学習障害の小学生に合った勉強法

2026年8月27日更新

勉強が苦手な子

「漢字の書き取りが終わらず何時間も泣き続けている…」と悩むお母さんへ

「漢字の書き取りが何時間経っても終わらず、ずっと泣いている」
「計算ドリルを開くと、子どもの表情が暗くなってしまう…」

お子さんがこのような姿でいるのを目の当たりにし、「学校に相談しても『もう少し様子を見ましょう』と言われるだけで、どうサポートすればいいのか分からない」と、途方に暮れてしまうお母さんも少なくありません。

学習障害(LD)の特性を持つお子さんにとって、学校での「書く・読む」という作業は、大人に例えると「まったく知識のない外国語で、複雑な文章をいきなり読み書きさせられる」といった感じなのです。

お子さんたちは、文字がぼやけて見えたり、行を見失いながら、人一倍神経をすり減らしながら、必死に課題に向き合っています。決して「努力不足」や「根性がない」というわけではありません。だからこそ、学校で習う「みんなと同じやり方」を無理に押し付けるのではなく、お子さんの特性に合う「一番やりやすい方法」を一緒に見つけて優しく支えてあげましょう。

「正しい型」より「ラクに分かる」方法を見つけよう

私たちえーるが何よりも大切にしているのは、学校の授業で習うような「みんなと同じ型」を無理に守らせることではありません。お子さんが少しでも穏やかに、そして「これならできそう」と笑顔で机に向かえる方法を見つけてあげることです。

「書く」ことに抵抗があるなら

漢字の書き取りやノートまとめが苦手で苦痛になっている場合は、鉛筆でノートに書くことだけにこだわらない工夫が必要かもしれません。

具体的な案

漢字のパーツをパズルのようにカードで組み立てたり、クイズ形式で楽しく覚えたりするゲーム感覚で取り組むのもいいでしょう。また、タブレットや音声入力を上手に活用すれば、書く労力がぐっと減り、「自分の考えを言葉にする楽しさ」を取り戻しやすくなります。

「読む」のがつらく、内容が頭に入らないお子さんには

長い文章を目で追うだけで疲れてしまうお子さんの場合、耳や手を使って情報をインプットするサポートが役立ちます。

具体的な案

大人が隣でゆっくり読み聞かせをしたり、定規や指を使って行がずれないように一文字ずつ追いながら一緒に音読してみましょう。視覚と聴覚の両方を刺激することで、文章が脳に入りやすくなります。

「計算」や数の概念が掴みにくいなら

抽象的な数字だけで考えようとすると頭の中でパンクしてしまうため、具体物を交えたアプローチがおすすめです。

具体的な案

頭の中だけで計算させず、指を使ったり、おはじきやブロックのような手で触れるアイテムを実際に動かしたりしながら量を体感させましょう。数を形として視覚化することで、算数の仕組みや概念が理解できるようになってきます

大学生の「お兄さん・お姉さん」が、心の壁を取り払う

「先生」と呼ばれる大人に、改まってカチッと指導を受けるとなると、小学生のお子さんはどうしても緊張して身構えたり、萎縮したりして、なかなか心を開かないケースもあります。

私たちえーるに所属する家庭教師は、発達支援の専門資格を持った堅い肩書の先生ではなく、ごく普通の大学生のお兄さん・お姉さんたちです。

年齢が近いからこそ、お子さんとすぐに打ち解け、親しみやすい雰囲気を作ることができます。「よし、じゃあ、この問いを一緒に考えようか!」と隣で同じ目線で、失敗しても「大丈夫、もう一回一緒にやってみよう!」と温かく試行錯誤を繰り返してくれる存在です。

そんな身近な存在と一緒に小さな「できた!」を積み重ねるうちに、勉強での、ガチガチ構えていた恐怖心や苦手意識が、少しずつ「これなら自分にもできそう」という前向きな気持ちへと変わっていきます。

ご家庭の声

うちの息子は、漢字をノートのマス目の中に書くことが極端に苦手で、文字が枠からはみ出したり、バランスが崩れるたびに自分で消しゴムで消しては紙を破ってしまい、毎日泣きながら宿題と格闘していました。私が『もっと丁寧に書きなさい』と何度注意しても、本人にとってはものすごくハードルが高く感じていたようで、次第に宿題をしなくなってしまいました。『このままでは学校に行くのも嫌になってしまう…』と不登校になることを恐れ、えーるさんに家庭教師をお願いすることにしたんです。家に来てくれた男の先生は、『タブレットで音声も使ってみる?』と、子どもがワクワクするような楽しいやり方を次々と提案してくれたんです。

『書けなくても怒られない』『こんなふうに覚えてもいいんや』と分かって息子の表情が明るくなり、自分から進んで漢字をするようになったんです。今では漢字テストの点数も少しずつ上がってきて、大きな自信がついたようです。あのときえーるさんにお願いして本当に良かったと思っています。

小学3年生 Kくんのお母さん

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