2026年9月19日更新
「家の中ではあんなに楽しそうにお喋りするのに、一歩外へ出ると、まるで別人のように固まってしまう…。」
そんなお子さんのギャップに、「なんで家と外でこんなに違うの?」と戸惑われているお母さんは決して少なくありません。特定の場所や場面になると言葉を発せなくなる「場面緘黙(かんもく)」は、決して本人のワガママや「やる気がない」「性格が内気」といった理由で起きるものではありません。
「本当はお友達とお話ししたい」「自分の気持ちを伝えたい」と強く願っているにもかかわらず、心や体の防衛反応が働き、喉の奥から声がグッと押し戻されてしまうような、本人にもコントロールできない状態なのです。
「話したいのに、声が出ない」…場面緘黙のお子さんが抱える孤独な戦い
家の中では家族を笑わせるほどお喋りなのに、一歩家から出て学校や外の世界に入った途端、まるで岩のように固まってしまう。そんな子どもの姿に、「一体何が起きているの?」と不安に思われているお母さんは少なくありません。
言葉が進まなくなるこの状態は、決して「内気な性格」や「やる気の問題」ではありません。
「みんなと一緒におしゃべりしたい」「自分の意思で返事をしたい」という本人の願いとは裏腹に、強い不安や緊張が脳のブレーキを勝手に引き起こしてしまう本人にとってももどかしく苦しい状態なんです。

まわりの「静かな子」という誤解と、子どもの胸の内で起きている葛藤
周囲の大人たちは悪気なく「おとなしいね」「人見知りなんやな」と、片付けがちですが、本人の心の中は決して穏やかではありません。 「やばい、今すぐ返事をしないと…」 「言いたいのに、声が出てこない…」
頭では「声を出さないと」と分かっていながら、恐怖から思考が真っ白になり、声を出せない自分に絶望しています。だからこそ、この状態をほぐすために必要なのは、「ちゃんと勇気を出して言いなさい」といった強めのトレーニングなどではありません。「一言も話せなくても大丈夫。ここに居るだけで100点満点」という、圧倒的な安心感の空間を作ってあげることこそが、固まった心を溶かす最初のステップになります。
「話すこと」をゴールにしない。安心できる環境で「できる」を少しずつ増やすアプローチ
声を出せない自分に苦しんでいるお子さんにとって、無理に会話や返事を求められることは、それだけで大きなプレッシャーです。本人が「ここなら安全」と感じられる環境を作ってあげながら、少しずつ自信を取り戻していけるよう、周りの大人が温かく見守ってあげましょう。
① 一気に「言葉」を目指さず、まずは「音」や「非言語」の表現から
会話というハードルをいきなり超えようとせず、段階を踏んでいくことが大切です。
【ステージ1】喉を動かす感覚を思い出す
必ずしも、意味のある言葉を話す必要はありません。あくびのマネをしたり、効果音を口ずさむなど、まずは発声器官を緩めてみます。
【ステージ2】意思表示は「小さな一音」や「うなづき」から
何かを聞かれたとき、無理に文章で答えさせず「う」「ん」などという最小限の音や、大きく頷くだけのリアクションで十分合格とします。
【ステージ3】ノートの端書きや指さしで「伝わる喜び」を知る
どうしても声が出ないときは、ノートに文字を書いたり指で指したりして伝える方法を大人が積極的に促します。「声を出さなくても想いが通じる」という成功体験が、子どもの安心感に繋がります。
② 外の刺激をシャットアウトし、心がリラックスできる環境を整える
緊張しやすいお子さんは、日常の些細な刺激や周囲のノイズだけでもエネルギーを大きく消耗してしまいます。
視覚的ノイズを減らしたシンプルな学習スペース
勉強机の周りに余計なものが沢山置かれていると、それだけで脳が休まりません。できるだけすっきり片付いた、静かな空間を作っておきましょう。
「話さなくても受け入れてもらえる」という全肯定の空気
家庭の中では「言葉にしないと分からない」という一般的なルールではなく、お子さんのペースに合わせたコミュニケーションのルールにします。心身の緊張が完全にほどけたとき、初めて「少しだけ自分の声を出してみようかな」という気持ちが湧いてきます。

プレッシャーをそっと手放す。お子さんの心がフワッと軽くなる声かけの魔法
「どうにかしてこの沈黙を破らせたい」と焦る気持ちをぐっと抑え、お子さんの肩にのしかかっている重荷を一つずつ軽くしてあげること。それが、凍りついた心を溶かすことにつながります。日常で使える具体的な言い換えのヒントを見ていきましょう。
心に寄り添う「言い換え」のヒント集
- NG 「なんで学校だと話せなくなるん?」
- OK 「本当はいろんな気持ちを話したいと思ってるんやね。」
ポイント
答えの出ない「なぜ?」を突きつけるのではなく、本人が抱えている「もどかしさ」をそのまま言葉にして代弁してあげることが大切です。それだけで、孤独感はスーッと消えていきます。
- NG 「相手にちゃんと気持ちを伝えないと、あんたが損するんやで!」
- OK 「首を縦に振ってくれるだけで、お母さんにはちゃんと伝わっているから大丈夫」
ポイント
今の表現方法をまるごと認めてあげることが大事です。「分かってもらえた」という小さな安心感の積み重ねが、いつか声を出そうとする勇気に変わります。
- NG 「みんなの前でちゃんと挨拶くらいしなさいよ!」
- OK 「無理して話さなくていいからね。その代わり、おうちに帰ってお母さんにコッソリ教えてね」
ポイント
人前で話すことを強要するのは逆効果です。安全地帯(お母さんと二人だけの空間)をしっかり確保してあげることで、子どもの心に少しずつ余裕が生まれます。
- NG (子どもの目の前で)「この子、外だと全然話せなくて困ってるんです…」
- OK あえて「子どもが話せないこと」には一切触れず、いつも通りに振舞う
ポイント
本人の前で「話せないレッテル」を貼らないことが親としての優しさです。「今の自分のままで受け入れられている」という日常こそが、一番の精神安定剤になります。そんな全肯定してくれるお母さんにだからこそ、ふとした瞬間に本音を打ち明けてくれるようになるのです。
家庭教師という存在が生み出す変化:「声を出さなくても通じ合える」安心感の広がり
緊張や不安から、家の外では言葉を声にできない場面緘黙のお子さんにとって、家庭教師と過ごすひとときは、単に勉強を教えてもらうだけの時間ではありません。それは、慣れ親しんだ空間の中で「無理に話さなくても、このお兄さん(お姉さん)は理解してくれている。心がつながっている」という安心感です。その経験は、失いかけていた自己肯定感を取り戻していくための大切なステップとなります。
安全基地である「自宅」で、心のペースに合わせて歩むサポート
学校や外の集団生活では、「何か喋らないと…」「周りに変なやつって思われないかな」という目に見えない緊張感にさらされ、お子さんの心は常に疲弊してしまいます。だからこそ、自宅という一番リラックスできる場所で、丸ごと受け止めてくれる家庭教師の先生と1対1で向き合える時間は、何ものにも代えがたい「心の避難所」となるでしょう。私たちえーるでは、お子さんの今の状態を否定せず、次のような心に寄り添うアプローチを大切にしています。
- 「沈黙のプレッシャー」をゼロにし、とことん待つ指導
「早く答えを言って!」と急かすことは一切ありません。言葉が出てこなくても先生は決して焦らず、その沈黙を温かく受け止めます。目線や頷き、小さな身振り手振りをしっかり見ながら、「声にならなくても伝わっているよ」というメッセージを伝え続けることで、お子さんの緊張が少しずつ緩んでいきます。
- お子さんの「言いたくても言えない気持ち」をそっと形にする代弁力
心の中にはたくさんの思いがあっても言葉にならないとき、先生が「ここ、気になる?」「一緒に考えてみようか」と、本人の代わりに優しく気持ちを汲み取り、返事は頷いてもらうだけにします。自分の意思をわかってもらえたという経験が、「この人の前なら声が出なくても大丈夫」という絶対的な安心感を生み出し、自然なコミュニケーションへと繋がっていきます。
- 筆談やゲームを介した「言葉に頼らない」豊かなコミュニケーション
無理に会話を促すのではなく、最初はタブレットの画面やノートへの書き込み、大好きなアニメやゲームのイラストなどを通じて心を通わせます。「話さなくても一緒に笑い合える」「自分の好きなものを分かってもらえる」という楽しい経験が積み重なるうちに、「この先生にもっと自分の思いを伝えたい」という前向きな意欲が、お子さんからゆっくりと芽生えてくるのです。
ご家庭の声:安心と自信を取り戻した親子の体験談
私たちえーるとの出会いをきっかけに、場面緘黙症に戸惑いながらも、お子さんが少しずつ自分を取り戻していったエピソードをご紹介します。
事例①:大好きな昆虫のスケッチから始まった、小さな発声の瞬間
小学校高学年になり、クラス替えを機に学校で全く話せなくなってしまった息子。家ではいつも通りに話すのですが、『外で聞かれたのに一言も言えなかった』と落ち込み、いつも悩んでいました。そんな状態を見かねてえーるさんにお願いし、穏やかな男性の大学生の先生に来ていただいたんです。 先生は息子の部屋に飾ってあった昆虫の絵を見て、言葉ではなく『これ、すごく上手に描けてるね』とノートに書いて見せてくれました。それがすごく嬉しかったらしく、息子はそれから先生と筆談ノートでクワガタの種類や飼い方について熱心にやり取りするようになりました。 それから数ヶ月が経ったある日、指導が終わり、先生が帰ろうとしたときのことです。息子が自分から小さな声で『…先生、また来週ね』と言ったんです。これには私も夫も耳を疑い、本当にビックリしました。無理に話させようとせず、息子の『好き』を受け入れて同じ目線で接してくれた先生のおかげで、子どもが完全に心を開いたようです。本当に救われた気分です。
小学5年生 Kくんのお母さんより
事例②:音楽とタブレットを介したコミュニケーションで、笑顔が戻った日々
娘は、中学生になって新しい環境に馴染めず、緊張からか学校では完全な沈黙状態になっていました。『勉強分からへんけど、誰にも聞くことができない』と一人で悩みを抱え込み、とうとう机にも向かわなくなってしまいました。色々悩んだあげくえーるさんに家庭教師をお願いすることになり、女性で優しい先生に来てもらうことになりました。来てくれた 先生は、娘が人間関係に疲れていることを知り、最初のうちは一切『話すこと』を求めず、タブレットの画面を使った筆談や音楽の趣味の話からスタートしてくれました。 安心できる雰囲気が作られたことで、娘の緊張の糸がスッと解けたようで、今では、先生との勉強を楽しみにして、笑顔を見せてくれる日が増えています。親の私に対しても、以前より穏やかに接してくれるようになりました。これも先生の温かい接し方のおかげです。
中学1年生 Mさんのお母さんより
無料体験授業で、えーるの勉強法をお試しできます!
お忙しい中、最後まで読んでいただきありがとうございました。正直、「実際にやってみないと、どんな勉強法があってるのかと分からない」と思っている方も多いかと思います。

そこで!家庭教師のえーるは無料の体験授業をおこなっています!
無料の体験授業は、なんとじっくり120分!こんな勉強法を全部教えます!
無料体験でこんなに学べる!
- 1日15分!勉強嫌いな子でも毎日つづく予習復習法
- テストの点数がバッチリとれるテスト勉強のやり方
- 弱点や基礎へもどれるのカンタン戻り法

この勉強法ならうちの子にもできそう!♪
体験授業を受けられた方からは、嬉しい喜びの声を沢山いただいています。
えーる坪井ちょっとした“きっかけ”が大きな成長につながります!
一番もったいないと思うのは、「やればできるのに勉強しない」「自分には無理とあきらめている」お子さん。そんなお子さんこそ、私たちは応援したいと思っています。
えーるの体験授業でピッタリの”勉強のやり方”をお伝えしています。「成績アップのきっかけ作り」を、ぜひ私たちにお手伝いさせてください!


\ 1分でわかる! /

24時間OK!専門スタッフにお気軽にご相談ください!
※体験授業を受けてみて少しでも「思っていたのと違った…」そう思われた方は遠慮なくお断りください。
お子さんがやる気になり、勉強のやり方もピッタリだと思われたときだけ、私たちはお力になりたいと思っています。無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。
えーる坪井それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!






