2026年8月27日更新

「今の学力で高校に行けるの?」と不安なお母さんへ
「うちの子は読み書きがかなり苦手、そもそも高校受験なんてできるのかな…」
「内申点も足りていないし、定期テストの点数も良くならない」
いよいよ本格的な高校受験を前にして、毎日お子さんの進路や将来を心配し、お母さんの不安は尽きないことと思います。でも、どうか安心してください。学習障害(LD)の特性を抱えていたとしても、お子さんの個性や現状にぴったり合った学校選びをし、無理のない適切な準備さえすれば、高校受験をしっかり乗り越えられるはずです。
大切なのは、周りの子がやっている「みんなと同じやり方」に無理に合わせようとしないことです。お子さんが一番自分の能力を発揮でき、安心して3年間を過ごせる学びの場を、一緒に見つけていきましょう。
学習障害のお子さんが高校受験を乗り越える3つのポイント
進路選択の時期を迎えるにあたり、お母さんにぜひ知っておいていただきたい重要な3つのポイントをまとめました。
① 入試における「合理的配慮」の制度を活用する
多くの自治体や高校では、事前の申請を行うことで、お子さんの特性に合わせた試験時の特別な配慮を受けられる仕組みが用意されています。
配慮の主な例
試験時間の延長、問題用紙の文字拡大、別室での受験、視覚的困難に対する代読、書字困難がある場合のパソコン持ち込み許可など。
アドバイス
この制度を利用するには、専門医の診断書や、中学校で普段から受けている支援の記録・実績が必要となります。そのため、中学3年生の春から夏という早い段階で、学校の担任の先生や特別支援の担当の先生へ早めに相談しておきましょう。
② お子さんの「得意」が最大限に活きる入試形式を選ぶ
高校受験のスタイルは、全日制の5教科による一斉筆記試験だけではありません。視野を少し広げるだけで、プレッシャーをぐっと和らげることができます。
推薦入試・自己申告書・面接重視の選抜
当日の5教科の結果だけでなく、面接や作文、日々の活動を評価してもらえる形式があります。
私立高校の独自の入試制度
学校によっては、特定のテスト負担を軽減してくれたり、本人の得意な科目を大きく評価してくれたりするなど、柔軟な仕組みを取り入れているところもあります。
多部制・単位制高校という選択
一律の学力検査だけで合否を決めず、面接や「ここで学びたい」という意欲を汲み取ってくれる学校が近年増えています。
③ 「通信制・単位制」という柔軟な学びの場も視野に入れる
進路を考える際、「全日制の普通科に通うこと」だけがすべてではありません。
環境の特徴
通信制高校や単位制高校の中には、日々の学習やレポートの提出をタブレットやパソコン上で完結できるシステムが整っているところが多くあります。
もたらされる効果
読み書きにかかる過剰なストレスや負担が軽減されることで、心にゆとりが生まれます。その結果、プログラミング、デジタルデザイン、芸術など、お子さんが本来持っている「好きなことや得意な分野」をどんどん伸ばす時間や、心に余裕が生まれやすくなります。
まとめ:自分に合った「学びの武器」を使える学校を探そう
高校受験は、お子さん自身が「これから、どんなふうに社会とつながり、学んでいきたいのか」を考える分岐点であり、大切なチャンスです。
「周りと同じような進路を選べないかもしれない…」「自分に合う高校なんてあるかな…」と、不安になってしまうお母さんもいるかもしれません。でも、決して「行ける場所が全くない」なんてことはありません。もし読み書きに大きな壁があるなら、その不便さをしっかり補ってくれる「学びの武器(タブレットや合理的配慮などのツール)」を快く受け入れてくれる学校を選べばいいのです。
本人に合う環境や方法に出会うことで、お子さんはこれまでの苦労から解放され、自分らしく堂々と自信を持って高校生活を送れるようになりますよ。
私たちえーるは、受験をゴールとして捉えるだけでなく、その先のお子さんの未来を見据えながら、「この子にぴったり合った学び方や進路の形」を提案し、温かくサポートしていきます。
ご家庭の声
息子は、英単語や長い文章を読み取るのが人一倍苦手な子です。模試の点数も思うように伸びず、親としても「この子の成績で、一体高校に行けるのだろうか…」と毎日不安で仕方がありませんでした。学校の面談でも「このままだと普通科は厳しいかもしれません」と言われ、本人も「自分は受験しても無理なんや」とすっかり自信をなくしていました。そんな時にえーるの先生が我が家に来てくれて、「学力検査だけじゃなく、面接や自己申告書を重視してくれる高校や、タブレットを中心に学べる通信制の学校など、選択肢はいっぱいありますよ!」と優しく教えてくれたんです。
その言葉を聞いたとき、私の中でこれまで「どうしても全日制の普通科に行かせないと」と凝り固まっていた思い込みが一気に解けて心が軽くなりました。それから息子と一緒にいろいろな学校の特色を調べていくうちに、「ここなら自分のペースで勉強できそう!」「ここに行ってみたい!」と、息子の表情に久しぶりに明るい笑顔が戻ってきたのです。
今では自分の目標に向かって先生に教えてもらいながら、少しずつ前向きに準備を進めており、家の中の雰囲気も明るくなりました。息子の特性に寄り添い、素敵な選択肢を教えてくれたえーるの先生には感謝しています。受験までどうぞよろしくお願いします。
中学3年生 Sくんのお母さん
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