2018年全国学力テストの結果を受けて

全国の小学6年生と中学3年生を対象にした学力テストの結果が発表されました。(算数・国語・理科、数学・国語・理科)2018年の結果も昨年同様に小学生中学生ともに石川県、秋田県、福井県、富山が上位を占めています。

その中でも、秋田県は都会に比べると塾に通っている子の比率が圧倒的に低いにもかかわらず「どうしてこれだけ学力が高いのか?」と話題になっています。その理由は、秋田県では県を上げて次のことを推奨し、それを子供たちが実践しているからではないかと言われているようです。

学力アップの為に推奨している3つの事

して、今回のテストでは同時にもう一つ興味深い調査が行われました。それは、中学生を対象に“部活動と学力の関連性”を調べたものです。その調査によると、”部活動を1日に1時間以上~2時間未満している生徒が最も正解率が高かった”という結果が出ました。文科省は「部活動の時間と学力の因果関係が示された訳ではない」としていますが、専門科からは…2時間を超える部活動になれば、家庭での勉強時間が削られる上、身体的な負担も増えるため勉強に集中できないのでは?逆に全く部活動をしていない子は学校生活に対して消極的な子が多く学業にも力が入っていない可能性があるのでは?など、色んな見方があるようですね。

部活動を1~2時間程度(勉強時間に支障のない時間)することは、心身ともに充実し、学力面にもプラスにはたらくということかもしれません。

もしそれらの検証が正しいとすれば、お子さんの学力を上げる秘訣はこうなります。

学力を上げる秘訣
学力を上げる秘訣

もしかすると今回の調査結果は、これから中学生になるお子さんが部活動を決める時の参考材料の一つになっていくのかもしれませんね。

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気になる関西の小学生・中学生の結果はどうだったでしょうか…

関西では2府4県(京都府、大阪府、滋賀県、奈良県、兵庫県)の順位は次のようになりました。

京都府の学力テスト順位

小学6年生は国語、算数、理科の全教科での平均正答率が全国平均を上回り、中学3年生は国語と数学で上回った。全国順位は小学6年生が前年度の9位から8位に、中学3年生が13位から12位に上がりました。

中学3年生に対する質問紙調査によれば「理科の授業では、理科室で観察や実験をどのくらい行いましたか?」の質問に対し、「週1回以上」と答えた生徒の割合が全国の40・7%に対し、京都府では20・6%と低かった。それの結果を受けた府教委は「中学校で、より観察や実験に取り組むことが大事になる」と述べました。

大阪の学力テストの結果

大阪府は、今回の学力テストの結果で小中学校ともにすべての教科で全国平均を下回りました。

特に大きな課題と捉えているのが「国語」です。大阪府の国語の平均正答率は、小中学校ともに全国平均を上回ったことは1度もありません。

今回の結果をうけて大阪府教育庁小中学校課は、「国語の基礎的な言語能力がまだついておらず、全教科の成績に影響している。特に理科では、実験の過程を文章で読んでいく問題の正解率が低く、国語力の影響が大きい」と述べています。

滋賀県の全国テストの結果「

県内の平均正答率は小学6年生、中学3年生ともに国語、算数・数学、理科の3教科計10科目全てで全国平均を下回りました。小学6年生は算数Aで全国最下位。 3年に1度調査する理科を除き、全国平均を全教科で下回るのは5年連続です。県教委は「結果は重く受け止める。スピード感を持って対応したい」と結果の分析と対応を急ぐ方針とのことです。 また「滋賀の子どもたちは素晴らしい力を持っている。自分たちはできないと思ってほしくない。教育委員会や指導者側が子どもたちの可能性を伸ばせるようにしっかり努めていきたい」とも述べているようです。

奈良県の全国テストの結果

奈良県は小学6年生、中学3年生ともほとんどの科目で全国平均を下回りました。

特に3年ぶりにおこなわれた中学3年生の理科の結果が振るわなかったようです。また、同時に実施された質問紙調査によると、「理科の勉強は好きですか?」という問いに肯定的に回答したのは、中学校で55・5%(全国62・9%)と低く、「理科嫌い」が浮き彫りとなりました。

 調査結果について県教委は「特に中学の理科で下回った。まず理科好きになるよう現在、取り組んでいる」と説明。今回の結果を踏まえ、8月下旬に市町村教委担当者、10月に小・中学校教員を対象に、指導改善に向けた説明会を開く予定とのことです。

兵庫県の全国学力テストの結果

兵庫県の平均正答率は、中学3年生の全教科で全国平均以上だった一方小学6年生は、算数の思考力を問う「活用(B問題)」を除いて全ての教科で全国平均を下回りました。

 県教委は「(結果は)全国と同程度とみている。今後は基礎・標準・応用と段階に応じた授業改善を図っていきたい」と述べています。また、調査結果の分析や課題を検討する「学力向上実践推進委員会」を9月に設置する予定。





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