1位争いをし、福井県もそれに続きます。また、4年ぶりに行われた中3の英語では、1位が東京都、2位が神奈川県と関東勢が躍進しています。

上位常連の石川県は2019年度以降、小6算数で4回連続、中3数学で3回連続の首位をとっています。石川県教育委員会は、「2002年から実施している県独自の基礎学力調査、2009年から金沢大学と連携して取り組む課題分析や授業改善の成果が影響した」 (学校指導課)と指摘しました。

ただその一方、全国学力・学習状況調査の本来の主旨は学力の調査ですが、各都道府県、各学校の学力の競争の場になっていることへ疑問の声も上がっているようです。事前に過去問を取り組ませたり、長期休みもテスト対策をさせるといった、過度とも思われるテスト対策をする学校が増えているみたいです。過剰な競争や過度なテスト対策は、現場の負担も増えてしまうこともあり懸念の声も聞こえているようです。

北國新聞記事より
石川3教科トップ 全国学力テスト|学校・教育|石川のニュース|北國新聞 (hokkoku.co.jp)

全国学力テストの関西(2府3県)の結果は?

気になる私たちの住む関西の結果ですが、2府3県(京都府、大阪府、滋賀県、奈良県、兵庫県)の小学生・中学生の全国47都道府県での順位は以下の通りになっています。

京都府の学力テスト順位

京都府は、小学6年生、中学3年生ともに全ての科目で平均正解率が全国平均以上でした。

ただ、テストと同時に行われたアンケートでは、「国語」と「算数・数学」それに「英語」についての「勉強が好きか」という質問に「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」という回答が、全国平均を下回りました。

京都府教育委員会は今回の調査結果を受け「学力の底上げや授業力の向上を地道に行ってきたことが、今回の結果にも繋がっている。ただ、子どもたちが学ぶ意義や楽しさを実感できるよう、さらなる改善をはかっていきたい」としています。

NHK京都ニュースより
全国学力テスト 京都府は小・中とも全教科で全国平均上回る|NHK 京都府のニュース


大阪府の学力テスト順位

大阪府の小学生と中学生の平均正答率は、全教科で全国平均を下回っています。

大阪府教育委員会のある担当者は今回の結果を受け、全国平均に近づき、改善傾向にはあると述べています。さらに、「理科は全国平均と差がある状況が続いている。小中学校向けに理科の補助教材を作成するなどしてきたが、改善はまだ道半ばだ」とも述べています。

日本経済新聞より
大阪府、全教科で全国平均下回る 全国学力テスト – 日本経済新聞 (nikkei.com)

滋賀県の学力テスト順位

滋賀県は、小学校・中学校ともに、4年ぶりに実施された中学校の英語を除いた国語と算数・数学が9回連続で全国平均を下回りました。

滋賀県教育委員会は今回の結果を受け、いずれの教科でも記述式の問題に課題が見られたということで、「学校ごとの課題を把握し授業内容を改善していく」としています。

また、福永忠克教育長は「全国平均をまだ下回っている結果をしっかり受け止めて、できていない子どもが1人でもできるようになるよう市や町と連携して改善していく必要がある」と述べました。

NHK滋賀県NEWSWEBより
学力テスト 滋賀県は英語を除き9回連続で全国平均を下回る|NHK 滋賀県のニュース

奈良県の学力テスト順位

奈良県は小学校・中学校ともに全ての教科の正答数が全国平均を下回りました。

また、学習状況のアンケートによると、「主体的に学習に取り組んでいるか」という質問に「当てはまる」と答えた児童・生徒の数が全国平均を下回りました。今回の結果を受け奈良県教育委員会は「ICTを活用して今より主体性を伸ばせるような授業スタイルへのシフトに意識的に取り組み改善を図りたい」と述べています。

NHK奈良NEWSWEBより
全国学力テスト 奈良県は小・中とも全教科で全国平均下回る|NHK 奈良県のニュース

兵庫県の学力テスト順位

兵庫県は、小6が国語、算数ともに全国平均と同じで、中3は国語が全国平均を1ポイント下回り、数学は1ポイント上回りました。

兵庫県県教育委員会によると、2023年の結果は、小学校と中学校のいずれも全ての教科で平均正答率は全国平均とほぼ同じ水準だったのこと。2024年の結果は8月以降に公表されるこになっています。


NHK兵庫NEWSWEBより
”全国学力テスト” 兵庫県内でも小学6年生と中学3年生実施|NHK 兵庫県のニュース

全国学力テスト・小学校 2023年 都道府県別順位(令和5年度) (memorva.jp)   参照

全国学力テスト・中学校 2023年 都道府県別順位(令和5年度) (memorva.jp)  参照

学力テストの結果を受けて学力アップするために

2023年の全国学力テストでは、関西でも府県によって様々な結果が出ています。

私達、家庭教師のえーるは、これからも引き続き関西にお住まいの小学生・中学生さんの学力アップに全力を注いで応援していきます。

お子さんが学力アップするために必要不可欠なことは、塾や家庭教師などの勉強だけでなく、日々の家庭学習の習慣だと私たちは考えています。

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実際えーるでは、勉強のやり方をつかんでくれて、やる気も成績も大きくアップしてくれたお子さんが沢山います。相性ピッタリの家庭教師が、勉強のやり方を教えて「わかる!」「楽しい!」という実感を持たせて伸ばしていきます。

その結果

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先生に教えてもらうようになって、子どもの表情が明るくなった

多くの方からこのような嬉しい声が沢山届いています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方に大切なお知らせがあります。

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