2025年12月4日更新

不登校からの再スタートに必要な「親の心構え」
私たち家庭教師のえーるは、これまで多くの不登校の生徒を指導させてもらいました。その経験から、不登校のお子さんの登校復帰に欠かせないのは、親御さんの心にゆとりを持ってもらうことだと感じています。
ここでは、「どうにかしなければ」という焦りや不安を、どのように安心に変えてもらえるかといった心構えについて解説します。
①まず、子どもの気持ちに静かに寄り添う
「なんで学校行かへんの⁉」
お子さんが学校に行かなくなると、このように問い詰めてしまう親御さんがほとんどかもしれません。しかし、不登校の背景には、お子さんだけにしかわからない複雑な理由があります。親の焦りは子どもに伝わってしまいます。まずは、穏やかな気持ちで、お子さんが「何を考えているのか?」という心の声を聞いてあげましょう。お子さんは安心してくれたら、少しずつ話してくれるようになります。
②未来の話は、“答え”じゃなく“問いかけ”から
「将来、どんな仕事をしたいの?」
「高校どこ行きたい? 目標は?」
お子さんに、いきなりこのように質問しても、すぐに答えが返ってこないでしょう。
特に、まだ受験生でもない中学1,2年生の時点で、将来の具体的な進路や就きたい仕事が明確な子はほとんどいません。
だから、親が不安に駆られて「この先どうしたいの?」と詰め寄ってしまうと、「学校にも行けていないのに…」と、かえって心を閉ざしてしまうでしょう。
代わりに、「どんなふうになれば毎日が楽しいと思う?」といったように、感覚的な問いかけをしてあげましょう。それでもすぐには答えが返ってこないかもしれません。しかし、問いかけることで、お子さんの頭の中にイメージする習慣がついていきます。「こうなりたい」というイメージができるようになれば、復学や勉強に結びつくキッカケになります。
復帰への「小さな一歩」を支える3つの実践的サポート
心の準備が整ったら、次はお子さんが「自分にもできる」と感じられる具体的な環境づくりと行動を促します。
Step① 家庭内での“安心できる居場所”を整える
不登校のお子さんが再び外の世界に出るには、まずは家庭内が安心できる場所でないといけません。その上で、「行けるかもしれない」という気持ちを少しずつ持たせてあげるのが大切です。
第三者との対話の確保
親子以外の信頼のおける第三者の存在(親戚、友人、家庭教師など)がお子さんに安心できる対話の相手となり、心の状態を緩やかに保ってくれます。
短時間からの目標設定
親御さんが現状を把握し、「まずは1日10分読書する」「お昼まで寝ていたのを、1時間早く起きる」など、小さな無理なくできる目標を一緒に決めます。
Step② 小さな成功体験で「自分にもできる」を育てる
不登校になると、勉強の遅れなどから自信を失くしてしまう子が多いですが、自信を回復するには、成功体験の積み重ねが必要です。
興味や趣味を尊重
「絵を描く」「ピアノを弾く」など、お子さんが好きなことや、趣味に挑戦する時間を尊重します。また、「家事の手伝い」など、感謝される場を作ってあげるとより自己肯定感が上がりやすいです。
学びのサポート
親御さんがお子さんのペースで、苦手な科目も焦らず、ゆっくり復習に付き添います。「小さな“わかった!」を積み重ねることで、「自分でもできる」と再確認し、自信の回復につながります。
Step③ 「やってみたい」を応援し、プロセスを褒める
お子さんが少し前向きになり、「これやってみたい」と言った時、親御さんは「ほどよい距離感」で応援してあげましょう。
子に任せすぎない
必要な道具を一緒に買いに行くなど、背中を押しつつ、最終的には見守る姿勢を大切にします。
結果ではなく過程を褒めてあげる
「読書や、勉強したこと」だけでなく、「昨日より早く起きようと努力したこと」「10分間集中できたこと」など、お子さんの努力の過程を褒めてあげましょう。
まとめ:復帰とは「前進」すること。焦らず進みましょう
不登校からの復帰は、「前と同じ状態に戻ること」ではなく、「今の自分にできる一歩を自分で見つけ、前進すること」です。
親御さんのあたたかい励ましや支え、そして信頼できる第三者の存在が相乗効果となり、お子さんは必ず自分で前に進む力を取り戻してくれるはずです。
ご家庭の声
息子は、中学に入ってから、数学と英語でつまずき、授業についていけなくなり、次第に学校を休みがちになりました。中学3年になり、周りが受験の話題を出す中で、「こんなに勉強がわからないのに、高校なんて行けるわけがない」と、完全に自信を失っていました。このままではまずいと思い、えーるさんに家庭教師を紹介してもらうことになり大学生の先生に来てもらいました。先生は、
「数学は小学校の分数の計算から」「英語はbe動詞の復習から」と、息子の「わからない」箇所を一緒に見つけてくれて、基礎の基礎からやり直す計画を立ててくれました。そして、息子が完全に理解するまで何回でも根気よく丁寧に教えてくれました。
そのおかげで、数学の基本問題が少しずつ解けるようになり、息子は「まだ間に合うかもしれない」と初めて希望を感じたようです。
また、先生はネットから高校の情報も探してくれて、レベルに合った「専門的な分野を学べる高校」に、息子が興味を持っていることを見つけてくれました。今では、その高校に進学するために、苦手な科目を克服しようと、毎日勉強を頑張っています。息子の目標を一緒に作り、支えてくれている先生には感謝しています。
中学3年生Sくんのお母さん
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