
なぜ、やる気が出ないの?学習障害の特性と心の壁
「うちの子、なんでこんなに、やる気がないんだろう…」
「何回言っても、なかなか机に向かってくれない…」
お子さんの勉強のやる気のなさに、親御さんとして焦りや苛立ちを感じてしまうのは無理もありません。しかし、学習障害の特性をもつお子さんは、「やる気のなさ=怠けている」ではなく、これまでの経験によってできた失敗からくる、防御反応によるものかもしれません。いくら頑張っても、周りの子よりも結果が出せず、「無力感」を感じたり、「自分にはできない」といった諦めを感じているお子さんもいます。
そんな、「やる気のなさ」には、以下の3つの心理的な理由があるのかもしれません。
①失敗体験の繰り返しによる「自己否定のループ」
自分の頑張りの結果、失敗ばかりしていると、脳は「勉強=マイナス」というイメージがついてしまい、「自分は勉強ができない」という自己否定の思考になってしまいます。すると、新しいことに挑戦する気持ちがだんだんなくなっていきます。
②見通しが立たないことへの「漠然とした恐怖」
学習障害の特性をもつお子さんは、課題の全体像を把握したり、ゴールまでの計画を立てることが人よりも苦手です。そのため、「これ、いつ終わるん?」「どこまですればいい?」と、見通しの立たない漠然とした不安につながるのです。不安は次第に恐怖へと変わり、一歩を踏み出すことをためらってしまいます。
③「完璧主義」が生む、最初の一歩への重圧
学習障害の特性を持つ真面目なお子さんや、極度に失敗を恐れるお子さんは、「完璧」を求めすぎてしまう傾向があります。「○○でなければいけない」といったように、自分に完璧を求めてしまい、「失敗するくらいなら、やらないほうがいい」と、最初から諦めモードになりがちです。
今すぐできる!「やる気」を引き出す3つの関わり方
お子さんの「やる気」を引き出すためには、まず親御さんがお子さんの「心」の状態を理解し、接し方を工夫することが大切です。
①「結果」ではなく「過程」に注目して褒めてあげる
できるだけお子さんの小さな努力や、過程の部分を褒めてあげましょう。「完璧にできる」ことを追ってしまうと、最初から動かなくなってしまうからです。
具体的な声かけの例
「今日はいつもよりも、長く机に向かっていたね」
「すごい!綺麗にノート書けてるね」
「最後まで諦めずに頑張ったね」
このような声かけで、「頑張れば認めてくれる」という認識をお子さんは持ち、自信をとり戻し、前向きになります。
② 勉強の始まりに「選択肢」を与え、決定権を持たせる
「勉強しなさい!」
このように言われて、逆にやる気がなくなったという経験はないでしょうか?誰しも、人から命令されるのは嫌なものです。
「自分が決めた」という感覚をお子さんにもってもらい、主体性を引き出してあげましょう。
具体的な声かけの例
「今日は、どうする?計算問題する?それとも漢字?」
「今日は何時から勉強?」
このように、選択肢を2個くらいに絞って、どちらも選びやすい内容にしてあげましょう。自分で決めたことは、人から言われたことよりも前向きに取り組めるからです。
③ 課題を「小さく区切り」達成感を保証する
学習障害の特性をもつお子さんは、人よりも失敗の経験が多いです。そんなお子さんには、ほんのちょっとの成功体験を積み重ねてもらい、これまでの失敗体験を上書きさせるのが効果的です。「少しできた」そんな小さな成功体験は、今間での不安を消してくれます。
具体的な声かけの例
「今日はワークの、左のページして終わり」
「英単語5つだけ覚えよう」
その子にとって、必ず達成できそうな課題を決めて、「できた」という実感を植えつけます。そんな小さな成功体験は、やがて大きな自信に変わっていきます!
【まとめ】小さな一歩を褒めることが、大きな成長の源
学習障害を持つお子さんは、親や先生の関りかた次第で「やる気」も大きく変わります。子どもの「できること」にスポットを当て、「できないこと」への注意は控えます。それによって、お子さんは伸び伸びと前向きになっていきます。
ご家庭からの声
うちの息子は学習障害の傾向があり、勉強を始めても「無理」「わからへん」と、すぐに諦めてしまっていました。親が教えても、反発ばかりして、毎回親子ゲンカに発展します。
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小学5年生Kくんのお母さんより
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