ケーススタディ『成功した復帰例』

  2026年5月22日更新

学校に行く中学生

「休む期間が長くなるほど、もう戻れなくなる気がして」
「周りの友達に、どんどん置いて行かれそうで怖い…」

私たちえーるには、不登校でお悩みのお母さんからこうした切実なご相談が多く寄せられます。「一日でも早く学校へ」と焦る気持ち本当によくわかります。ですが、お母さんは、焦って背中を押すのではなく、まずはその不安を一つずつ解きほぐしていくことから、一緒に始めてみませんか?

復帰への第一歩は「現状の理解」と「小さな一歩」

不登校の解決において、復帰への一番の近道は、実は「すぐに学校に戻ること」を一旦目標から外してみることなんです。

まずは「いますぐ登校」ではなく「心の安心」

まずは、お子さんがなぜ学校に行けなくなってしまったのか、その原因をありのまま受け止めてあげましょう。焦って、無理に背中を押すのではなく、お子さんの今の気持ちをしっかり理解し、目の前の小さなハードルを一つずつ一緒に越えていくような感じです。その積み重ねが、結果として「外に出てみようかな」というモチベーションに繋がります。

ここでは、実際に復帰を成功させた生徒たちが、どのような道のりで自信を取り戻していったのか、3つのステップに分けてご紹介します。

復帰を成功させた生徒がたどった3つの具体的なステップ

不登校から再び前を向くための道のりは、焦らず一段ずつ階段を登るように進むことが大切です。ここでは、多くの生徒さんが実際に自信を取り戻していった「3つのステップ」を詳しく見ていきましょう。

Step① 「わかった!」の積み重ねで折れた自信を取り戻す

不登校のきっかけとして意外に多いのが、勉強の遅れによる自信喪失なんです。「授業聞いてもさっぱりわからへん」「自分だけが置いて行かれてる…」といった不安や恐怖が、登校への足取りを重くしてしまうケースは少なくありません。

実践例

お子さんと一緒に、思い切って数年前の基礎まで戻って復習をします。

目標

まずは「1日15分だけ」机に向かうことから始めてみます。

結果

「解けた!」「わかった!」という小さな成功体験がお子さんの学習への不安な気持ちを「やってみようかな」という、ポジティブな意欲に変えていきます。

Step② 家族以外との「心のつながり」を広げ、外の空気に慣れる

家の中に閉じこもりがちになると、外の世界が「怖い空間」になってしまうものです。まずは学校にこだわらず、安心できる「第3の居場所」を作ることから練習を始めてみましょう。

実践例

週に1回だけ保健室や図書室に顔を出したり、親しみやすい家庭教師の先生に来てもらって、何気ない雑談から始めてみる。

目標

信頼できる先生や第3の大人と、リラックスして趣味や好きなアニメや、音楽などの会話を楽しむ。だんだん慣れてきたら好きな科目を少しだけ一緒にすすめてみる。

結果

家族以外の人と触れ合うことで「外の世界は怖くないかも」と安心し、対人関係への抵抗感が少しずつ薄れていきます。

Step③ 登校の枠を超えて「自分らしい未来」を自由に描く

最終的なゴールは「学校に戻ること」だけではありません。お子さんが自分の意志で「こうなりたい」「ここに行きたい」と思える未来を見つけることが、最大のモチベーションになります。

選択肢の例

通信制高校、高卒認定、専門的なスキルを学べる学校など、将来の道はいっぱいあるということをお子さんに教えてあげましょう。

実践例

興味のある学校のパンフレットを一緒に眺めたり、将来の夢について親子で穏やかに話す時間を作ります。

結果

お子さん自身が「ここなら行ってみたい」「こんなことしてみたい」と思える目標を見つけることで、今の勉強が「将来の準備」と捉えられ、前向きになります。

まとめ:焦らず、お子さんのペースを信じることが復帰への鍵

お子さんの不登校からの復帰は、一直線の道のりではなく、時には立ち止まったり、少し戻ったりすることもあるかもしれませんが、それでも大丈夫です。周りにいる大人が「早くしなさい!」と急かさず、ゆっくり、どっしりと構え、お子さんの可能性を信じてあげることが一番大切なんです。

お子さんの「心のペース」を一番に考えて

まずは、お子さんの今の気持ちをそのまま受け入れてあげましょう。

決して無理な高い目標を設定したり、一気に前に進もうとはせず、お子さんと一緒に相談しながら「これならできそう」と思える小さな目標を一つずつクリアしていきます。一つひとつの「できた!」の積み重ねが、お子さんの自己肯定感を高め、再び前を向くためのエネルギーになるでしょう。

一緒に、一歩ずつ進んでいきませんか?

私たちえーるは、お子さんの心に寄り添いながら、学習面での遅れをカバーし、自信を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。「今、何ができるか」を一緒に考え、お子さんの歩調に合わせて、少しずつ、一歩ずつ前に進めるようサポートいたします。 一人で悩まないで、まずは今の不安な気持ちを私たちに聞かせてくださいね。

ご家庭の声

息子は、中学2年生の夏ごろから、朝になるとどうしても体が動かなくなり、学校を休みがちになりました。元々真面目な性格だったので、休んでいる間も『みんなに迷惑をかけている』『自分だけ遅れていく…』と、毎日部屋に籠って自分を責めていました。そんな時家族で相談し、えーるの家庭教師の先生に来てもらうことになりました。先生は、毎回『学校のペースに合わせなくていいし、自分のできることから、ちょっとずつすればいいから』と毎回息子を優しく励ましてくれました。息子はそんな励ましのおかげで、気持ちが軽くなっていき先生に、いろんな悩みを相談するまでになりました。そして、息子は先生が来る日を目標に、少しずつですが机に向かうようになっていきました。先生は『ここが解けるなら、次の問題も絶対大丈夫!』と、励ましたり、いっぱい褒めてくれるので、先生が楽しくてしかたないようです。今では、別教室ですが週3回ほど通うようになり、自分なりにワークをすすめています。家庭教師の先生が来た時に、一人ではできなかったところを質問しているみたいです。部屋で暗い顔してマイナスしか言わなかった息子が、先生のおかげで別人のようになり、少しずつ前を向けるようになりました。先生には本当に感謝しています。

中学3年生  Kくんのお母さんより

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