学習障害を持つ小学生の宿題サポート:親子で楽しく取り組む5つのヒント

2025年12月6日更新

子どもを叱る母

宿題が「親子バトル」になる原因は、見えないつまずき⁈

「もー、早く宿題しなさい!」
「なんでこんな簡単な問題わからへんの?」

このように、宿題のたびに、お子さんを叱ってしまう親御さんは少なくありません。ですが、宿題を嫌がるお子さんは、「やる気」の問題ではなく、学習障害が原因の「見えないつまずき」があるからかもしれません。

宿題を嫌がる子

宿題が嫌いになる見えない理由

お子さんが宿題に取り組む意欲を失ってしまう背景にある、主な3つの理由です。

①「終わり」が見えないことへの不安

宿題の全体像が把握できていなくて、「これ、いつ終わるの?」という不安から、する前から既にやる気をなくしてしまうという子も多いようです。

②集中力がコントロールできない

集中力や、注意力の欠如という特性から、一つのことに長く集中することが苦手な場合があります。本人はがんばろうと思っていても、気が散ってしまい自分をコントロールできないケースがあります。

③失敗の繰り返しによる自己肯定感の低下

宿題のたびに、ミスを注意されたり、周りと比較されることで「自分はできない」と、自己肯定感が低下してしまい、宿題をすることを拒むようになります。

宿題を「楽しい習慣」に変える5つの実践的アプローチ

小学生のお子さんには、親御さんが学習環境やアプローチを変えてあげることで、宿題の苦手意識が減ることがあります。

1.【時間】集中力を高める「短時間集中」のルール

集中力が続かないお子さんにとって、長時間の学習は苦痛でしかありません。最初は、短い時間から慣らしていきましょう。

例えば「10分だけ」とタイマーをセットして、10分経ったら休憩を挟むといった感じです。「10分できた」という区切りで、集中力を高めます。

2.【目標】達成感を味わう「宿題の見える化」

「とりあえず問題を解こう」では、先が見えにくく「いつまですんの?」と不安になることがあります。

宿題の量を小分けにして、「ここまでで終わり」と目先のゴールを明確にすることで、やる気が湧きやすくなります。それが「次に進む意欲」につながります。

3.【方法】親は「教える役」から「探すサポーター役」へ

「教える時、ついつい私が先に答えを言ってしまって…」 これは、よく聞くお話ですが、親御さんが先に答えを言ってしまうと、主体性は育ちません。

親御さんは、「一緒に答えを探すサポーター」という気持ちで接しましょう。もし、ミスをした時は、答えを言わず、「これ教科書のどこに書いてあった?」と、ヒント探しを促してあげるようにしましょう。 自分で答えを見つけることで、自信につながります。

4.【意欲】「できたこと」にご褒美でモチベーションを維持

宿題が終わったら、ゲームを許可したり、好きなテレビを見てもいいと言ってあげましょう。完璧を求めるのではなく「時間内に宿題が終わった」あるいは、「最後まで頑張った」といった努力のプロセスを評価してあげます。

目標を達成した後の喜びは、「またがんばろう」と、次の学習への強力なモチベーションになります。

5.【連携】親子関係を守る「第三者」との連携

親が教えると、ついつい感情的になってケンカになるんです

私たちえーるには、このような悩み相談が寄せられることも少なくありません。

親子関係をうまく保ちながら、学習の苦手を克服するには、第三者の力を借りるのも一つの手段です。

えーるの家庭教師はみんな大学生で、お子さんの目線になりながら、「どうすれば理解してくれるか」という視点で、工夫しながら指導します。勉強を第三者に任せることで、親御さんは「見守る役」に徹することができます。

まとめ:親の理解が、子どもの自信の土台になる

学習障害の特性を持った小学生にとって、宿題は「自信を失う原因」になってしまうことがあります。大事なのは、宿題のつまづきを「特性によるもの」と理解し、お子さんを優しく見守ってあげることです。親の温かい理解こそが、お子さんを安心させ、次への意欲へとつながります。

ご家庭の声

息子は文字を書くことが苦手で、特に漢字の宿題が大きなストレスでした。また、授業の内容を理解できても、それを言葉にして先生に伝えることも難しく苦しんでいました。それで、第三者の力を借りようと思い、えーるで家庭教師をお願いし、大学生の先生に教えにきてもらうことになりました。先生は、根気よく息子に向き合ってくれて、「今日は目標の漢字を3つだけ」のように、課題を少なくしたり、字を大きく書かせるなど、色んな工夫をしてくれました。先生の小さな工夫や、穏やかな授業によって、「自分は書くことが苦手でも怒られない」という安心感から、以前よりも宿題に前向きに取り組むようになりました。親は、「こうさせないと」とばかり思って焦っていましたが、先生の柔軟な考えが息子はピッタリでした。

小学3年生 Nくんのお母さんより

えーる坪井

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えーる坪井

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