
はじめに
「うちの子、急に学校に行きたがらなくなった…」
「最近元気がなくて、理由を聞いても何も話してくれない…」
私たち家庭教師のえーるには、近年、「いじめ」を背景とした不登校や学業不振に関するご相談が急増しています。かつては、目に見える暴力や暴言が「いじめ」の主なイメージでしたが、その形は大きく変化し、より巧妙で、見えにくい「心の暴力」へと様変わりしています。
SNSでの陰湿なメッセージ、オンラインゲーム内での仲間外れ、そして何より、「親には心配をかけたくない」「恥ずかしいから言えない」というお子さん。こうした状況が重なり、誰にも相談できないまま孤独を深め、最終的に心身の不調から不登校に。さらには病院で「うつ状態」と診断されるケースもあります。
このページでは、現代のいじめの実態、それがお子さんの心と学校生活に与える深刻な影響、そして親御さんが気づきにくいサインについて掘り下げていきます。そして、お子さんの「心の居場所」となり、問題解決するための、えーるならではのサポートについてもご紹介します。
「いじめ」はなぜ不登校に直結するのか?3つの背景
いじめは、お子さんの学校生活だけでなく、心身の発達にも深刻な影響を与え、結果として不登校へと繋がるケースも少なくありません。そこには、現代社会ならではの、親御さんが気づきにくい複雑な背景があるようです。
1.口を閉ざすお子さんの「大丈夫」に潜む真実
「最近、うちの子、少し元気がないみたいだけど、何かあったのかな…」 親御さんがそう感じ、尋ねても、思春期のお子さんからは「別に」「大丈夫」「何でもない」といった言葉しか返ってこないことがほとんどです。しかし、これらの言葉の裏側には、「助けてほしい」「本当は苦しい」という切実な心の叫びが隠されている場合が少なくありません。
えーるにも、これまで「いじめが原因で学校に行けなくなった」「誰にも話せず、一人でずっと悩んでいた」というご相談が多数寄せられています。
2.真面目な子ほど追い詰められる「自分責め」の心理
いじめに直面したとき、多くのお子さんは「自分に何か悪いところがあったのかもしれない」「自分が我慢すれば丸く収まるはず」といったように、自分自身を責めてしまう傾向があります。特に、責任感が強く、周囲に気を遣う優しい子ほど、この「自分責め」のループにはまりやすいようです。
「親にこれ以上心配をかけたくない」「こんな恥ずかしいことは誰にも言えない」 こうした感情が積み重なることで、お子さんは次第に心を閉ざし、人を信じられなくなったり、外の世界との接触を避けるようになります。その結果、引きこもりや不登校に発展し、心身のバランスを崩し、うつ病と診断され、投薬治療を受けているお子さんにも私たちは出会ってきました。
3.親も教師も気づきにくい「見えないいじめ」
いじめと聞いて、まず想像するのは、殴る蹴るといった暴力や、怒鳴りつけるような暴言かもしれません。しかし、現代のいじめは、もっと陰湿で巧妙な形で進行することが増えています。
例えば、SNSでの陰口や仲間外れ、仲の良かった友人からの突然の無視。あるいは、オンラインゲーム内での執拗な攻撃など、表面からは見えにくい形で心の傷が深まっていくケースが目立ちます。加害者側は「ただの冗談だった」「ノリでやっただけ」と軽く考えていることも多く、その無自覚さが、被害者をさらに深く苦しめます。
こうした「目に見えにくい」いじめは、親御さんや学校の先生も気づきにくく、対応が遅れがちです。発見が遅れるほどいじめは深刻化し、お子さんの心に深い傷を残してしまう危険性があります。

現代のいじめ:お子さんの心を傷つける3つのいじめ
いじめの形はいろいろありますが、どのタイプも子どもにとっては計り知れないダメージを与えるものです。ここでは、えーるに多く寄せられている、特に深刻化しやすい3つの代表的なタイプをご紹介します。
1. 身体は見えなくても心は深く傷つく「精神的ないじめ」
「気がつけば、誰からも話しかけてもらえなくなっていた…」
「クラスのグループLINEに、自分だけ入れてもらえない…」
「陰で悪口を言われていると耳にし、学校に行くのが怖くなった」
このような「無視」や「仲間外れ」、言葉による陰口といったいじめは、物理的な暴力がないため、周囲からは見過ごされがちです。しかし、お子さんの心に与えるダメージは計り知れません。特に感受性が豊かな思春期の子どもは、「自分なんていない方がいいのでは?」「誰からも必要とされていない…」などと、存在そのものへの不安や絶望感に繋がってしまうことがあります。
えーるへご相談いただく中で、真面目で優しいお子さんほど「自分が悪い」と感じてしまい、次第に人との関わりを避け、不登校になってしまったというケースが目立ちます。
2.明確なサインが残る「物理的・身体的ないじめ」
「下駄箱の靴が、いつも片方だけなくなっている」
「朝、学校に行ったら、ひどい落書きをされていた」
「大切にしていた作品が、破壊されていた」
こうした持ち物を隠したり壊したりする行為は、明確な「嫌がらせ」であり、紛れもないいじめです。さらに、複数人による暴力や、身体に危害を加えるケースも、悲しいことに未だに報告されています。
これらのいじめは、アザや壊された物といった「目に見える証拠」が残るため、比較的保護者や先生が気づきやすい側面があります。例えば、「最近、表情が暗いな」と感じたときに、お子さんのカバンの中身や、持ち物の破損などを確認することで、いじめのサインを発見できるケースもあります。
大人の「ちょっとした気づき」が、お子さんを早期に救い出す一歩になるんです。
3.逃げ場のない「デジタルいじめ」の恐怖と広がり
近年、最も増加し、深刻化しているのが、スマホやSNS、オンラインゲーム上での「デジタルいじめ」です。
- 勝手に撮影された見られたくない写真を、SNSにアップされた
- SNSで執拗な悪口や誹謗中傷を書き込まれた
- オンラインゲーム内で、親しいグループから仲間外れにされた
こうしたデジタルでのいじめは、加害者が軽い気持ちで行う一方で、被害者は現実世界以上に深く傷つき、精神的に追い詰められます。一度インターネット上に拡散された内容は、完全に削除することが困難なため、被害が長期化しやすいという恐ろしい特徴があります。
現代の子どもたちにとって、SNSやオンラインゲームは単なる遊びのツールではなく、重要な「居場所」や「コミュニティ」の一部になっています。そのため、その中でのいじめは、親が想像する以上に深刻なダメージを与え、子どもは逃げ場を失い、孤立を深めてしまうのです。
デジタルいじめに気づいた際は、スクリーンショットを保存し、学校や警察、さらには運営会社への報告など、迅速かつ適切な対応が不可欠です。同時に、お子さんにネットの「便利さ」と「怖さ」の両面を丁寧に教え、安全な利用方法を一緒に考えていきましょう。

家庭教師だからこそできる、お子さんの心を支えるサポート
いじめや人間関係の悩みは、不登校の大きな引き金となります。そして、多くのお子さんが「親には心配をかけたくないから言えない」と、その悩みをひとりで抱え込んでしまいがちです。
私たちえーるは、そんなお子さんに寄り添い、「安全な心の居場所」を提供することで、前向きな一歩を踏み出すお手伝いをしています。
1.秘密を打ち明けやすい「兄・姉のような存在」
家庭教師は、学校や塾のような集団指導とは違い、お子さんと1対1でじっくり向き合える貴重な存在です。慣れ親しんだ自宅で、決まった時間に、同じ先生と顔を合わせる。こうした安心できる関係性の繰り返しの中で、お子さんは少しずつ心を開き始めます。
えーるの家庭教師の先生はみんな大学生です。年齢が近いからこそ、「先生」というよりも「頼れるお兄さん、お姉さん」のような親しみやすい存在として、お子さんも安心して接してくれます。親御さんには言えなかった心の悩みも、家庭教師には自然と相談できる。そんな声を、これまで沢山いただいてきました。
2.日常の「小さな変化」を見逃さないプロの目
不登校やいじめのサインは、お子さんのささいな仕草や表情、言葉の端々に現れるものです。例えば、「以前はあった授業中の笑顔が減った。」「話しかけても反応が鈍い。」「明らかに集中できていない」…など。
家庭教師は、お子さんと1対1で密接に向き合うからこそ、こうした「ささやかな変化」にいち早く気づき、心を配ることができます。実際に、「最近、元気がないけど何かあったの?」と優しく声をかけたことで、お子さんが抱えていたいじめの事実を打ち明け、早期解決に繋がったという事例もあります。
学校や家庭では見過ごされがちな「心のSOSサイン」をキャッチできるのも、家庭教師ならではの強みの一つです。
3.“理解してくれる人がいる”という安心感が前向きな一歩に
家庭教師との信頼関係が深まるにつれて、お子さんの表情や言動は驚くほど変わってきます。
「先生が来る時間になると、なんだかホッとする」
「先生と話していると、少しだけ頑張ってみようかなと思える」
こうした言葉が、少しずつお子さんの口から出てくるようになるのです。子どもにとって、「自分のことを心から理解してくれる人」「どんな時も味方でいてくれる人」がいるというだけで、心の重荷がふっと軽くなり、前向きな気持ちが生まれます。
家庭教師のえーるでは、単に学力を向上させることだけでなく、「その子の心に寄り添うこと」を最も大切にしています。学校に行けない期間があっても、勉強が遅れていても、何も心配はいりません。お子さん一人ひとりのペースに合わせて、無理のないサポートを根気強く続けていきます。
「前を向けるようになるまで」、私たちはゆっくりと、確実に、お子さんに寄り添います。
家庭教師のえーるに寄せられる「いじめによる不登校」の切実な声
私たちえーるには、いじめが原因で不登校に陥り、心に深い傷を負ったお子さんや、その状況にお悩みの親御さんからのご相談が、数多く寄せられています。ここでは、その中から二つのご家庭の声をご紹介します。
【ご家庭の声1】
「仲間外れで、娘が心を閉ざしてしまった…」
▶ 宇治市 中1・Kさんのお母さんより
娘は明るく活発な子でしたが、クラスでLINEグループから仲間外れにされ、学校で話しかけても誰も返事をしてくれなくなったそうです。最初は隠していましたが、ある日突然『学校に行きたくない』と泣き出して…。親としてどうしていいかわからず、娘が心を閉ざしていくのを見るのが本当に辛いです。勉強も全く手につかず、将来が心配でなりません。
【ご家庭の声2】
「ゲームでのいじめが原因で、息子が昼夜逆転に…」
▶ 枚方市 小6・Sくんのお父さんより
息子はオンラインゲームが大好きで、毎日の日課でした。しかし、ある日突然、いつも一緒に遊んでいた子たちから暴言を吐かれ、ゲーム内でも仲間外れにされるようになったんです。それが原因で、塞ぎ込んで部屋にこもり、昼夜逆転の生活に。学校も休むようになり、このままだと中学での生活が心配で、どうにかしてあげたいと焦っています。
こうしたご家庭のように、「誰にも言えない」「どうしたらいいか分からない」という声は後を絶ちません。お子さんが心身ともに健康を取り戻し、学びの楽しさを再発見できるよう、えーるは以下のサポートを大切にしています。
- お子さんのペースに合わせた学習:無理なく、少しずつ学習を進め、失われた自信を取り戻します。
- 基礎からの丁寧な学び直し: わからないところまで戻って、着実に理解を深めます。
- 安心できる関係性の構築:先生との信頼関係を通じて、お子さんが安心して本音を話せる環境を作ります。

お忙しい中、ここまでお読みいただきありがとうございます。
家庭教師のえーる代表の坪井です。
不登校は、お子さんだけでなく保護者さんも本当につらいですよね。 しかし、近年では不登校への捉え方も変化しています。「苦痛な思いをしてまで学校へ行く必要はない」と考える親御さんや、お子さんのために転校を検討される親御さんも増えてきました。柔軟な考え方が、お子さんの気持ちを軽くし、救いとなることも多くあります。
一番大切なのは、お子さんを決して一人で悩ませない、抱え込ませないことです。
私たち家庭教師のえーるは、関西の小・中・高校生を対象に、26年間にわたり11,183人以上のお子さんの学習と心の悩みに寄り添い、解決してきました。不登校で悩むお子さんと親御さんの力になれるよう、全力でサポートいたします。
もし、お子さんの不登校で「どうすればいいのかわからない」という不安をお持ちでしたら、どんなに小さなことでも構いませんので、ぜひ一度、えーるの無料体験授業をお試しください。もちろん、ご相談だけでも全く問題ありません。
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お忙しい中、最後まで読んでいただきありがとうございました。正直、「実際にやってみないと、どんな勉強法があってるのかと分からない」と思っている方も多いかと思います。

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一番もったいないと思うのは、「やればできるのに勉強しない」「自分には無理とあきらめている」お子さん。そんなお子さんこそ、私たちは応援したいと思っています。
えーるの体験授業でピッタリの”勉強のやり方”をお伝えしています。「成績アップのきっかけ作り」を、ぜひ私たちにお手伝いさせてください!


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24時間OK!専門スタッフにお気軽にご相談ください!
※体験授業を受けてみて少しでも「思っていたのと違った…」そう思われた方は遠慮なくお断りください。
お子さんがやる気になり、勉強のやり方もピッタリだと思われたときだけ、私たちはお力になりたいと思っています。無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。

それでは、体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています!