子供の教育費っていくら必要?

2026年6月5日更新

子どもの教育費っていくら必要

「子どもの教育費が1,000万円以上かかるって本当?」
「公立と私立では、どれくらい学費の差が出るの?」

お子さんの成長とともに、これから先どれくらいのお金が必要になるのか、不安や疑問を抱えているお母さんは多いのではないでしょうか。

実際、えーるへ相談をいただく親御さんからも、進路や学費に関する切実なご質問をたくさんいただきます。

そこでこの記事では、小学校の入学から大学を卒業するまでに必要な教育費のリアルな総額を、文部科学省の最新調査データ(※令和5年度子供の学習費調査、大学等納付金データなど)をもとに分かりやすくまとめました。

さらに、家計の負担を少しでも軽くするための「公的支援制度」や、教育費を無駄にしないための「費用対効果の高い勉強法」についてもご紹介します。

小学校6年間でかかる教育費|公立と私立でどれくらい違う?

小学校に通う6年間のお金は、公立か私立かによって総額に驚くほど大きな開きが出ます。 また、最近の傾向として、学校に支払うお金だけでなく「塾や習い事」といった学校外での出費がどちらの家庭でも大きな割合を占めるようになってきています。

【公立・私立小学校の年間費用チェック】

項目公立小学校
(年間)
私立小学校
(年間)
学校教育費
(授業料や施設費など)
8万
1,753円
105万
4,083円
公立の約8.2倍!
学校給食費3万
8,405円
5万
3,601円
学校外活動費
(塾や習い事など)
21万
6,107円
72万
420円
年間合計33万
6,265円
182万
8,112円
公立の約5.4倍!
6年間の
総額目安
約201万円約1,097万円

※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より

小学校の学費に関する知っておきたいポイント

データを見てみると、公立と私立の小学校では6年間で「約896万円(約900万円近く)」もの差がつくことが分かります。この差のほとんどは、私立小学校の授業料や施設維持費によるものです。

ただ、ここで注目したいのは「学校外活動費(塾や習い事の費用)」の高さです。実は公立に通うお子さんでも、年間21万円以上(月々約1万8000円)が塾や習い事に使われています。

最近は小学校のうちから将来を見据えて習い事を掛け持ちしたり、塾に通わせたりするご家庭が増えており、これが家計の大きな負担になっているのが現状です。

子どもの教育費

中学校3年間にかかる教育費|高校受験を見据えた「塾代」のリアル

「定期テストの点数が下がった」
「授業についていけていないかも」
「そろそろ高校受験の準備しないと…」

このような理由から、塾や家庭教師を検討するご家庭が急増し、それに伴って教育費の負担も本格化します。中学校に入ると、小学校のときよりも授業のスピードがグンと速くなり、内容も一気に難しくなるからです。

【公立・私立中学校の年間費用チェック】

項目公立中学校
(年間)
私立中学校
(年間)
学校教育費
(授業料や施設費など)
15万
747円
112万
8,061円
公立の約7.5倍!
学校給食費3万
5,667円
9,317円
学校外活動費
(塾や習い事など)
35万
6,061円
42万
2,981円
年間合計54万
2,475円
156万
359円
公立の約2.9倍!
3年間の
総額目安
約162万円約468万円

※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より

中学校の学費に関する知っておきたいポイント

公立と私立の中学校では、3年間の総額に「約306万円」の開きがあります。

ここで注目すべきは、公立中学校でも年間54万円以上の教育費がかかっており、そのうちのなんと35万円以上(月額にすると約3万円)が「塾代や家庭教師代などの学校外活動費」にかかっているという事実です。

中学生の成績は、高校受験の合否を大きく左右する「内申点(通知表の評定)」や「高校入試」に直結します。そのため、多くのお子さんがこの時期から塾や家庭教師での対策をスタートさせます。

私立中学はお金がかかるイメージがありますが、実は公立中学に通っていても、塾代や夏期講習・冬期講習などの追加費用が重なり、私立並みに家計の負担が重くのしかかってしまうケースも少なくありません。

子どもの教育費

高校3年間にかかる教育費|公立・私立の差と「大学受験」への支出

高校生になると、いよいよ将来の進路や大学進学に向けた本格的な学習がスタートします。それに伴って、日々の勉強だけでなく「大学受験対策」のための費用が大きく加わり、教育費の総額はさらに膨らみます。

【公立・私立高校の年間費用チェック】

項目公立高等学校 (年間)私立高等学校
(年間)
学校教育費
(授業料、教科書、修学旅行費など)
35万
1,452円
76万
6,490円
学校外活動費
(塾、予備校、模擬試験代など)
24万
6,300円
26万
3,793円
年間合計59万
7,752円
103万
283円
公立の約1.7倍
3年間の
総額目安
約179万円約309万円

※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より

高校の学費に関する知っておきたいポイント

公立高校と私立高校の3年間の総額を比べると、「約130万円」の差があります。

ここで注目したいのが、公立高校と私立高校とで「学校外活動費(塾や予備校の費用)」の差がほとんどなくなっているという点です。 これは公立か私立かに関係なく、多くの高校生が大学進学を目指して、一斉に予備校や塾、家庭教師などをフル活用し始めるためです。

特に「高校3年生」の1年間は、通常の塾代に加えて、夏期・冬期の受験特別講習、全国模擬試験の受験料、さらには大学への願書提出にかかる受験料(出願費用)などが重なります。高校3年間のなかでも、最も教育費の負担が大きくなる学年であることをあらかじめ知っておくことが大切です。

大学進学で必要な「初年度納付金」の最新目安|国公立・私立別のリアル

子どもの教育費の中で、最も高額でまとまった資金が必要になるのが「大学への進学費用」です。 進学する大学が国立か、公立か、あるいは私立のどの学部(文系・理系・医歯系)かによって、1年目に支払う「初年度納付金(入学金+授業料など)」の額は大きく変わります。

【大学初年度の学費・納付金チェック】

国立大学の場合(全学部共通)

  • 入学料 28万2,000円
  • 授業料(年額) 53万5,800円
  • 初年度合計(目安) 81万7,800円

全国一律の標準額として定められており、私立に比べると大幅に学費を抑えられます。

公立大学 の場合(全学部平均)

  • 入学料 37万4,371円
  • 授業料(年額) 53万6,191円
  • 初年度合計(目安) 91万0,562円

授業料は国立とほぼ同等ですが、大学が指定する「地域外(自治体外)」から通う場合は、入学料が少し割高に設定されているケースが多いので注意が必要です。

私立大学 【文系学部】の場合(平均)

  • 入学料 22万3,867円
  • 授業料(年額) 82万7,135円
  • 初年度合計(目安) 119万4,840円

施設設備費などを含む。理系に比べると安価。

私立大学 【理系学部】の場合(平均)

  • 入学料 23万4,756円
  • 授業料(年額) 116万2,738円
  • 初年度合計(目安) 153万450円

実験や実習にかかる費用(実験実習費)が上乗せされるため、文系学部よりも一段と高額になります。

私立大学【医歯系学部】の場合(平均)

  • 入学料 約107万円
  • 授業料(年額) 286万3,713円
  • 初年度合計(目安) 482万1,704円

すべての選択肢の中で群を抜いて高額です。入学金・授業料ともに突出しており、非常に大きな資金が必要となります。

【学費とは別にかかる】見落としがちな一人暮らしの生活費

大学進学を考える際、パンフレットに載っている学費だけで予算を組んでいると、あとから慌ててしまうのが「毎月の生活費」です。

進学する大学が自宅から遠く、お子さんがマンションなどで一人暮らしを始めることになった場合、家賃、食費、光熱費、通信費、交際費などが毎月のしかかってきます。

これらを合わせると、仕送りや生活費だけで「年間約100万円」ほどかかってしまうケースもめずらしくありません。

大学のまとまった学費に、この仕送り費用(生活費)が加算されると、家計へのインパクトは非常に大きくなります。「学費+生活費」のトータルで進路をシミュレーションしておくことがポイントです。

(参考資料:文部科学省「子供の学習費調査」、「私立大学等の入学者に係る学生納付金等調査結果について」)

家計を助ける!知っておきたい教育費の公的支援制度

ここまで見てきたように、お子さんの進学には大きなお金がかかります。「今の収入でやりくりできるかな…」と不安を感じているご家庭も多いと思いますが、国や自治体には教育費の負担を軽くするための公的な救済制度が用意されています。

これらの支援を活用することと同時に、せっかく支払う教育費を絶対に無駄にしないよう、お子さんが「費用対効果の高い効率的な勉強法」を身につけることも同じくらい重要です。

まずは、どのようなサポートを受けられるのか、対象となる主要な4つの公的支援制度をチェックしてみましょう。

【絶対にチェックしておきたいつの公的支援】

  1. 就学援助制度

対象となる方

公立の小・中学校に通うお子さんがいて、経済的にお困りのご家庭。

サポート内容

毎日の義務教育でかかる学用品費、学校給食費、修学旅行費、通学費などの一部を自治体が援助してくれます。お住まいの市区町村の教育委員会や学校が窓口となります。

  1. 児童手当

対象となる方

0歳から高校生まで(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)のお子さんを育てている保護者の方。

サポート内容

子育て世帯の生活安定と子どもの健やかな成長のための経済的支援です。高校卒業まで支給が継続されるため、将来の教育費に向けた貴重な積立資金としても活用できます。

  1. 高等学校等就学支援金制度

対象となる方

国公立・私立高校に通う生徒がいるご家庭。(※世帯所得による制限があります)

サポート内容

国が高校の授業料を代わりに支払ってくれる制度です。公立高校は実質無償化となり、負担の大きい私立高校に通う場合でも、授業料の負担が大幅に軽減されます。

  1. 高等教育の修学支援新制度

対象となる方

大学・短期大学・高等専門学校・専門学校へ進学する、住民税非課税世帯やそれに準ずる世帯の学生。

サポート内容

「しっかり学びたい」という意欲を持つお子さんを支える制度です。入学金や授業料の免除・減額が受けられるだけでなく、返す必要のない「給付型奨学金」が毎月支給されます。

せっかくの学費を無駄にしない!教育費の「費用対効果」を高める学習法

「高い月謝を払って塾に行かせているのに、全然成果が出ない…」
「家庭教師をつけているのに、全然成績が上がらない」

私たちえーるには、親御さんからこのような切実なお悩みがたくさん寄せられます。 家計をやりくりして、決して安くはない教育費を投資しているからこそ、肝心の成果が出なければ「大切なお金が無駄になってしまう」と焦る気持ちになってしまいますよね。

せっかくのお金を無駄にしないために、何よりも大切なのは「お子さんにぴったりの正しい勉強のやり方」を1日でも早く身につけてあげることです。費用対効果を最大に高めるための3つのポイントをお話しします。

① 中学校で置いていかれないための「予習・復習」

中学校の定期テストの問題は、基本的に毎日習っている「教科書の内容」からしか出題されません。 小学校の授業とは違って、中学校では先生が予習や復習の時間を取ってくれないため、自分で家での学習を進めないと授業についていけなくなります。まずは教科書をベースにした、毎日の正しい予習・復習のやり方を覚えることが先決です。

② 成績が伸びる鍵は「家庭学習の習慣づけ」

塾に通っているのに成績が伸びない原因で、最も多いのが「塾の授業を受けたその場限りになり、お家では全く勉強していない」というケースです。これはどれだけ優秀な家庭教師をつけても同じです。 週に数時間の授業よりも、それ以外の日にどれだけ机に向かえるか。まずは「1日15分からでも毎日家で勉強する習慣」をつけることが最優先です。

③ 塾代を無駄にしないための「土台(基礎)の確立」

どんなに評判が良くて熱心な塾に通っていても、お子さん自身の「基礎(前の学年の内容など)」があやふやな状態だったらどうでしょうか。 塾のスピードについていけず、座っているだけの時間になってしまい、せっかくの塾代も無駄になってしまいます。もし「どこが分からないのか分からない」「基礎からじっくり、自分のペースで教えてほしい」という状態であれば、大勢の集団塾よりも、1対1の個別指導塾か、家庭教師のほうが費用対効果は高くなります。

ご家庭の声

娘は中学1年生のとき、周りの友達が行っているからという理由で大手の集団塾に通っていました。ですが、毎月の月謝以外にも、春夏秋冬の特別講習代、テスト代、教材費など、後から後から追加の費用がいろいろとかかり、経済的にかなりの負担になっていました。それだけお金をかけているのに、大人数の中で質問ができない娘はどんどん授業についていけなくなり、家では全く机に向かわない状態になっていました。成績が下がってきたタイミングで『このまま高いお金を払い続けるのはもったいない』とキッパリ塾をやめて、えーるさんに家庭教師をお願いすることにしました。

えーるさんは最初の説明通り授業料が明瞭で、毎月の家計のやりくりやがすごく立てやすくなりホッとしました。

紹介してくださった大学生の先生も、とても親しみやすい女性の先生で、娘の『わからない』にトコトン付き合ってくれて、中1の最初の基礎からゆっくり丁寧に教えてくれました。先生が『1日15分の予習と復習のやり方』を優しく教えてくれたおかげで、あんなに家で勉強しなかった娘が、毎日ノートを開くようになったのには本当に驚きです!先日の定期テストでは、苦手だった数学と英語の点数がどちらもアップし、娘は『私もやればできるんや!』と大喜びしていました。何より娘に自信をつけさせてくれた先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いします。

中学2年生 Aさんのお母さんより

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