自閉症スペクトラム(ASD)の相談事例と対策

2025年3月27日更新

自閉症 ASD


「うちの子、こだわりが強すぎてどう教えていいのか分からない」
「一つ書き間違いしただけでパニックになって止まってしまう」

私たち家庭教師のえーるは発達障害の専門家ではありませんが、多くのお母さんからこのような切実なご相談が寄せられます。

自閉症スペクトラム(ASD)の特性を持つお子さんには、一般的な「当たり前」が通用せず、お母さんもつい感情的になってしまったり、将来への不安を感じてしまうようです。

私たちが20年以上の指導経験からわかっているのは、ASDのお子さんは「情報の受け取り方」や「納得のルール」が少し独特なだけということです。

この記事では、えーるへの相談事例を通じて、ASDの特性を理解しつつ、お子さんの才能を伸ばすための具体的な学習対策をご紹介します。

ASD(自閉症スペクトラム)の特性と学習面での「5つの壁」

ASDのお子さんは、脳の情報処理がとても個性的です。学校の「みんなと同じ」を求める環境では、以下のような壁にぶつかりやすくなるかもしれません。

①抽象的な概念の理解が難しい

「空気を読む」「行間を察する」といった目に見えない情報の処理が苦手な傾向があります。国語の心情理解や、比喩表現などでつまづきやすいです。

②興味次第で「極端な集中力」の差が生まれる

「好きなことはとことん。でも、嫌いなことは一切拒絶する」。このような特性をもっているため、教科ごとの成績に驚くほどの差が開くことがあります。

➂曖昧な指示だとフリーズする

「しっかりやりなさい!」「適当にまとめて」といった漠然で曖昧な言葉は響きません。できるだけ具体的な手順がないと動きにくいのです。

④環境の変化への過敏さ

クラス替えや先生の交代などが苦手です。「いつもと違う」ことに強い不安を感じたり、それによって集中力や、学習意欲低下につながることも。

⑤マルチタスク(同時並行)が苦手

「先生の話を聞きながらメモを取る」といった作業は、ASDのお子さんにとって難しいことの一つです。どちらかに集中すると、もう一方が抜け落ちてしまいます。

実はすごい!ASDのお子さんが持つ「圧倒的な強み」

さまざまな壁がある一方、ASDのお子さんは、他の子には決して真似できないような「驚異的な才能」を秘めていることがよくあります。

視覚的な記憶能力がバツグン

一度見た図解や景色を正確に再現するのが得意だったり、映像として記憶する「目から入れる情報」にも長けています。

圧倒的な探究心(過集中)

自分が興味のある分野では、大人が驚くほどの知識量と正確さを発揮します。

論理的で一貫性がある

ルールが明確なものに対しては、非常に誠実で正確に取り組むことができます。

これらの「強み」を勉強に活かすことができれば、おどろくような成果が出せるでしょう!

【事例紹介】中学2年生・Hくん「完璧主義」という高い壁をどう乗り越えたか


中学2年生のHくんは真面目な性格で、自分の中に「正しい手順」という強いこだわりがあるお子さんでした。歴史の暗記などは誰よりも得意ですが、数学の文章問題や国語の記述問題になると、パタッと手が止まってしまいます。

お母さん曰く、この子は完璧主義なところがあり、ちょっとできないとパニックになってできなくなるそうです。英語の宿題でも、一文字でも書き間違えると、ノートを最初から全部消してやり直し。一つの問題につまずくと、飛ばさずできるまで1時間以上かかって、結局できなかったこともあるようです。

私が『少しくらい間違っててもいいし、とばしてもいいんやで。』と言っても本人はそれが許せないみたいです。

勉強がわからない

えーる流!ASDの子が「動ける!」に変わる3つの具体的対策

そんなHくんに対して、えーるの家庭教師が行った対策をご紹介します。

対策① 「正解までのロードマップ」を視覚化する

Hくんが手が止まってしまうのは、「どう書けばいいか分からない」という不安からきていました。そこで担当した先生は、いきなり答えを書かせるのではなく、「ヒントの付箋(ふせん)」を活用しました。「まずはこの公式」「次はこれね」と、手順を小さなステップに分解して横に貼っていきました。Hくんは、次に何をすればいいかが目に見えることで、だんだん不安が消えていき少しずつペンが動かせるようになりました。

対策② 「間違い」を「発見」と言い換えるポジティブな指導

書き直ししながらパニックになっていくHくんに対し、先生は「間違えた時はチャンス!そこが次の点数UPのヒントになるから、むしろ消さずに先生に見せて」と伝え続けました。失敗を「ダメなこと」ではなく、「点数アップへのプロセス」として教えたのです。先生との信頼関係もできてきたHんは「そうか、先生に教えてもらえばいいんや」という安心感や、心の余裕を持てるようになっていきました。

対策③ 集中力を維持する!「終わりの見える化」

ASDのお子さんは「終わり」が見えない作業を最も嫌う傾向があります。先生は、「今日はこの3問だけ完璧にしようか」と、「量」ではなく「質へのこだわり」を明確に設定しました。ゴールに到達するたびに、「この手順、完璧やん!」とHくんのこだわりの部分を正当に評価しつつ、達成感を積み重ねていきました。

家庭教師のえーるがお役に立てること


私たち家庭教師のえーるでは、お子さんの特性を「直すべき困りごと」ではなく、「活かすべき個性」として捉えていきます。

「こだわり」を尊重したマンツーマン指導

お子さん独自の「納得できるルール」を尊重していき、決して否定はしません。お子さんのペースに合わせた教え方を徹底することで、「自分はできる!」という強い自信をもってもらうようにします。

脳の特性に合わせた「視覚的・論理的」な解説

「なんとなく」といった曖昧な指示をなるべく避け、図解や手順の視覚化など、お子さんの特性に合った情報の伝え方を心がけます。

お母さんの「心の余裕」を取り戻すパートナー

勉強のことは私たちにお任せていただき、お母さんの負担を減らします。お母さんの心にゆとりを取り戻していただき常に「お子さんの一番の理解者」でいてもらいます。

ご家庭の声

これまでは『何度言ったらわかるん!』が私の口癖でした。ASDである息子は、学校の連絡事項を全部忘れるし、私が勉強を教えても、説明の途中で別の事を考えてうわの空でした。私も『わざと無視してんの?』と感情的に怒鳴ってしまい、息子がパニックを起こして中断することもしょっちゅうありました。

そんな時にえーるで家庭教師をお願いすることになり、毎週息子の勉強を見てもらうことになったんです。担当の先生は、息子の特性を理解したうえで、言葉で長々と説明するのではなく、敢えて図を書いたり、できるだけ短いキーワードで説明してくれました。すると、あんなに動けなかった息子が、サクサクと勉強するようになり、私は驚きました。家庭教師の先生から「H君の場合、情報量が多すぎると、逆効果になり、頭に入ってこなくなるようです。だから、できるだけシンプルに教えるようにしますね」と言われ、はっとしました。私は息子にわかってほしい一心で、どんどん指示を出したり、長々と説明していたことに初めて気づきました。先生が間に入ってくれることで、私の心の余裕も戻り、成績以上に、親子関係が良好になったことが何より嬉しいです。

中学1年生 Hくんのお母さん

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えーる坪井

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えーる坪井

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