親には言えない⁈不登校の原因にもなりやすい イジメ問題について

2025年10月更新

親には言えない?!不登校の原因になりやすいイジメ問題について

「うちの子、最近元気ないけど、学校で何かあったんかな…」
「何も話してくれないけど、イジメにでもあっているのでは」

お子さんが不登校になった場合、お母さんが「もしかして?」とよぎることの一つが「イジメの心配」ではないでしょうか。実は、文部科学省の調査でも、不登校のきっかけとして「友人関係のトラブル」は常に上位に挙がっています。

しかし、多くのお子さんは、その苦しみを一番身近な親にこそ隠そうとします。この記事では、なぜお子さんが「親には言えない」のか、その複雑な胸の内や、私たちえーるが第三者としてどのように接して心を開いてもらっているのかを詳しくお伝えします。

なぜ?「親には言えない」お子さんの切実な心理

お母さんからすると自分の子どもに「何でも話してほしい」と思うのは当然のことです。しかし、お子さんが決して親には言わないのは、お子さんなりの「優しさ」や「恐怖」があるからです。

「親を悲しませたくない」という優しさ

イジメにあっていると伝えることでお母さんがショックを受けたり、悲しんだりする姿を見たくない。そんな「親思い」な子ほど、一人で抱え込んでしまいます。

「自分が情けない」という自己嫌悪

イジメられる自分に非があると思い込み、恥ずかしくて言えない。プライドが傷つき、誰にも知られたくないからと心を閉ざしてしまうのです。

「事態が悪化する」という恐怖

親が学校に連絡することで、余計にイジメが大きくエスカレートするのではないか…。そんな不安から、解決より沈黙をとるのです。

不登校の子供

近年のイジメの傾向:見えにくい「SNSトラブル」の深刻さ

今の時代のイジメは、教室の中だけで起きているわけではありません。むしろ、大人の目に見えない「スマホの中」で深刻化しています。

LINEグループからの排除や誹謗中傷

知らないうちに自分だけグループから外されたり、悪口を書かれたりする。家にいても24時間SNSでつながっている恐怖心から、心が休まる時がありません。

「静かなイジメ」による疎外感

大声で怒鳴られるような派手な攻撃ではなく、無視をしたり、ひそひそ話、仲間外れなど悪質です。このように周りからは分かりにくいのが特徴です。 お子さんは「自分が気にしすぎなのかな」と自分を追い詰めてしまいます。

イジメによる不登校から、心のエネルギーを回復させる3段階

不登校は、お子さんが自分を守るための「心の防御策」です。無理に学校へ行かせるのではなく、以下のステップでエネルギーを貯めることが大切です。

【休息期】
まずは安心できる場所でひたすら休みましょう

「学校へ行かなくていい」というお母さんの言葉は、お子さんにとって最大の救いになります。まずは家庭を100%安らげる場所にします。

【蓄積期】
家族以外の「安心できる人」とつながる

少しずつ元気が出てきたら、親以外の、でも学校の先生ではない「第三者」と接点を持つことで、社会への信頼を取り戻していきます。(親戚の子でも、大学生の家庭教師でもかまいません。)

【活動期】
自分のペースで「やりたいこと」を見つける

勉強や趣味など、少しずつ外の世界に目が向き始めます。ここで「自分にもできる!」という自信をつけることが、再スタートへのステップになります。

不登校

家庭教師という「第三者」だからこそ引き出せる本音がある

お母さんとお子さんの「橋渡し」

お子さんから聞いた本音を、お母さんにはお子さんのプライバシーを守りつつ「今、お子さんはこういう状態なんです」と優しくお伝えします。家庭教師が間に入ることで、家庭内の空気を和らげるお手伝いをします。


学校の先生でも親でもない。お兄さん・お姉さんのような立場の大学生の家庭教師は、不登校のお子さんにとって、最も本音を話しやすい存在になることがあります。私たちえーるの家庭教師はみんな、年齢の近い大学生ということもあり、多くの不登校のお子さんが「話しやすい」「接しやすい」と言ってくれます。

「評価されない」安心感

家庭教師の先生は、学校の成績や素行を評価する人ではありません。だからこそ、お子さんは安心して「カッコ悪い自分」もさらけ出すことができます。「先生、ここがわからへん」「これが苦手かも」と弱点をさらけ出してくれます。

勉強は「心を開くツール」のひとつ

机を並べて、好きなゲームの話や最近の流行などを話しながら、一緒にパズルを解くような感覚で勉強を進めます。その自然なやり取りの中で、ふと「実は……」と学校でのイジメのことや、不安を話してくれる瞬間が訪れるケースがあります。

ご家庭の声

中1の冬から部屋に引きこもる時間が増えてきた娘に、理由を聞いても教えてくれず、『別に』『何でもない』と、一切理由を言ってくれません。学校に行かない日が多くなってきたこともあり、えーるさんで女性の先生に来て教えてもらうことにしました。

先生は無理に勉強をするのではなく、好きなアイドルの話をしたり、雑談で和ませてくれました。後で先生から聞いたのですが、SNSのグループで悪口を言われたりしていたそうです。『お母さんを困らせたくないし、言えへんかった』という娘の言葉を聞いて涙が止まりませんでした。

今では先生と一緒に、好きなイラストを楽しみながら少しずつ学習を進めています。先生という『お姉さん』のような存在が、娘にとって外の世界への窓口になってくれていて本当に助かっています。」

吹田市 中2  Mさんのお母さん

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