2025年10月更新

「教育費って子ども一人1,000万円以上かかるって本当?」
「公立と私立の教育費って、いくらぐらい違うの?」
このように、親御さんにとって、「お子さんの教育にかかる費用」は関心事の上位ではないでしょうか?教育費は年々上昇していますが、「いくら準備しないといけないのか?」という不安をお持ちの方も多く、えーるにも多くのご質問をいただいています。
この記事では、お子さんが小学校入学から、大学卒業するまでの教育費について、(文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度、大学等の納付金等)のデータをもとに解説します。
費用対効果や、支援制度についてもご紹介します。
小学校(6年間)にかかる教育費の最新データ
小学校6年間の教育費は、公立か、私立かによって総額が大きく違ってきます。特に、習い事や塾といった学校外活動の割合が高くなってきています。
公立小学校と私立小学校の年間費用比較
公立小学校と私立小学校の年間費用比較
| 項目 | 公立小学校 (年間) | 私立小学校 (年間) |
|---|---|---|
| 学校教育費 (授業料・施設費等) | 8万 1,753円 | 105万 4,083円 |
| 学校給食費 | 3万 8,405円 | 5万 3,601円 |
| 学校外活動費 (塾・習い事等) | 21万 6,107円 | 72万 420円 |
| 年間教育費合計 | 33万 6,265円 | 182万 8,112円 |
| 6年間の 総額目安 | 約201万円 | 約1,097万円 |
6年間の総額目安の差
- 学校教育費 (授業料、施設費等)
約8.2倍の差
- 年間教育費合計
約5.4倍の差
- 6年間の総額目安
約896万円の差
※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より。
実は、公立と私立の小学校では、6年間で約900万円近い差が出てきます。その差の大部分は、私立小学校の授業料や、施設維持費といった学校教育費です。
「学校外活動費」に関しては公立、私立共に割合として大きく、最近の傾向として、塾や習い事を小学校のうちから通わせる世帯が多いことが伺えます。その分家計の負担も大きくなります。

中学校(3年間)にかかる教育費と私立公立の差
中学校の授業は、学習内容がグンと難しくなり、「授業についていけない」「テストの点数が下がった」「高校受験を見据えて」といった理由から、塾や家庭教師を活用する家庭が増え、その分教育費の負担も大きくなります。
公立中学校と私立中学校の年間費用比較
| 項目 | 公立中学校 (年間) | 私立中学校 (年間) |
|---|---|---|
| 学校教育費 (授業料・施設費等) | 15万 747円 | 112万 8,061円 |
| 学校給食費 | 3万 5,667円 | 9,317円 |
| 学校外活動費 (塾・習い事等) | 35万 6,061円 | 42万 2,981円 |
| 年間教育費合計 | 54万 2,475円 | 156万 359円 |
| 3年間の 総額目安 | 約162万円 | 約468万円 |
3年間の総額目安の差
- 学校教育費(授業料・施設費等)
約7.5倍の差
- 年間教育費合計
約2.9倍の差
- 3年間の総額目安
約306万円の差
※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より。
公立の中学校でも、54万円/年間 以上の教育費がかかります。その中でも塾や習い事といった、学校外活動費が35万円/年間以上と、大きな割合をしめています。 特に中学校で習う学習は、内申点や入学試験という、高校受験の合否に大きく影響します。そのため、多くの生徒が塾か家庭教師を習いはじめます。私立中学の年間の費用は公立の約2.9倍ですが、公立でも、塾や家庭教師の費用が重なれば私立並に負担がかかってしまいます。
高校(3年間)にかかる教育費と大学受験に向けた支出
高校生になれば、大学への進学に向けた学習になるため、受験対策用の費用が加わり、教育費はさらに大きくなります。
公立高校と私立高校の年間費用比較
| 項目 | 公立高等学校 (年間) | 私立高等学校 (年間) |
|---|---|---|
| 学校教育費 (授業料・施設費等) | 35万 1,452円 | 76万 6,490円 |
| 学校外活動費 (塾・予備校等) | 24万 6,300円 | 26万 3,793円 |
| 年間教育費合計 | 59万 7,752円 | 103万 283円 |
| 3年間の 総額目安 | 約179万円 | 約309万円 |
3年間の総額目安の差
- 年間教育費合計
約1.7倍の差
- 3年間の総額目安
約130万円の差
※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より。
高校生になると公立高校、私立高校の学校外活動費の差は縮まります。これは公立私立関係なく、多くの高校生が大学受験に向けて、予備校や塾や家庭教師を活用するからです。特に高校3年生は、予備校の特別講習や、模擬試験、出願費用などの費用がかかり、3年間の中で最も教育費がかかる学年です。
大学進学で必要な初年度納付金の最新額(国立・私立別)
大学への進学に必要な費用として学費とは別に、生活費の負担も重なる場合があります。ここでは、最も高額な大学の費用について解説します。
大学初年度納付金
国立大学(全学部)
- 入学料 282,000円
- 授業料(年額) 535,800円
- 初年度合計(目安) 817,800円
費用のポイント
令和6年度の標準額で一律。
公立大学 【全学部】(平均)
- 入学料 374,371円
- 授業料(年額) 536,191円
- 初年度合計(目安) 910,562円
費用のポイント
国立に近く、地域外在住者は入学料が割高になる場合がある。
私立大学 【文系学部】(平均)
- 入学料 223,867円
- 授業料(年額) 827,135円
- 初年度合計(目安) 119万4,840円
費用のポイント
施設設備費などを含む。理系に比べると安価。
私立大学 【理系学部】(平均)
- 入学料 234,756円
- 授業料(年額) 116万2,738円
- 初年度合計(目安) 153万450円
費用のポイント
実験実習費などが加算され、文系より高額になる。
私立大学 【医歯系学部】(平均)
- 入学料 約107万円
- 授業料(年額) 286万3,713円
- 初年度合計(目安) 482万1,704円
費用のポイント
私立で最も高額な学部。入学金と授業料が突出している。
※国立大学は令和6年度標準額。公立・私立大学は文部科学省「令和5年度 私立大学入学者に係る学生納付金等調査結果」など最新公表データの平均額。
【学費とは別にかかる生活費】
大学進学にかかる費用で、見落としがちなのが「生活費」です。
大学のある場所は、家から遠いことがほとんどで、一人暮らしをするとなると、それなりの費用がかかります。家賃、光熱費、食費、通信費、交際費など合わせると年間で100万くらいかかることも。大学の学費に生活費が加わると家計の負担はさらに大きくなります。
参考資料
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」_
「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」

教育費の負担軽減策
教育費が高額で、負担が苦しいというご家庭には、公的な救済制度があります。公的な制度を活用することと同時に、教育費が無駄にならないように、費用対効果の高い学習法を身につけることも必要です。
【活用すべき公的支援制度の種類】
1. 就学援助制度
- 制度名:就学援助制度(しゅうがくえんじょせいど)
- 対象者:小・中学校の、経済的に困窮している世帯。
- 制度内容:学用品費、学校給食費、修学旅行費など、義務教育の費用を援助します。申請は市区町村が窓口です。
2. 児童手当
- 制度名:児童手当
- 対象者:0歳から中学校卒業までの児童を養育する保護者。
- 制度内容:子育て世帯への経済支援です。子どもの成長に必要な費用として活用できます。
3. 高等学校等就学支援金制度
- 制度名:高等学校等就学支援金制度
- 対象者:公立・私立高校の生徒。
- 制度内容:所得制限内で授業料を支援します。公立高校は実質無償化となり、私立高校も一部負担が軽減されます。
4. 高等教育の修学支援新制度
- 制度名:高等教育の修学支援新制度
- 対象者:大学・専門学校の学生。
- 制度内容:住民税非課税世帯等を対象に、授業料・入学金の減免と、返済不要の給付型奨学金を支給します。
費用対効果を高める学習法とご家庭の声
費用対効果を高める学習法
「高いお金払って塾行かせたのに成果がでていない…」
「家庭教師をつけているのに成績が上がらない…」
私たちえーるには、このようなお悩み相談も多く寄せられます。
せっかく高い月謝を払っているのに、肝心の成果が出なければ「大切なお金が無駄」になってしまいます。
そうならないためにも、「お子さんにぴったりの勉強法」を早めに見つけてあげることが重要です。
予習・復習の大切さ
定期テストの問題は、学校で毎日習っている教科書の内容から出題されます。小学校みたいに授業中に先生が予習・復習をしてくれない中学校では、生徒自身が予習・復習をしていかないと、ついていけなくなってきます。まずは正しい予習・復習法を身につけましょう。
家庭学習の習慣づけ
えーるに寄せられるご相談でも多いのが「塾の成果が出ていない」です。塾に通っているのに成績が伸びていない原因で、最も多かったのが「その場限りになって家では勉強していない」でした。 それは家庭教師をしても同じことがいえます。まずは「家庭学習の習慣づけ」をすることが最優先です。
まずは基礎から
どんなに評判の良い塾に通っていても、基礎があやふやな状態だったらどうでしょう? 塾の授業についていけず、せっかくの塾代も無駄になるかもしれません。まずは基礎をしっかり固めておき、わからないところを把握した上で塾の授業を受けましょう。
もし、基礎からじっくり教えてほしいという方は、1対1の個別指導塾か、家庭教師のほうが向いているのかもしれません。
ご家庭の声
息子は中学1年生の時に、近所にある大手塾に通っていました。しかし、月謝以外にも特別講習や、教材費など追加費用がいろいろとかかり、経済的にかなり負担になっていました。そして、成績が下がってきたタイミングでキッパリと塾はやめ、えーるさんに家庭教師を頼むことになったんです。えーるさんは授業料が明瞭で、特別な費用もかからなかったので、家計の計画や、やりくりしやすいです。来てくれた先生も、とても感じのいい方で、息子も先生の言うことは素直に聞いてくれるので助かっています。この前の数学と英語のテストで点数が上がっていたので、息子はとても喜んでいました。先生にはこれからもお世話になると思います。今後ともよろしくお願いします
中学2年生 Dくんのお母さん
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お忙しい中、最後まで読んでいただきありがとうございました。正直、「うちの子ほんとにできるのかな??」と思っている方も多いかと思います。
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※体験授業を受けてみて少しでも「思っていたのと違った…」そう思われた方は遠慮なくお断りください。
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つばさ先生それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!






