特別入学者選抜
特別入学者選抜は、工業、芸術、体育といった専門学科や、多部制単位制のクリエイティブスクールなど、特定の技能を重視する学科で実施されます。特別入学者選抜は、一般入学者選抜に比べると結果が早く出ます。そのため、「早急に進路を決めたい」というご家庭には嬉しい制度です。
出願受付
2月16日(月)~2月17日(火)
(※音楽科のみ 2月3日(火)〜2月4日(水))
学力検査
2月19日(木)
実技検査・面接
2月20日(金)(※高校により特定日実施)
合格発表
3月2日(月)
学力検査は5教科(英語・数学・国語・理科・社会)で実施
満点
各教科45点満点(合計225点満点)。
問題の種類
国語・数学・英語の3教科については、難度別に以下の2種類から高校が選択します。
A(基礎的問題)
B(標準的問題)
【特記事項】
総合学科(ステップスクール)は、3教科(英語・数学・国語)(135点満点を225点満点)
専門学科は実技検査を実施。(実技検査:100~225点。得点も加味して総合点とします。)
合否は、学力検査、調査書(内申点)、実技検査または面接、自己申告書を総合して判定されます。
合否判定の仕組み(点数加算方式)
調査書と学力検査の比重は3:7~7:3の範囲で、以下の5タイプから高校(ステップスクールを除く)が選択します。
I型:(学力検査点)1.4倍・(調査書点)0.6倍
II型: 1.2倍・0.8倍
III型:1.0倍・1.0倍
IV型:0.8倍・1.2倍
V型: 0.6倍・1.4倍
実技検査を実施する学科では、以下の手順で選抜されます。
①I群(総合点上位者)
総合点の高い者から定員の 110% に相当する者をI群とする。
②I群から優先合格
I群で、総合点の高い者から順に、募集人員の90%に相当する者を合格とする。
③II群(ボーダーゾーン)での選抜
I群で未合格者をII群(ボーダーゾーン)とし、自己申告書や調査書の「活動/行動の記録」により、高校の「アドミッションポリシー(求める生徒像)」に極めて合致する者を優先的に合格とします。






一般選抜
一般入学者選抜は、全日制の普通科、総合学科、専門学科など、ほとんどの府立高校で実施される最も一般的な選抜方式です。
出願受付
3月4日(水)~3月6日(金)
学力検査
3月11日(水)
合格発表
3月19日(木)
国語・社会・数学・理科・英語の5教科で実施されます。
満点
各教科90点満点(合計450点満点)。
国語・数学・英語の3教科については、高校ごとに学力レベルに応じて以下の3種類から選択されます。
- A問題 基礎的な内容中心(標準レベル)
- B問題 やや発展的内容(標準~やや難)
- C問題 高度な思考力を問う発展問題(難関校)
★C問題の検査時間
数学 60分
英語 筆記30分+リスニング25分
(※A・B問題の数学・英語は50分検査)
一般選抜の合否は、総合点(学力検査+調査書)を基本としながら、高校が定めるV型配点比率と多段階選抜方式で決定されます。
総合点
調査書の評定点と学力検査の得点に、高校が選択したタイプの倍率をかけて合計する(点数加算方式)。
多段階選抜
上位90%を総合点で合格とし、残りの10%の枠については、自己申告書および調査書の「活動/行動の記録」を資料として、高校の求める生徒像に合致する者を優先的に合格とします。

総合点(配点)


二次入学者選抜
二次入学者選抜は、特別選抜や一般選抜で募集人員に満たなかった高校・学科で実施される、最後の入試機会です。
実施時期
3月下旬ごろ
合格発表
3月下旬ごろ
面接実施日
3月25日(水)
学力検査(国・数・英などの一部教科)、面接、作文、調査書の内容などを総合的に判断して合否が決定されます。募集の有無や実施方法は、一般選抜の合格発表後に各高校から発表されます。
合否のカギ!内申点とV型配点
大阪府の公立高校入試は、当日の学力検査の点数と中学校での内申点(調査書)の両方をもとに、総合的に合否が判定されます。日ごろの努力と入試本番の成果の両方が求められます。
内申点(調査書)の重要性
内申点は、各教科の成績(評定)だけでなく、授業態度・提出物・学校生活 (意欲関心態度)などの取り組みなども含めて評価されます。
内申点の比重
大阪府では、中学3年間の評定が以下の比率で換算されるため、3年生の成績が最も重く扱われます。
3年:2年:1年 = 6:2:2
内申点アップのコツ
- 提出物
提出物やレポートは期限内にしっかり提出する。内容も丁寧に仕上げる。 - 授業態度
授業中の態度や、発言を意識しましょう。 - 定期テスト
できるだけケアレスミスを減らしましょう。
このような積み重ねによって、内申点がアップします。
V型配点(学力検査 vs 内申点)
調査書と学力検査の比重は、以下の5タイプから高校が選択します。
I型 7:3(学力検査1.4倍・調査書0.6倍、学力を最重視)
II型 6:4(学力検査1.2倍・調査書0.8倍)
III型 5:5(学力検査1.0倍・調査書1.0倍、バランス重視)
IV型 4:6(学力検査0.8倍・調査書1.2倍)
V型 3:7(学力検査0.6倍・調査書1.4倍、内申点を最重視)
志望校のV型を早めに確認し、「当日の点数アップ」と「日々の内申点確保」のどちらに比重を置くべきか、戦略を立てましょう。
参考資料令和8年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項(令和7年10月16日公表)/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
今すぐできる!家庭で支える合格への道
私たち家庭教師のえーるは、これまで26年間、沢山の受験生を指導してきました。ありがたいことに、家庭教師のサポートは、受験生のお子さんにとって、大きな力になり、毎年多くのご家庭から喜んでいただいています。ですが、受験は、チーム戦です。何と言っても親御さんの協力なしには成功しません。親御さんの温かいサポートさえあれば、お子さんは目の前の受験勉強に集中することができます。
- 中学3年生の「内申点」を最優先にする
大阪府の入試では、中学3年間のうち、3年生の成績が6割を占めます。テストの点数はもちろん、「提出物の完成度」「授業の復習または予習」「テスト見直し」といった、内申の評価に直結する行動ができているかも見守ってあげましょう。 - 志望校のV型・問題(A/B/C)を早期に「見える化」する
ただ戦略もなく勉強するのは非効率です。志望校が「学力重視(I型/C問題)」なのか、それとも「内申重視(V型)」なのかを明確にし、お子さんの得意教科やタイプに合わせて対策をしましょう。
C問題対策の場合、長文読解と応用問題に集中し、内申重視なら高得点を取るための定期テスト対策をするなど、目標がブレないよう導いてあげてください。 - 「安全地帯」としての家庭環境を作ってあげましょう
受験生は受験前になるとプレッシャーが増し、精神的にきつくなる時期もあります。親御さんができるのは「家庭を心の安全地帯」にしてあげることです。 栄養バランスのとれた食事や、睡眠時間の確保など体調管理、集中しやすい学習環境を整えてあげるなど、ご家庭の協力はお子さんを後押しします。 - 「勉強のやり方」がわからないという方は、えーるまでご相談ください
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