2025年10月更新
「勉強が苦手なうちの子に、将来できる仕事ってあるのかな?」
「学習障害(LD)の特性を活かせる仕事って何?」
私たちえーるには、学習障害(LD)の特性を持ったお子さんの親御さんから、多くのお悩み相談が寄せられています。そのお悩みは、学習面に限らず、お子さんの将来の仕事や就職に関することも。学習障害(LD)と聞くと、一見マイナスな印象を受けがちですが、実はそうではありません。学習障害(LD)のお子さんは、独自の視点を持っていたり、突出した才能を持っているケースは少なくありません。ただ、現状の教育システムや、一般的な情報処理力が合っていないだけなんです。逆に、そういった特性は、特定の職業で大きな力を発揮することができます。
この記事では、お子さんの学習障害を強みにして、将来的にやりがいを持って働ける仕事をご紹介します。是非、お子さんの可能性を広げるヒントにしてください。
学習障害(LD)の特性と独自の強み
学習障害(LD)は、知的な発達に遅れがないのに、読む、書く、計算といった特定の学習に困難がある状態のことです。そんな学習障害(LD)の困難さの裏には優れた能力が備わっています。
①文字情報処理が苦手な子
➡視覚的・空間的な情報処理が得意
例)3D認識、デザイン、映像記憶など
②独特な思考をもっている子
➡ユニークな発想、創造力が豊か
例)アート、デザイン、新規ビジネスのひらめきなど
③一般的なルールが守れない
➡柔軟のある発想力と、逆境に強いメンタル
例)会社経営、職人、アートなど
学習障害(LD)の特性を活かせる仕事10選
学習障害(LD)の特性をもつお子さんの親御さんが心配されていることの一つが、将来の仕事のことではないでしょうか。ここでは、学習障害(LD)の特性をもつお子さんが、才能を発揮できそうな仕事をご紹介します。
①アート・デザイン関連
イラストレーター、グラフィックデザイナー、アートディレクター
向いていると思える理由
文字や数字が苦手でも、画像、映像なら得意という子も多く、視覚優位の特性を最大限に活かすことができます。独自のクリエイティブセンスが求められ、学習障害(LD)をもつ人の強みである視覚的情報処理能力や創造力が評価されるでしょう。

②スキルドトレード職(専門技術職)
木工師、電気技師、配管工、土木作業員
向いていると思える理由
専門技術職は、理論より実践的な学びが多いです。反復練習や技術の習得など、手順にそって学べます。論理的な学校教育での学習とは違い、学習障害(LD)を持つ人も、直感的な作業を通じて特殊なスキルを身につけることができます。
③アスリート・フィジカルトレーナー
プロスポーツ選手、スポーツ指導員
向いていると思える理由
学習障害(LD)というのは、身体能力とは一切関係ありません。独自の発想や、戦術を競技に活かし、ハイレベルな結果を出すことが可能です。

④エンターテインメント・音楽
俳優、コメディアン、ミュージシャン
向いていると思える理由
学習障害(LD)特有の、感受性や感情の豊かさは、個性としてプラスに働く可能性があります。ユニークな表現力、ユーモアセンスが評価され、人々の心を動かすことも可能です。
⑤起業家・ビジネスオーナー
自営の事業主、特定技術サービスの提供者
向いていると思える理由
会社勤務のサラリーマンは、一般的な、沢山の細かいルールに縛られています。学習障害(LD)の個性的な生き方は、自分で会社を経営したり、個人事業主はぴったりかもしれません。
もちろんリスクは伴いますが、その分見返りも大きいのが醍醐味です。
⑥料理人・パティシエ
向いていると思える理由
料理やお菓子作りには必ずレシピが存在し、その手順に従って作ることが得意な特性を活かせます。また、味覚、嗅覚が研ぎ澄まされている人も多く、繊細な味や表現を求められる「食」の世界では重宝されるかもしれません。
⑦映像クリエイター・カメラマン
向いていると思える理由
学習障害(LD)の人は、空間認識力、視覚的表現力に優れています。そのため、写真や映像の制作が得意で、特に、自分が発想したことを形にしたり表現することが得意な人も多いです。
⑧動物関連の仕事
獣医助手、トリマー、動物園スタッフ
向いていると思える理由
相手が人間ではなく、動物なので、人間間に存在するようなコミュニケーションによるストレスが一切ありません。(人間関係のトラブル、妬みや嫉妬など…)特に動物が好きな人の思いや愛情は、必ず動物にも伝わります。

⑨IT・プログラミング関連
向いていると思える理由
プログラミングの分野では、特定の認知機能が優れている学習障害(LD)を持つ人は、才能を発揮しやすいでしょう。複雑な言語処理ではなく、パターン認識能力が必要なのです。
⑩カウンセラー・サポートワーカー
向いていると思える理由
学習障害(LD)の苦しみを乗り越えてきた自身の経験をもとに、苦しんでいる人の気もちが理解できます。似たような経験を持つ人に寄り添ったサポートができて、共感力によって救われる人も多いでしょう。
特性を活かし、自信を育むための準備とご家庭の声
特性を活かし、自信を育むための準備
学習障害(LD)の特性をもつお子さんにとって、「得意なことをする」ためにも、まずは「学校の勉強」につまづかないことも重要です。学生時代に勉強でのつまづきがあると、自己肯定感の低下につながり、自分の強みに目を向ける余裕がなくなってしまいます。
特に、小学校、中学校の学習は、将来の土台です。この時期の学力はできるだけ身につけておきたいものです。それと並行しながら、強みを体験する機会を増やすのが理想的です。
①学習での成功体験を積み重ねる
小学校や中学校で習うカリキュラムは、今後の将来のための基礎学力です。特に、中学校においては、生徒が自分で予習・復習をする習慣がないと、学校の授業についていけなくなり、成績が低下してしまいます。成績の低下は自信を奪ってしまい、他のことに挑戦する気持ちまで奪ってしまうでしょう。まずは「1日15分の予習・復習」から、コツコツすることから始めてみましょう。
②強みを体験する機会を増やす
音楽、美術、技術、スポーツなど、技能科目と言われることにも、積極的に取り組みましょう。高校受験の内申に入るのはもちろん、今後の人生で、自分が「やりたいこと」を見つけるキッカケになるかもしれません。学校外の習い事も有効です。自分が本気で取り組めることや、得意なことに挑戦していきましょう。
ご家庭の声
発達検査で学習障害(LD)と診断された息子は、読み書きが苦手で、授業にもついて行けずにどんどん勉強嫌いな子になっていました。
『どうせ無理やし』『おれは頭悪いから』と最初から諦めるようになっていたんですが、たまたまえーるさんと出会い、家庭教師の先生に来てもらうことになりました。えーるさんの家庭教師は年の近い大学生で、それが息子には合っていたようです。指導の時間は楽しく勉強してくれていました。先生は、息子の特性を理解して、何回もゆっくり、わかりやすく説明してくれました。少しでもできた時は『すごいやん!』『やるなー!』といっぱい褒めてくれたので息子もノリノリで問題を解いていました。
自信をなくして諦めかけていた息子が、自分から机に向かって、先生が出してくれた宿題をしている姿を見た時は、嬉しくて泣きそうになりました。一時期、私も諦めそうになっていましたが、先生との出会いで勇気をもらえました。これからもよろしくお願いします。
中学1年生Tくんのお母さん
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