学習障害、書字表出障害(ディスグラフィア)のある子に合った勉強法と親ができるサポート

文字を書くことが難しい子

その不器用さ、書字表出障害(ディスグラフィア)が原因かも

「うちの子、文字を丁寧に書けない…」
「何度練習しても漢字を覚えられない…」

もしお子さんにこのような様子が見られたら、それは単なる「不器用」や「練習不足」ではないかもしれません。書字表出障害(ディスグラフィア)という、学習障害の一種で、脳機能の発達の特性が原因で、文字を書くことが難しくなっている可能性があります。

書字表出障害を抱えるお子さんは、決して「怠けている」わけではありません。一生懸命努力しても、文字の形が整わなかったり、漢字を覚えられなかったりすることが続き、次第に書くこと自体が苦痛になってしまうことがあります。

家庭教師のえーるでは、そうしたお子さんの気持ちに寄り添い、少しでも前向きになってもらえるよう全力でサポートしています。

書字表出障害(ディスグラフィア)ってどんな特徴があるの?

お子さんが文字を書くことを苦手とする場合、その根本にある原因を探ることが大切です。特に、書字表出障害を抱えるお子さんには、以下のような特徴が見られることがあります。

書く動作や形を認識するのが難しい

  • 文字の大きさが不揃いになったり、行からはみ出したりする。
  • 鏡文字(左右反転した文字)を書いてしまう。
  • 正しい筆順を覚えて書くことが難しい。

記憶力や情報処理が苦手

  • 漢字を何度練習しても覚えられない。
  • 文章の構成を考えるのが難しく、作文が苦手。
  • 文字や単語を抜かして書いてしまう。

見過ごされがちなサイン

  • 板書にやたら時間がかかったり、よく間違える。
  • 文字を書くことや、文章を伴う宿題を極端に嫌がる。
  • 不自然な筆圧(強すぎる、弱すぎる)になることがある。

今日からできる!家庭で取り組むべき3つの勉強法

1.感覚に訴える学習法

文字を「書く」だけでなく、体で文字の形を覚えることで、脳が文字を認識しやすくなります。

空中で文字を書く
空中に大きく指で文字をなぞることで、文字の形を体全体で覚えることができます。

粘土や砂で文字を作る
粘土で文字の形を作ったり、砂の上に指で文字を書いたりすることで、触覚を使って文字の形を認識します。

2.書くための環境づくり

書くこと自体に集中できるよう、環境を整えることも重要です。

正しい姿勢と筆圧を意識する
足を床につけて、背筋を伸ばし、正しい鉛筆の持ち方を意識することで、安定して書けるようになります。

罫線やマス目の工夫
マス目が大きめのノートを使ったり、罫線が太いノートを使ったりすることで、文字の大きさを揃えやすくなります。

3.無理のない「スモールステップ」

「できない」という経験が続くと、お子さんはどうしてもやる気をなくしてしまいます。

少しずつ練習する
一度に多くの文字を書かず、まずはひらがな一文字、漢字一文字から丁寧に練習しましょう。

デジタルツールの活用
パソコンやタブレットのキーボード入力、音声入力機能などを活用することで、文字を書くことの負担を減らし、学習内容に集中できるようにするのも有効です。

親ができる「心のサポート」と注意点

1.焦らず、努力を認めてあげる

文字の綺麗さや書くスピードにこだわらず、「今日は最後まで書けたね」「この文字、すごく上手!」と、お子さんの努力を言葉に出して褒めてあげましょう。親の理解とサポートが、お子さんにとって最大の支えになります。

2.他の子と比べない

お子さんの成長のペースは、周りの子とは違うかもしれません。比較されることを嫌がる子も沢山います。他の子と比べるのではなく、お子さんがどう成長しているかを見守ってあげましょう。

3.第三者の力を借りることを検討する

親御さんだけで抱え込まず、外部のサポートを検討するのも有効な手段です。特に家庭教師は、お子さんの学習ペースに合わせてマンツーマンで指導できるので、書字表出障害のお子さんへのサポートに適していると言われています。

親御さんの不安を解消!ご家庭からの声

ご家庭からの声

娘は小学校の頃から漢字の書き取りが苦手で、練習してもなかなか覚えられませんでした。中学校に入ってからは、国語の授業で作文を書く時間も増え、テストでは記述問題がほとんど。クラスメイトがスラスラ書いているのを見ては、「自分だけできない」と、すごく落ち込んでいました。担任の先生に相談しても、「もっと頑張りましょう」と精神論で片付けられてしまい、娘も「どうせ私には無理…」と自信をなくすばかり…。

そんなとき、えーるさんで家庭教師をお願いすることになり、大学2回生の女性の先生に来てもらいました。

先生はまず、娘の気持ちに寄り添い、「頑張っているのにできないのってしんどいね」と、共感してくれました。そして、無理に手書きをさせず、まずは文字の形を指でなぞることから始めてくれました。先生が読み上げる文章を、娘が空中に大きく指でなぞる練習の方法も教えてくれました。また、漢字の練習では、文字をパーツごとに分解し、先生と一緒に、ゆっくりと覚えました。先生と出会って半年が経ち、記述問題でも少しずつ点数が取れるようになり娘も自信を取り戻しつつあります。
娘に合った方法で教えてくれたおかげで、少しずつ前向きな気持ちで学習に取り組めているようなので嬉しいです。

中学2年生Sさんのお母さんより

えーる坪井

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私たちえーるは、学習障害専門の家庭教師ではありませんが、20年以上、これまで多くのお子さんとの出会いの中で得た知識や経験をもとに、心をこめてサポートしています。

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