中2数学でつまずきやすい単元とは?苦手になる原因と家庭でできる対策

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中学生の数学

「中1のときは、なんとか平均点くらいはキープできていたのに…」
「2年生になって、数学のテストの点数が一気に下がってしまった」

一生懸命なお母さんほど、急に点数が下がったお子さんを見ていると焦ってしまい、「なんでもっとちゃんと勉強せえへんの?」「このままで受験大丈夫?」と、ついキツイ口調で言ってしまい、親子ゲンカになっているご家庭も多いようです。

でも、お子さんも決してサボっているわけではありません。実は、中2の数学には「中1のときよりも、さらに急激につまずきやすくなる明確な理由」があるんです。

えーるに寄せられる「中2数学でつまずいた」とお悩みのご家庭からの相談事例

私たちえーるには、毎日たくさんのお母さんからご相談が届きます。その中でも、特に多い中2の「数学」に関するお悩みをご紹介します。

【ケース1】計算が長くなると途中でミスをするM君(中2)

連立方程式の計算で、解き方の手順(加減法や代入法)は一応わかっているみたいなんです。でも、途中の計算がとにかく長くなるので、プラスとマイナスの符号を間違えたり、途中で数字をごちゃごちゃにしてしまったりして、結局いつも計算ミスばかり。最後まで正解にたどり着けなくて、すっかり自信をなくしています。

【ケース2】グラフと式が結びつかないAさん(中

中1の比例・反比例のときから怪しかったのですが、中2の一次関数になって完全に手が止まっています。傾きとか切片とか、言葉の意味が頭に入っていないみたいで、 y=ax+b の式を見ても、どんなグラフになるのかイメージが全く湧かないようです。ワークの問題をただ丸暗記しようとしてパニックになっています。

【ケース3】証明の問題になると白紙になるK君(中

合同条件を覚えるのはできても、図形の『証明問題』になると、ノートに何をどう書けばいいのか分からず、テストではいつも白紙で出してしまいます。理由を論理的に説明していく記述式の問題に強い拒絶反応を起こしていて、学校の授業も苦痛になっているようです。

これらはすべて、お子さんの能力の問題ではありません。中2の数学で求められる「計算のステップの多さ」や「論理的な考え方の壁」にぶつかっているだけで、正しいステップを踏んで戻ってあげれば、必ず解決できるお悩みです。

中2になって数学が急に難しく感じる(点数が下がる)理由

計算のステップ(行数)が倍になり、ミスが起きやすくなる

「中1のときはそこまで苦手ではなかったのに、2年生になって急に分からなくなった」とお母さんからよく伺います。 中2の数学が難しくなる最大の理由は、「計算のプロセスが圧倒的に長くなるから」です。

中1の「方程式」であれば、3行〜4行ほどで答えが出せた問題が、中2の「連立方程式」になると、2つの式を組み合わせるため、答えを出すまでに7行も8行も書かなければならなくなります。

ステップが倍に増えるということは、それだけ「途中で符号をミスする確率」や「移項(符号を入れ替えて数字を動かすこと)で間違う確率」が跳ね上がるということです。 解き方のルール自体は分かっていても、計算の長さにつまずいて点数を落としてしまう子が非常に多いのが、中2の特徴です。

「覚える」だけの丸暗記が完全に通用しなくなる

中学校の数学は、中1の段階でも「意味を理解する」ことが大切でしたが、中2になるとその傾向がさらに強まります。特に文部科学省の学習指導要領で定められている「関数(一次関数)」や「図形(証明)」の領域では、ただ公式を丸暗記して数字を当てはめるだけの勉強法では、全く点数に結びつかなくなります。

「なぜその変化の割合になるのか」
「なぜその三角形が合同だと言えるのか」
「自分の考えをどうやって言葉と式で説明するのか」

という、根本的な「理屈」が分かっていないと、少し問題の形を変えられただけで解けなくなってしまいます。 子どもがサボっているのではなく、「一生懸命ワークを解いているのに、やり方が合っていなくて点数に繋がらない状態」になって困っているケースがほとんどです。

そんなときに家で「もっと真面目にしなさい!」「なんでこんな点数なん⁈」と言われると、子どもは心を閉ざしてしまい、やる気を失ってしまうのです。

中2数学でつまずきやすい4つの単元(連立方程式・一次関数・図形の証明・確率)

中2の数学で、特に「わからない」「苦手」となりやすい代表的な4つの壁をご紹介します。

連立方程式|計算が長くなり、文章題で式が作れない

中2数学の最初の大きな壁が「連立方程式」です。

  • 加減法や代入法など、計算のやり方が複数あって混乱する
  • 途中の計算が長すぎて、どこかで必ず符号のミス(+と−の間違い)をしてしまう
  • 文章題(代金や速さ、割合の問題)になると、何をxとyにすればいいのか分からない

このように、計算量の多さに圧倒され、さらに文章題になるとフリーズしてしまう子が続出します。ここでつまずくと、「やっぱり数学は難しい…」と一気に苦手意識が強くなってしまいます。

一次関数|式・表・グラフがつながらない

連立方程式の次にやってくるのが、中2数学の最大の難所と言われる「一次関数」です。中1の比例・反比例がパワーアップした内容ですが、ここでつまずく子が本当にたくさんいます。

「変化の割合」や「切片(せっぺん)」という意味が理解できない

式(y=ax+b)を見ても、それがどんなグラフ(直線の位置)になるのかイメージが湧かない

文章題や、図形と組み合わされた応用問題になると全く解けない

一次関数は、高校入試でも形を変えて毎年必ず出題される、超重要単元です。中1の比例・反比例のルールがあやふやなままだと、100%と言っていいほどここでつまずいてしまうため、早めの対策が必要です。

図形の証明|理由を説明する文章の書き方が分からない

中2の後半になると、平面図形の「合同の証明」が登場します。これまでの計算中心の単元とは一転して、今度は「論理的な文章を自分で組み立てて書く力」が必要になります。

  • 合同条件(3組の辺がそれぞれ等しい、など)は覚えたけれど、使い方が分からない
  • 図を見て、「どことどこが同じ理由」をどう文章に書けばいいのか分からない
  • 記述の行数が多すぎて、書き始める前から諦めて白紙にしてしまう

計算は得意で計算テストは良い点数を取れていた子が、この「証明」に入った途端に、書き方が分からずに点数をガクッと落としてしまうケースが目立ちます。

確率|数え上げの漏れや、問題文の勘違いが起きやすい

中2の最後に習う「確率」も、苦手にする子が多い単元です。

  • 樹形図(枝分かれした図)をきれいに書けず、数え漏らしや重複のミスをする
  • 「少なくとも1回は〜」「同時に〜」といった問題文特有の言い回しの意味が分からない
  • サイコロやトランプ、コインを使った問題のパターンに振り回されてしまう

確率は、計算のセンスというよりも、「丁寧に条件を整理する力」が必要です。なんとなくの感覚や暗算だけで解こうとして、毎回少しずつ答えがズレてバツになってしまう子がとても多いのです。

中2数学でつまずく子に多い3つの共通点

えーるで多くの勉強嫌いなお子さんを見てきて、中2で数学が苦手になる子にはいくつかの共通する「癖」や原因があることが分かりました。

中1数学の苦手(方程式・比例)が残っている

中2数学の計算や関数で引っかかる原因をたどると、実は中2の内容そのものが原因ではなく、「中1のときの苦手の残り」が原因になっているケースが非常に多いです。 例えば、中1の「文字式」や「方程式」の計算があやふやなままになっていると、中2の「連立方程式」の長い計算で必ずつまづいてしまいます。

また、中1の「比例・反比例」のグラフの書き方が分かっていない子は、中2の「一次関数」のグラフで100%混乱してしまいます。土台がグラグラなまま2階を建てようとしている状態なので、まずは1階(中1内容)の穴を埋めることが先決です。

途中式を書かずに、ノートの余白や暗算で済ませようとする

数学が苦手な子ほど、ノートを面倒くさがって汚さず、頭の中だけで計算(暗算)しようとしたり、問題集の隅っこに小さな文字で殴り書きしたりします。 その結果、符号のミスや数字の写し間違いを繰り返しがちです。「自分がどこで間違えたのか」というプロセスの足跡が残っていないため、本人も間違いの原因が分からず、同じミスを何度も何度も繰り返してしまいます。

「こんな前のことを聞いたら恥ずかしい」と質問を諦めている

これは、えーるの生徒さんにも特に多い、優しいお子さんのタイプです。 「もう中2なのに、中1の方程式のやり方なんて恥ずかしくて質問できない」「学校や塾の周りの目が気になって、分かったフリをしてしまう」というお子さんは、わからない小さな問題をそのままにしてしまい、気づけば大きなわからないにして、身動きが取れなくなってしまいます。

中2数学の苦手をそのままにするとどうなる?

中3の数学や、高校入試問題がどれだけ頑張っても解けなくなる

数学という教科は、国語や社会のように「前の単元が分からなくても、次の単元はできる」という性質のものではなく、下から積み上げていく教科です。 中2で習う「連立方程式」や「一次関数」があいまいなままだと、中3で習う「二次方程式」や「関数 y=ax²」、そして最終的な高校入試問題は、どれだけ時間をかけて頑張っても絶対に解けるようにはなりません。中2数学は、高校入試を突破するための「最大の命綱」なのです。

「自分は数学ができない」という強い思い込み(拒絶反応)になる

点数下がること以上に私たちが心配なのは、お子さんが「自分は数学のセンスがない」「どうせやっても無理」と、自信を完全に失ってしまうことです。 中2の段階でついてしまった強い苦手意識を中3の受験期になってからひっくり返すには、何倍もの時間とエネルギーが必要になります。だからこそ、「あれ?点数が下がってきた、怪しいな」と思った今の段階で、早めに手を打ってあげることが何よりも大切なのです。

家庭でできる中2数学の見直し方

お母さんがお家でお子さんの様子を見てあげる際、以下の3つのポイントを意識してみてください。

まずは「どの単元(中1のどこ)で止まっているか」を確認する

「数学全部がわからない」のではなく、どこかに必ず原因があります。以下のチェックリストを参考に、1つずつ手元を見てあげてください。

  • 1つの文字について解く(等式変形)など、中2の文字式のきまりが分かっているか
  • 中1の「方程式」の計算(分数や小数が含まれるもの)はスムーズにできるか
  • 中1の「比例・反比例」のグラフを、座標を見ながら正しく書けるか
  • 一次関数で、グラフから傾き(変化の割合)と切片を読み取れるか
  • 図形の合同条件を、暗記するだけでなく図の中から見つけ出せるか

このようにつまずきをチェックしていくと、中2のいま習っている場所ではなく、「中1の方程式の分数で引っかかっていたんだ!」というように、直すべき本当の原因がハッキリと見えてきます。

いきなり難しい入試対策問題や応用問題を解かせない

テストの点数を戻しようとして、焦って塾の難しい問題集や、学校のワークの応用問題を無理に解かせると、さらに自信をなくして数学が嫌いになってしまいます。 まずは教科書の例題レベルの「絶対にできる問題」まで思い切って戻り、そこからスタートして「できた!」という小さな自信をお子さんに積み重ねさせてあげてください。

1日10分でも、戻る場所が合っていればガラリと変わる

「うちの子、家で全然机に向かわへんし、今さら追いつくなんて無理かも…」と諦めないでください。毎日何時間も必死になって猛勉強する必要なんてありません。 大切なのは、勉強の量ではなく「どこまで戻って見直すか」です。 えーるの指導では、お子さんがつまずいている根本的な原因(中1の内容や、時には小学校の算数)までしっかり戻り、そこをピンポイントで1日10分見直していきます。たった10分でも、戻る場所さえ合っていれば、翌日からの学校の授業の理解度はガラリと変わります。

中2数学が苦手な子には「戻る指導」が大切です

わからない問題の解説だけを読んでも、根本解決にならない

学校の授業や一般的な塾では、どうしても「いま学校で習っている範囲」の解説が中心になります。 しかし、中2数学でつまずいている子は、いま習っている一次関数そのものではなく、中1の比例や、プラス・マイナスの計算に原因があることがほとんどです。いくら今の連立方程式の解き方を優しく教えてもらっても、中1の方程式のルールや文字式の決まりが分かっていなければ、結局は途中で計算が止まってしまい、根本的な解決にはなりません。だからこそ、わからないところまで「戻る」ことが何よりも大切なのです。

家庭教師なら、周りの目を気にせずにつまずいた過去まで戻れる

1対1のマンツーマン指導である家庭教師なら、お子さんのすぐ隣で、ノートに書く途中式やペンの止まり方をじっくりと見守ることができます。

「あ、この子は連立方程式の手順は分かっているけれど、中1の方程式の『移項』のときに符号を変えるのを忘れてるな」
「一次関数が解けないのは、中1の比例のグラフの書き方が抜けているからだな」

私たちは、お子さんが学校や塾では「恥ずかしくて質問できなかったこと」も、プライドを傷つけないように配慮しながら、ペースに合わせて「ここまでは分かる」「ここから怪しい」を一緒になって優しく探し出します。

お母さんの代わりに勉強のイライラを受け止め、二人三脚で自信を取り戻していきます。

ご家庭の声

うちの息子は、部活が忙しくなった2年生の夏頃から、数学のテストで20点台を連発するようになってしまいました。中1のときはギリギリ平均点くらいだったのですが、連立方程式や一次関数になって完全に『意味わからん!』と投げ出すようになってしまったんです。家で私が教えようとしても『お母さんの教え方わかりにくい!』とケンカになる毎日で、私はイライラしてついつい怒鳴ってしまっていました。

えーるの先生が来てくれてからは、息子のノートの書き方を見て今の学校の進度に関係なく、息子が本当に引っかかっている場所まで戻ってくれたんです。

『ここまでは完璧にできてる』といつも先生がいっぱい褒めてくださるので、息子の顔にも自信が戻り、やる気になっています。今では私が何も言わなくても、部活のあとに自分から机に向かうようになり本当に助かっています。先生にはこれからもお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

中学2年生 M君のお母さんより

無料体験授業で、えーるの勉強法をお試しできます

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!最後に、私たち家庭教師のえーるから大切なお知らせです。

えーるでは、お子さんの学習に対する不安を解消し、前向きな一歩を踏み出すための無料体験授業をご用意しています。

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それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!