
なぜつまずく?学習障害とADHD、二つの特性が重なる影響
「ノートの文字が汚くて、自分が書いた字が読めない…」
「勉強したと思ったら、すぐ立ち歩いてしまう…」
私たち家庭教師のえーるには、このようなお悩み相談が多く寄せられます。
もし、お子さんがこのような複雑なお悩みを抱えているなら、学習障害(LD)とADHD(注意欠陥・多動性障害)の両方の特性が隠されている可能性があります。このような複数の特性をお持ちのお子さんは、単に勉強が理解できないというだけではなく、「集中力が続かず、仮に理解していたとしても、うまく書けない」という苦しみを感じていることがあります。
学習障害の影響
読み書きや、計算が困難な子が多く、「どうせやってもムリ」「自分にはできない」と、自己肯定感が下がりやすいのが特徴です。
ADHDの影響
不注意や衝動性から、計画を立ててもそれを実行できなかったり、ケアレスミスが多い。じっとしているのが苦手で、話も聞かないため、授業内容が理解できないという子も少なくありません。
今日からできる!二つの特性を同時にサポートする3つのヒント
お子さんの力を最大限に引き出すためには、それぞれの特性を理解したうえで、両方の側面から同時にサポートすることが大切です。
①「苦手」はツールで補い、認知負荷を下げる
無理矢理、その子の苦手なことにエネルギーを使わず、技術を使って「苦手を補う」ことも場合によっては有効です。
学習障害へのアプローチ
ノートに書くのが苦手という子には、家で勉強する時だけでも、タブレットやデジタルペンを使用すると負担が少ないかもしれません。
また、道具が使えないというご家庭は、マス目のないノートや、マス目の大きいノートを使用する工夫もしてみましょう。
ADHDへのアプローチ
衝動性、不注意によるケアレスミスが多い子には、指さし確認をしながら文字を読み書きさせましょう。また、タイマーで時間を区切って、集中力が長持ちしやすいようにするのもいいでしょう。
②計画は「小さな目標」に分け、「見える化」して共有する
計画性がないのはADHDの子に多く見られます。文字情報の処理が困難なのは学習障害の特性から起きやすいようです。それらを同時にカバーできれば理想的ですよね。
ADHDへのアプローチ
ADHDの特性があるお子さんには「見える化」することが有効です。学習内容や時間を決めて、「何からするのか」「何分するのか」を明確にしておくと、迷わずに実行しやすくなるでしょう。
学習障害へのアプローチ
学習障害の特性のあるお子さんには、目標を小さめにしたり小分けにしてあげましょう。例えば、「ワークを10ページする」では気が遠くなるので、「今日は1ページだけ完成させよう」「英単語を5つだけ覚えよう」といったように、その子が達成可能な目標設定をします。「前に進んでいる」という実感が、お子さんの気持ちをポジティブに変えていきます。
③「行動」と「努力」を徹底的に褒める
学習障害やADHDの特性があるお子さんは、過去の失敗などから、自己肯定感が低くなっていることが多いです。そんなお子さんへのアプローチは、以下の通りです。
学習障害へのアプローチ
「結果」より「過程」を重視してあげましょう。例えば、その子にとって難しい問題が解けたときは、「すごいやん!粘り強く頑張ったね1」と言ってあげましょう。結果よりも、その行動を褒めてあげることによって自己肯定感はアップします。
ADHDへのアプローチ
衝動的に立ち上がったり、体が動いてしまう子も、過去、大人から注意を受けている回数が多いはずです。そんなお子さんが、もし、最後まで席を立たなかったり、頑張っていた時は、見逃さず「集中できてたし、最後まで頑張ってたね」と褒めてあげましょう。普段から注意を受けている子ほど、自己肯定感が爆上がりです。
まとめ:つまずきは「特性」のせいだけではない
私たち家庭教師のえーるは、これまで20年以上多くのお子さんのお悩み解決をしてきました。その経験から、学習のつまずきは、その子の特性のせいではなく、「学習環境が合っていない」、もしくは「勉強のやり方がその子に合っていない」と考えています。
まずは、お子さんの特性をきちんと理解してあげ、その子に合った環境を提供する。また、正しい勉強のやり方を教えてあげることで、秘められた能力が引き出されるんです。私たちは、そんなお子さんの可能性を引き出すお手伝いをするために日々活動しています。
ご家庭の声
息子は小学校の時、検査を受けてADHDと学習障害両方の傾向があると言われました。しかし、息子の強い希望で中学でも友だちと一緒の普通学級に進むことに。ただ、「授業中も集中できない」「教科書を読むのも苦手」そんな毎日で成績は下の下でした。テストを受ける度に、自信をなくして帰ってくる息子がだんだん可哀そうになり、思い切って、えーるさんに家庭教師をお願いすることにしました。息子の担当をしてくれた男性の先生は、子どもの特性を理解した上で、指導中に時間を区切ってくれたり、レベルを一段下げた問題から出してくれました。これまで私が教えても、すぐに集中が切れたり、体を動かすことがしょっちゅうあった息子でしたが、先生の指導中はほとんどないようです。先生が休憩を多めに入れてくれたり、1問解ける度に「おー!正解!」「すごい!できたー!」「よく頑張った」などと、とにかく褒めてくれるおかげで息子は前のめりに勉強できています。「ここがダメ」「あれがよくない」とダメだしばかりされてきた息子でしたが、小さな頑張りを、いっぱい褒めてくれる先生の指導が楽しいようです。自信をなくしかけていた息子の気持ちを前向きにさせてくれた先生には本当に感謝しています。
中学2年生のⅯくんのお母さん
えーる坪井お忙しい中、最後まで読んでいただきありがとうございました。
私たちえーるは、学習障害やADHDといった発達障害専門の家庭教師ではありませんが、20年以上、これまで多くのお子さんとの出会いの中で得た知識や経験をもとに、心をこめてサポートしています。
ちょっとしたお悩みや心配がある方はまずは気軽にご相談くださいね。
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