
こんにちは!家庭教師えーるの代表の坪井です。
「お子さんが学校に行けなくなった」「どう接したらいいか分からない」…そんな不登校の悩みが、近年ますます増えています。
不登校の原因は一つではありません。勉強の不安、心や体の不調、人間関係のトラブルなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。お子さんの将来への不安は計り知れないことでしょう。
この記事では、私たち家庭教師のえーるに実際に寄せられたご相談事例をもとに、
- 不登校の背景にある原因
- 保護者の方々が抱えるリアルな悩み
- 家庭教師のえーるが提供できる具体的なサポート
を分かりやすくご紹介していきます。 今まさに不登校で悩むあなたに、少しでも安心と希望を届けられれば幸いです。
不登校の背景にある、3つの代表的な原因と特性
不登校はお子さんからのSOSのサインです。まずは、不登校になった正しい原因を知り、その特性に合った対応で、お子さんをしっかりとサポートしてあげましょう。
原因①
体調不良(起立性調節障害など)による不登校
特性
中学生くらいの思春期になると、自律神経が乱れやすくなり、朝になると倦怠感を感じたり、立ちくらみや、頭痛をうったえてくる子が増えてきます。そして、午前中はずっと身体がしんどくて起きれないというケースは多いです。起立性調節障害の場合、午後から徐々に元気になっていく子も多いため、「サボり」「怠けもの」と誤解されることがよくあります。
求められるサポート
子どもの体調を理解し、夜型になってしまった子には、まずは、生活リズムを元に戻す助けが必要です。「怠けている」と決めつけず、まずはお子さんの話に耳を傾けましょう。
原因②
学習面での困難(LDや学力不安)による不登校
特性
学習障害(ⅬⅮ)のお子さんは、読む・書く・計算する、といった特定の力が欠けています。(知的な遅れはありません)
また、LDでなくても、授業についけいけず成績不振に陥っている子は「自分には無理」と諦めたり、学校に行かなくなってしまうケースもよく見られます。
求められるサポート
学習面での困難は、子どもの自信をうばい、やる気をなくします。その子の特性をよく理解した上で、一つひとつゆっくりと理解させることが大切です。「わかる」の積み重ねが、やがて自信になり、やる気をアップさせます。
原因③
環境による心理的な要因(人間関係の悩みなど)による不登校
特性
特に、中学生くらいの思春期の子は、友達や先生と人間関係の悩みを抱えているケースが珍しくありません。集団生活である、学校特有の空気の息苦しさにより、学校に向かう足が自然と重くなっていきます。
求められるサポート
自宅は不登校のお子さんにとって、唯一の安全地帯で、家族は味方で絶対的な安心感があります。家に居るとストレスがありません。
しかし、家族以外との接点をもってほしいと願う親御さんは少なくありません。そんな時は、信頼できるカウンセリングの人、気の許せる家庭教師の先生といった第三者との会話が適しています。少しずつ慣らしながら、学校や社会へ復帰する準備をしていきましょう。
原因別:不登校に関する具体的なご相談事例と対策
ここでは、私たちえーるに寄せられる具体的な事例について、さらには、複雑な不登校の原因に合ったサポート内容についてもご紹介します。
【事例1】起立性調節障害で朝がつらく不登校に
Iさんのお母さんからのご相談
「中学2年生の娘は、朝体調が悪くなる症状の「起立性調節障害」と診断され、ますます朝起きれなくなりました。お昼まで寝ていることも多く、その分就寝時間もずれ込み、悪循環な毎日です。このままでは高校にも行けないのでは?と心配です。家に居ながら少しでも遅れを取り戻したくて連絡しました…。」
えーるのサポート
えーるでは、お子さんの体調を第一に、指導時間を時間や曜日なども合わせたり、柔軟なスケジュールを一緒に立てます。えーるの家庭教師は大学生ということもあり、大学の授業が終わってから自宅に向かいます。そのため、夕方以降の指導がほとんどなので、生活リズムが乱れているお子さんにピッタリの時間帯です。さらに、毎週決まった時間を受けてもらうことで、少しずつ規則正しい生活リズムを取り戻すこともできます。
【事例2】学習面での困難(LDなど)が原因で不登校に
Nくんのお母さんからのご相談
「息子は小学校の頃から勉強が苦手でしたが、中学の本格的な授業についていけなくなり不登校になりました。
読み書きに困難があり、発達検査を受けると「学習障害のグレーゾーン」という結果でした。自己肯定感が低く「やっても無理」と諦めてしまいます。どうにか自信を取り戻せないでしょうか?」
えーるのサポート
「読み書き」に、強いストレスを感じるという子には、口頭での説明や、音読中心に学習を進めます。視覚や聴覚を活用し、まずは「理解する」ことを優先させます。理解ができれば、「楽しい」という前向きな感情が生まれ、勉強へのやる気がアップします。さらに、「1日15分勉強する」という、少ない時間からの計画を立て、毎日勉強する習慣をつけていきます。
【事例3】人間関係のトラブルがきっかけで不登校に
Hさんのお母さんからのご相談
「クラスでイジメを受け、娘は学校に行くことを拒むようになり、完全に不登校になってしまいました。それ以降、家族との接触のみとなり、このまま、ひきこもりになってしまうのでは? とすごく心配になりました。 そのことを担任の先生に相談したところ、「まずは、家庭教師の先生をつけて、話し相手になってもらいながら、少しずつ勉強するのはどうでしょう」というアドバイスでした。うちの子に合いそうな女性で優しい先生っていますか?」
えーるのサポート
私たちえーるは、イジメや人間関係のトラブルにより不登校になったお子さんへの、心の回復を優先に、「勉強の先生」ではなく「心のサポーター」として支えています。勉強は、やらせるものではなく、自分から「やりたい」と思った時がスタートです。親でもなく学校の先生でもない「大学生の先生」がお子さんの孤立を解消します。
心の傷を完全に癒すことは無理かもしれませんが、ゆっくり回復してもらい、元気を取り戻すお手伝いをしていきます。
>>親には言いづらい?!不登校の原因にもなりやすいイジメ問題について
家庭教師えーるだからこそできる!不登校サポートの3つの柱
柱①
お子さんのペースに合わせた時間割
学校のように決められた時間割に縛られず、お子さんの体調や気分に合わせた指導時間や、指導曜日を決めることができます。起立性調節障害で生活リズムが乱れているお子さんには、午後や夕方以降の指導時間の設定をします。先生は自宅まで来てくれて、生徒は外出する必要がなくストレスはなく、リラックスして勉強することができます。
中には、雑談を少し多めの配分にして、無理をさせない指導を希望されるご家庭もありますよ。
柱②
学習意欲を引き出す「信頼と共感のマンツーマン指導」
「この先生なら勉強頑張れそう」
家庭教師をする上で、お子さんにこう思ってもらうことは、すごく重要です。そう思ってくれることこそが学習再開へのカギなんです。えーるの家庭教師は大学生の先生で、お子さんと年齢が近いため、良き理解者となり、学校の先生や親には言いにくい悩みも打ち明けやすい存在です。
指導は、「褒めて伸ばす」をモットーに、加点主義で、お子さんのやる気をグングン引き上げていきます。
また、えーるは「戻り学習」により、大事な基礎に戻って苦手の根本から解決します。
柱③
高校進学を見据えた「将来につながる学習サポート」
「うちの子は不登校だし、やっぱり高校行けないのかな…」
私たちえーるには、不登校のお子さんの将来についてこのようなご相談をよくいただきます。
私たちは、不登校でも、お子さんの将来の道が開かれるように、気持ちに寄り添いながら受験に向けてひっぱります。
しかし、高校に入るには、まずは内申をとらないといけません。授業やテストを受けていない不登校のお子さんも、内申をアップさせ、高校受験ができるように応援します。例えば、家庭教師が提出物でわからない問題を教えて提出してもらう。あるいは、別教室でテストを受けさせてもらい、そのためのテスト勉強を教えます。
また、お子さんのレベルや学習ペースに合わせながら、基礎を教えて、高校の過去問題も一緒に解いて受験に備えます。
ご家庭の声
娘はクラスメイトから仲間外れにされ、次第に学校に行かなくなってしまい不登校になりました。勉強がどんどん遅れて嫌になったり、完全に諦めてしまわないかと心配だったので家庭教師を頼むことにしました。
えーるから来た女性の先生は、娘の好きなアニメや音楽の話につき合ってくれて、娘はとても楽しそうにおしゃべりしていました。以前は家族以外の人は、受け付けず、外にも一切出なかったですが、先生が来てくれてからは笑顔が増えました。最近では近くのショッピングモールに行けるようになり進歩が見られます。家庭教師をする前は、『このまま一生家から出ず、誰とも話さないのでは?』と心配していました。そんな娘が今では『先生明日来てくれるやんなー』と指導の日を楽しみにしています。勉強も『先生の教え方すごくわかりやすい』と喜んでいます。いい先生にめぐり合えて本当に良かったです。
中学1年生 Hさんのお母さん
>>親には言いづらい?!不登校の原因にもなりやすいイジメ問題について
不登校の子には「無理なく少しずつ」が重要

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!家庭教師のえーる代表の坪井です。
不登校は、お子さんだけでなく保護者さんもとてもおつらいですよね。
私たちは、関西の小中高校生を対象に26年で11,183人のお子さんの勉強に関するお悩みを解決してきました。不登校で悩んでいるお子さん・お母さんの力になれるよう、全力でサポートいたします。
もし、お子さんが不登校で「どうすればいいのかわからない」という不安をお持ちの方は、小さなことでもかまいませんので、一度えーるにご相談ください。もちろん相談だけになっても構いません。
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