2026年5月30日更新

「何度言っても、忘れ物が直らない…」
「机に向かわせても、5分と経たずに立ち上がってしまう」
「学校で注意されることが多く、子どもがどんどん自信をなくしている」
ADHDのお子さんを見て、このように一人で悩みを抱え込んでいるお母さんは少なくありません。
ですが それは決して、お母さんの育て方のせいでも、お子さんのやる気がないせいでもありません。 ADHD(注意欠如・多動症)という、脳の特性によるものなのです。
私たち家庭教師のえーるは、発達障害の専門機関ではありませんが、日々多くのお母さんから
「どこに相談すればいいかわからなくて…」
「もし塾に行かせても、周りに迷惑をかけてしまいそう…」
このようなお問い合わせが寄せられます。
「勉強が嫌いになってしまったお子さんに、もう一度『わかった!』の笑顔と自信を取り戻してほしい」 そんな願いを込めて、私たちが培ってきた経験から、ご家庭で今日からできるサポートのヒントをお伝えします。
ADHDってどんな特性?「本人の努力不足」ではないんです
ADHD(注意欠如・多動症)は、脳の「司令塔」の働きが少し個性的で、自分の行動や感情をコントロールするのがちょっと苦手な状態を指します。大きく分けると、以下のような3つの特徴があります。
不注意
ぼーっとしているように見える。ケアレスミスを繰り返す。失くし物が多い。
多動性
じっとしているのが苦手。ずっと喋り続けてしまう。無意識に手足を動かしたり音を鳴らしたりする。
衝動性
順番を待つのが難しい。急に怒り出すことがある。思いついたら後先考えずに行動してしまう。
周りからは「何してんの?」「やる気あるん?」と言われたり。先生からも「ちゃんとしなさい!」と強く叱られたり。
次第に「自分はダメなやつ…」と自信を失ってしまい、学校や勉強そのものが苦痛になってしまうケースも。私たちえーるが一番防ぎたいのは、このお子さんの「心の傷」です。
お母さんのイライラを劇的に減らす「3つの環境づくり」
ADHDの特性を直すのは簡単ではありませんが、「仕組み」と「伝え方」をちょっと変えるだけで、お子さんのパニックや衝突はグッと減っていきます。
① 「耳」より「目」で伝える(視覚化の工夫)
ADHDのお子さんは、耳から入る情報を瞬時に整理するのが苦手な傾向があります。「宿題のあとにお風呂に入って、明日の準備をして、それが終わったら寝なさい!」といったように一度にたくさんの指示を出してしまうと、パニックになって後のことを忘れてしまいます。
工夫のポイント
ホワイトボードや付箋を使って、やるべきことを「箇条書き」にして貼り出しましょう。終わったら自分で線を引いて消していくようにすると、次に何をすべきかが一目で分かり、スムーズに行動しやすくなります。
② 勉強の「ハードル」をとことん下げる
「さあ、1時間集中して勉強しなさい!」と言われても、お子さんにとってはゴールのないマラソンのように感じて、始める前から諦めてしまうことがあります。
工夫のポイント
まずは「漢字5文字だけ書こう」「タイマーで10分だけ頑張ろうか」など、100%確実にクリアできる課題からスタートします。「終わった!」「できた!」という小さな達成感の積み重ねが、「次もやってみよう」という前向きな意欲に繋がります。
③勉強のジャマになる「誘惑」を隠す
お子さんが注意散漫なのは、裏を返せば「好奇心がとても旺盛」ということ。ただ、その素晴らしい好奇心が、勉強中にはあだとなってしまいます。
工夫のポイント
机の上には、今使うノートと筆記用具以外は一切置かないようにしましょう。本棚のマンガには勉強中だけ布を被せて隠したり、机を何もない壁の方へ向けたりするのも効果的です。「ここなら集中できるね」という専用スペースを、お子さんと一緒に作ってみてください。
なぜ、えーるの大学生の先生がお子さんに響くのか?
えーるの家庭教師の先生は、みんな大学生なので、年齢の近いお兄さん・お姉さんのような存在です。
専門家による「訓練」や「療育」も大事ですが、多感な時期のお子さんにとって「自分のことを否定せず、対等な目線でフレンドリーに接してくれる存在」はモチベ―ションUPにつながります。
「先生も中学生のころ、めっちゃ部屋散らかってたし、しょっちゅう親に怒られてたよ」 そんな大学生ならではの失敗談や親しみやすさが、お子さんの心を開かせます。さらに、先生が隣で「めっちゃ集中してたやん!」「すごい、ここまで完璧!」といったように褒めてくれると、自己肯定感が高まり「頑張ろうかな」というモチベーションになります。

専門外だからこそできる「教科書通りじゃない」柔軟な工夫
私たちえーるは発達障害の専門機関ではないので、お子さんに決まったカリキュラムを押し付けることはありません。
大学生の先生は、お子さんの様子を横で見ながら、「どうすればこの子が楽しいと思ってくれるか」を考えながら教えます。
例えば…
- 暗記が苦手な子には、クイズ形式で楽しく問題を出す。
- じっとするのが無理なら、立ったまま音読してもOKにする。
- 忘れ物が多いなら、一緒にカバンの整理する時間をとる。
こうした「勉強以前の寄り添い」ができるのは、一人ひとりの生徒さんと深く向き合う、1対1指導の強みです。
ご家庭の声
ADHDの息子に私はどう接していいか分からず毎日怒鳴ってばかりいて、私自信も自己嫌悪に陥っていました。そんな時にえーるさんのことを知り、家庭教師をお願いしました。えーるの先生は『まずは15分に区切ってやりましょうか』と、息子にぴったりのペースを作って指導してくれました。 先生が『いい感じやん‼』『大正解!』と、沢山褒めて上手に乗せながらすすめてくれているので息子は先生との勉強が楽しいみたいです。以前は私がいくら『勉強しよう』と言ってもやる気を見せなかった息子でしたが、自分から『先生って次いつ来る?』『教えてほしい問題あるから』と前向きになっています。先生と出会えて本当に良かったと思っています。
中2 Y君のお母さんより
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